愛犬の入院。愛犬が急変したとき家を出る前に、動物病院にすぐに電話を入れました。
「どんな症状ですか?」「いつからですか?」「どれくらいの時間ですか?」「・・・・」
急いでいるのに、愛犬の様子を細かく質問されて焦りました。気が動転していたので、質問の意図まで考える余裕がありませんでした。
でもその理由は、病院に着いたらすぐに分かりました。
動物病院の駐車場に着くと、すぐに先生が車の中にいる愛犬のところまで来てくれ、そのままストレッチャーで、診察室まで連れていってくれました。
愛犬の入院の心配と依存症
診察室で体の硬直と痙攣で、呼吸困難になっていた愛犬に、注射をしてもらったら少しだけ落ち着いたように見えました。
しかし先生に抱かれ、ぐったりした愛犬はショックですが、そのまま緊急入院することになりました。
やっぱり、そんなに悪いんだ。
入院後の治療の選択肢
こんな状態で高年齢(老犬)ということもあって、検査や手術など何もすることはできない状態でした。
注射などの薬で、今より少し良い方向にという、最低限の治療以外は考えられないのが現状でした。
元気に回復するのは難しいということでしたので、いつまで入院かもわからない無期限入院に、不安な気持ちだけが残りました。
でも、この子が寝たきりで介護が必要になっても、生きていてくれるだけでいい。隣にいてくれるだけでいい。その気持ちが強いので、介護する覚悟だけは揺るぐことはありませんでした。
愛犬の入院でわかった愛犬依存症
私はずっと愛犬にベッタリで、この子なしでは生きていけないくらいのでしたが、私が愛犬依存症だと自覚したのは愛犬が入院したとき。
いま思い返せば・・・
今までも、友達と一泊2日の短期間の旅行で家を出て、わずか30分も経ってないのに愛犬が心配になり、母に電話して様子を聞いたり、写真をメールで送ってもらったり。
旅行中、何度も何度も電話で聞く私に、「それなら旅行に行かなきゃ良いのに」って心に中で思っている感じが想像でき、さすがに母も友達もあきれているのが分かりました。
身内の葬式で家族全員が家を空ける時は、愛犬を一人になんかしたくなかったので、親友に鍵を預けて家に泊まってもらい、愛犬の食事や散歩をお願いしたことも。
「ほんとゴメン」。愛犬依存症です。
元気いっぱいの愛犬をお留守番させる時でも、そんな感じなのだから病気で入院する愛犬と離れ離れで、自宅で一夜を明かすなんてとても無理。
入院なんて初めてのことだったので、そのまま動物病院の駐車場に車を置き、寝泊りしようと考えたほどでした。
いつ何どき最悪の事態になっても、一瞬で愛犬のところに駆け付けたかったからです。しかしさすがに、それは思いとどまり帰宅したのですが・・・
動物病院の面会時間中に、愛犬の死に目に立ちあえたということは・・・
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。