猫のミルクいつまでなのか、飲ませ方や量について。
と、その前に・・・
昼寝していたら、顔をぺろっとなめられました。
疲れてるから、もうちょっと寝かしてよ。
二度寝しようとして、ハッと我に返りました。
「遅刻!」
危うく叱られるところでした。
その子がまだ小さい頃。
同じ様に寝起きが悪い私は、時間がないとき猫ちゃん自分で飲んでくれれば。。。
いつまで子猫にミルクを与えれば良いのかな。そんな素朴な疑問をまとめてみました。
卒乳はいつ?
始めて猫ちゃんを飼うときは、大抵、少し大きくなった子をペットショップで買うと思うのですが、小さい子はかわいいけれど、育て方がわからないです。
ミルクは、だいたいの目安は『歯が生えてきたら卒乳』だと覚えておくと良いですよ。もちろん個体差はあるけど、まあそれくらいです。
ミルクの飲ませ方
産まれてから2~3週間前後までは、専用のものを使います。
- 子猫用(専用)の哺乳瓶
- 子猫専用の粉ミルク
なかには大人なの成猫ようのミルクを与えてしまう方もいますが、必ず子猫専用の粉ミルクにしましょう。その理由は大人ようのミルクと、赤ちゃん用のミルクでは成分が異なります。
子猫用は成分、カロリーが高いです。発育盛りなのですが、あまりたくさん一度には飲めないので、栄養たっぷりな子猫の専用粉ミルクでないと、栄養失調になる恐れがあります。
一方、大人の猫に子猫用を飲ませると、カロリーオーバーでメタボ猫になって病気のリスクが高まります。
そのような訳で、子猫には子猫専用の粉ミルクを使ってください。
自力で飲むようになるのはいつ?
子猫ちゃんの個体差があるのですが、だいたい目安は3週間を過ぎた頃から。
早い子は2週間くらいからですが、遅い子だと4週目に入ってから。
分からないときは、浅めのお皿にミルクを入れて自分で飲むかどうか試してください。自分で飲めそうなら、それ以降は、お皿で飲ませても大丈夫です。
ミルクの量
これ、ホントに分からないですよ。猫ちゃんの種類や、産まれたときの大きさなどによって、与える量が変わるから。
でも大体の目安が、粉ミルクのパッケージに記載されているので助かります。というのも、粉ミルクの成分が、メーカーによっても微妙に異なるので、与える量の目安が書かれいています。
森乳 ワンラック キャットミルク 270g 哺乳期・養育期の子猫用ミルク
生後2週間 標準体重230gで1回3g 1日4~5回が目安。
ミオ 子猫のミルク 250g 授乳期・養育期の子猫用ミルク
生後2週間 240gで1回1.6g 6回
各メーカーの注意点
森永のワンラックとミオのミルクでは1日当たり与える量と、回数が異なりますね。他のメーカーでも標準体重の目安などが異なるので、それぞれのメーカーに合わせて与えてくださいね。
ミルクの種類
ここでいう種類はメーカーではなく、粉と液体のタイプのことです。
人間の赤ちゃんの場合、母乳の代用に粉ミルクが一般的。でも子猫の場合は粉以外にも液体もあります。
人間のあかちゃんと違って、1日に飲む量が少ないので液体での販売も可能なわけですね。作らなくて良いので哺乳瓶の煮沸などもしなくていいので、忙しい方には便利な液体のミルク。
ただし液体の場合は、一般的に液体は使い切りタイプ。牛乳のようなタイプではありません。236mlなどの缶タイプ。手軽な反面、開封後は冷蔵庫で大抵3日くらいの保存まで。
1本600円前後。
粉は長期間、保存できますし、輸送コストが液体よりもかからないので価格も安いです。
粉ミルクは、250g~300gでだいたい1500円。
注意点
ミルクを飲ませる場合は、うつぶせで飲ませましょう。仰向けでは、ミルクがのどにつかえてしまったり、肺に入る危険があります。
ママ猫のおっぱいを飲む時、うつぶせの状態で飲むのは、そういった理由だから。その他のほ乳類も与える場合は、より自然な状態が間違いがないです。
人間の赤ちゃんと同じで、哺乳瓶も煮沸して殺菌すると完璧。
ミルクの代用に牛乳はダメ
「あら、買い置きがなくなった。」
でも猫ちゃんに牛乳を与えてはダメです。牛乳は猫ちゃんが飲むと、消化不良を起こしてしまうことがあるから。
人間も牛乳を飲むと下してしまう体に合わない人もいます。母乳ではないので拒否反応をおこしています。同種の母乳以外に飲むのは人間くらいです。他のほ乳類は、同種の乳しか飲みません。
ミルクを飲まない
困ったことに、思ったようにミルクを飲んでくれません。
1日5回与えないといけないのに、4回しか飲んでくれない。こんなケースはしょっちゅうあります。場合によっては3回の時も。元気があるのに飲まない場合は、便秘かもしれませんね。
少し多めにミルクを与えてみるなどして様子をみましょう。体調が悪そうなら獣医さんに診せるなどしてください。ただし医療費がけっこうかかるかも。
便秘や下痢になりました
まずはミルクが体に合っていないかも。メーカーを変えて様子をみましょう。
与える分量や水に入れる配合が間違っていないか、もう一度、パッケージを確認してください。猫ちゃんが苦しがっている場合は、すぐに動物病院で診てもらいましょう。
まとめ
子猫に与えるミルク。
雄雌によっても多少は変わりますが、あまり難しく考えずに子猫ちゃんの体重や、元気かどうかをみて量を調整しましょう。ある程度は、子猫ちゃん自身が飲みたくなければ、飲まないので無理して飲ませなくても大丈夫。
特に与えすぎて、巨大化した猫ちゃんは寿命が短くなるリスクがあるので、注意してくださいね。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。