ふにゃふにゃ大根、捨てないで!
大根をスーパーで買ってきたけど、葉っぱがしなびて、冷蔵庫でさわるとふにゃふにゃ。そんなことは良くある話。
捨てるのもなんだかもったいない。それに切り干し大根なんて、しなびた大根の王様。そこでなんとか復活できないか試してみました。
結果を先にお伝えすると、シャキシャキ、大成功!
ふにゃふにゃしなびた大根も葉っぱも復活
やったことは簡単。
しなびた大根が復活途中
たぶんダメだろうと思いながら、ボウルに水を入れてそこに大根を入れて数時間ほど放置していら、ふにゃふにゃだった大根が固くなりました。
しかし丸のままの大根のためか、もう一歩シャキッとしません。水分が外周からしか浸透しないので、時間がかかるのでしょう。
それなら水分を吸収する面を広くすれば、浸透が早くなるはず。どうせ食べるときは切るから、包丁で輪切りにして、再度入れてみて様子を見ることに。
葉っぱは、大根から切ってそのまま水に漬けてください。葉っぱからも水を吸うので、元に戻る可能性があります。
大成功!
シャキシャキの大根が復活しました。
復活した大根
上の画像ではわかりにくいですが、水に漬けておいたら、しわしわだった大根が完全に復活!
輪切りの方が数倍早く復活します。大根下ろしとしてすり下ろせるくらいになっていました!
ちなみに気になって、1~2時間くらいの間隔で見ていたので、その都度、綺麗なお水と入れ替えました。夏場は冷蔵庫の中に入れておくと良いかもしれません。
葉が完全に復活したくても、ゴマ油でいためて、鶏ガラスープで味付けすれOK。温かいごはんの上にのせれば、ごはんの友が完成です!
煮物レシピの必須アイテム
調理法によっては、しわしわの大根が良いこともあります。
例えばおでんは最高~
水で復活させなくても、そのままおでんに入れたら、ダシを吸って美味しくなる。
ポイントは加熱せずにダシを吸わせること。ここ大事。しなびた大根が、水を吸収しようと頑張って細胞内に蓄えるので復活します。
大根の保存術!しなびさせない方法とは?
できることなら、大根はしなびさせない方が良いですね。
最近は、葉っぱのついた大根が売られていますが、そのまま葉を漬けていると、大根の水分を葉っぱが吸い上げて早くしなびてしまうので、家に帰ったら、すぐに葉っぱを切り離してください。
葉っぱはゆでるか、細かく刻んで油炒めにすると美味しいです♪
少しでも大根が、直接空気に触れる部分があると、そこからどんどん乾燥するので、すき間ができないように注意しましょう。
寒い季節のプランター栽培
秋から桜が咲く頃までなら、プランターに葉っぱを切った大根を、土に2/3ほど斜めに寝かせて植えておくと、しばらく保存がききます。
ニンジンなど根菜類は、土に埋めると水分を吸って鮮度を保ってくれるので、プランターを設置できるなら試してみてください。
夏場は腐りやすいので、冷蔵庫の保管が良いでしょう。
水耕栽培を楽しむ
大根の葉っぱを少しだけ残して、水に漬けておくと葉っぱが伸びて食べられます。観賞用に飾るのもありですね。
生育したのですが、どこまで大きくなるか様子を見ることに。かなり大きくなってきました。容器はコップです。
予想以上に伸びすぎました。
葉っぱは室内で育てているためか、比較的やわらかいので、葉だけをつまんだら食べられそうですが、今回は観賞用にしました。肥料は必要ありません。1日1回、お水を交換するだけでOK。
もし切り口が傷んできたら切るか、タワシでこすってみてください。
綺麗な大根の花が咲きました。可愛いお花ですね。アブラナ科なので、菜花にそっくりな形の色違いという感じですね。
しなびた大根の復活から、水耕栽培まで楽しんでみました。
花を咲かせるなら大根を多めに切る。栄養が足りないと、花が咲かずに黄色く枯れます。
まとめ:シワシワ大根と葉っぱを復活させる方法
ふにゃふにゃのなびた大根を復活させる方法を試したら、お花も楽しめました。
輪切りにして水に浸けるだけ、ちょっとした工夫で復活できたので、ムダにならずに良かった。
こんな感じでやり始めると、水耕栽培もやりたくなるんですよね。ということで、窓際にミニトマトが鈴なりにしちゃいました。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。