おはぎ(ぼたもち)は、もちもちして適度な甘味があって美味しいので、自分で作ったりおやつに買ってきたりします。(砂糖を一切使わないレシピ付)
でも最近、お腹のでっぱりが気になってきて、少し控えるようにしていました。そこでなんとかカロリーを抑えて、美味しいおはぎを作れないか考えてみました。
おはぎ(ぼたもち)の基本レシピ
まずは、基本のレシピをいくつか紹介します。(水は省いています。)
※地方や各家庭によって比率などは異なります。
小豆、砂糖が1:1の同量で、一般的な『おはぎの甘さ』になります。
材料 | 分量 |
もち米 | 360g(2合) |
白米 | 90g(0.5合) |
小豆 | 300g |
お砂糖 | 250~300g |
食塩 | 小さじ1 |
市販の砂糖入りあんこを使う
ただし、市販のあんこは砂糖の量が異なるので甘さを調整するのが難しい。
材料 | 分量 |
もち米 | 360g(2合) |
白米 | 90g(0.5合) |
小豆 | 300g |
お砂糖 | 商品によって異なる |
食塩 | 小さじ1 |
砂糖控えめなレシピ
もち米と白米の分量も異なります。
材料 | 分量 |
もち米 | 360g(2合) |
白米 | 180g(1合) |
小豆 | 300g |
お砂糖 | 100g |
食塩 | ひとつまみ |
もち米2:白米1の比率でおはぎを作る地域もあります。
材料 | 分量 |
もち米 | 360g(2合) |
白米 | 180g(1合) |
小豆 | 300g |
お砂糖 | 100g |
食塩 | ひとつまみ |
このほか、もち米1:白米1の割合のレシピもあります。
また赤飯を使ったおはぎなど、各家庭で工夫を凝らされています。型にはまったおはぎではなく、味にアクセントを付ける意味で、ご飯に様々な豆を入れるものもありますが、これなどはすでにおはぎではなく、別のお料理のような気もします。
ちなみにうちでは、もち米7:白米3や、1:1で作る場合もあるので、もちもち感を楽しみたければ、もち米を多めに入れても良いじゃないでしょうか。
100%もち米レシピ
材料 | 分量 |
もち米 | 540g(3合) |
白米 | 0 |
小豆 | 300g |
お砂糖 | 100g |
食塩 | ひとつまみ |
基本のレシピと最初のお伝えしましたが、たくさんのレシピがあるのでどれが基本形とは言えませんね。料理人の中では決まり事があるかもしれませんが、ご家庭で作られる場合は、いろいろ試してみても楽しいのではないでしょうか。
低カロリーレシピ
お砂糖は一切使いません。
お砂糖を使わないレシピ
材料 | 分量 |
もち米 | 360g(2合) |
白米 | 180g(1合) |
あずき | 300g (つぶあん) |
砂糖の代用 | 甘味料 |
食塩 | ひとつまみ |
おはぎの作り方
- あらかじめ白米ともち米を炊飯します。米は1時間くらい水に浸す。
- あんこを作ります。【あずきは、ザルで洗います。】
- 鍋に小豆を入れて中火で煮て、沸騰したら一旦、お湯を捨てて再び煮ます。これを2度繰り返します。(水は沸騰しても小豆が十分に隠れる量)
- あずきを鍋に入れて、甘味料を加え中火で加熱。
- 粒あんの硬さがお好みになったら完成。
- 『白米+もち米』をお好みの大きさに丸めて(おにぎりのように多少塩を付けてもOK)、あんこをお好みの厚さにして覆います。
- これでおはぎの完成
ダイエットには粒あん
小豆はこしあんではなく、粒あん(つぶあん)がおすすめ。というのもこしあんは豆の皮を除去されているので、血糖値の上昇を抑える食物繊維が少ないので、ダイエットにはマイナスポイント。
粒あんの場合は、皮が取り除かれず食物繊維が摂取できるので、急な血糖値の上昇を抑えるのでダイエット向き。
そこで砂糖の代わりに甘味料を使います。シュガーカットゼロ顆粒やラカントなど楽天市場で、たくさんの甘味料が見られます。お好みで選んで下さい。※クセがないエリスリトールなどの甘味料がおすすめ。
カロリーゼロ、糖類ゼロのダイエット甘味料としてダイエットだけではなく、糖尿病の予防に使われる方も増えています。
|
おはぎ1個辺りのカロリー
一般的な100gサイズで200kcal。先ほどのレシピを見ていただきましたが、砂糖の分量でカロリーは大きく変わるのであくまでも目安。
カロリーを抑えると、甘くないおはぎになるので、全く砂糖を入れなければ、あずきおにぎりになってしまうので、あまり美味しくありません。塩味でも効かせれば良いかも知れませんが・・・。
甘味料を使うと砂糖のカロリーがカットできます。
『おはぎ』と『ぼたもちの違い』とは?
おはぎは白米と餅米が半々で、ぼたもちは餅米で作った物・・・という方もいますが同じものです。
呼び方が地方によってことなっていたり、季節や材料の違いなどで若干異なりますが、基本的には同じものだと考えればOK。
ただし住んでいる場所によっては、レシピが異なることもあるので、結婚して旦那さんの実家に一緒に住む場合などは、
「彩花さん、ぼたもち、作って下さる?」
「はい。分かりました。」
なんてことで作ったら、
「何なのこれ?、私が頼んだのはぼたもち、これっておはぎじゃないの! ムカッ!!」なんて義母に嫌みを言われないように、あらかじめ確認した方が安心。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。