先日、セリアでSMD電球でペンダントライトいうネーミングの、ちょっと変わったLEDライトを見つけました。
- 1SMD(LED1個)
- 連続点灯時間:約17時間(カタログ上)
- 単四乾電池:3本使用
パッケージをパッとみた感じ、キッチンの天井からぶら下げて使う100VのLEDライトかと思って手に取ったら、まさかの乾電池でした。
良く見たら箱にも単4×3の記載がありました。
早速、家に帰って点灯させてみると・・・
SMD電球 ペンダントライトのレビュー
セリアのSMD電球ペンダントライトは、点灯させると、なんだかちょっと暗い。
「うん、ちょっと待って! それって、まぶしくないので目にやさしいのでは?」
「確かに!」
そこで用途を考えてみたら、 キャンプ、テントや車中泊にぴったり。
作業用としては光度が足りないので向いていませんが、ほっと一息ついて休む前の灯りとしては最適でしょう。
見てもらうとわかりますが、床に近づければ、ほどほどに明るい。
私だったら、空間が狭い車中泊で天井からつり下げて使います。
実際に使いました。良い感じでしたよ。車の天井からつり下げて使っています。テントなどでも使いやすいでしょう。
首からかけるのは、意外とかさばる。← そういう用途ではない!・・・けど、夜に歩くとき車へのアピールにはなりそうですが、ちょっと違和感があるかも。
色は暖色系。私はLEDは白色(ホワイト)の光の方が、明るくて好き。
何となく赤っぽい色は、眠くなってしまうんですよ。囲炉裏や暖炉、キャンプのときの炎は好きですが。
ということで、寝る前や休憩してホッと一息つく用途なら、明るさとしてはちょうど良いと思います。
ペンダントライトの分解
中身が気になるので、早速、セリアのSMD電球 ペンダントライトを分解してみることに!
乾電池と一体型なので、ケーブルなど邪魔にならないのも良い。
USBケーブルで接続できるタイプと違って、本体だけで点灯できるのでシンプル。
ただしUSBタイプならスマホの大容量バッテリーも使えるので、何日も使えますがこのタイプは夜中、つけっぱなしにすればカタログ上は17時間で電池がなくなります。
まあでも、17時間も点灯できればキャンプなんかには十分ですよね。
スイッチは、ヒモを引っ張ると電気がつく仕掛けになっています。ちなみに本体を手で持ちながら、ヒモを引っ張らないと使いにくいですよ。
構造は簡単で、ヒモを引っ張ると樹脂のパイプも引っ張られ、スイッチを押す仕組み。これを見て、びっくりしました。こんな簡単な方法があったのかと。
う~ん。真似させてもらいます。
LED(SMD)は小さめのが1つ。
拡大写真がこちら。
抵抗は読みづらいですが、8.2Ω。
改造を検討してみた
そのまま使ってもいいけど、改造したり部品取りしても楽しい。
改造案としては、こんな感じ。
- LEDを明るいものと交換する。(パワーLEDなど)
- USB接続にして、スマホのバッテリーが使えるようにする。
- 乾電池を2本で使えるようにして、定電流回路を組み込む。
まあ、どれも楽しいけど、結論としては、今回は無改造でそのまま使うことにします。
理由は簡単で、このままで色あいも気にいっているし、私の使い方から考えて特に不満もないから。
実際に単四乾電池で電流を実測すると、
- アルカリ乾電池で107mA
- マンガン乾電池 70mA
試しに単三乾電池 3本で測定したら、140mA流れました。
※測定誤差があるので参考値程度にて。
おそらく気温が25度程度の時なら、十数時間程度は点灯時間があるのではないかと思います。さすがに真冬の屋外は厳しいですが。
計算が合わないのですが、あちこちの抵抗などもあり、個体差もあるので参考程度に考えてください。
他の方が電源などで測定されているかもわかりませんが、私は実際の使用を考えて100均の乾電池を測定しました。
あまり明るくないので、制限抵抗を追加では入れません。
もしかしたら、普通のLEDと交換・改造した方が明るいのかも。それはないか。パワーLEDと交換するのも面白そうですが、何せ単四の乾電池なので消費電力を増やすと、点灯時間が短くなるのでやりません。
あと、定電流回路も今回は組み込む予定はなし。単三だったら、やってみたのですが。
車中泊で使った
先ほどもちょっと書いたのですが、車中泊で使っています。
私の場合は車内で寝床を作る時、起きるときに点灯させました。その程度の時間であれば、電池はかなり持ちます。半年とか、保ちそう。
色は暖色系なので、気分も落ち着きます。あまり明るすぎないので、目にもやさしく徐々に眠くなります(笑)
車中泊で1人なら、釣り下げを低くすれば、手元もほどほど明るくなります。この辺りは、ヒモで調整するだけなので難しくはありません。
注意点は、電気を入・切するときに本体を持ってヒモを引っ張る必要があります。慣れれば、どうということはありませんが、最初はちょっとめんどくさいかも。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。