私の愛犬は、病院で診てもらうことすら間に合いませんでした。
でも親友のワンちゃんだけは、なんとか間にあって欲しいと思いました。>>犬が倒れた!痙攣と小刻みに激しい息。頭が真っ白に。【体験談】
そのときの私や友人が感じた、想いを、ペットのための良い動物病院の選び方としてまとめました。
もし病気になった家族のようなペットが、病気になったときの参考になれば幸いです。
ここからは彼女が感じたことを中心に、できるだけ当時のことをそのまま綴りました。
ペットのための良い動物病院の選び方
ペットのためには、出来るだけ大きく設備の整った動物病院を選んでください。
私が通っている動物病院は、とにかく広くて大きいです。
どれくらい大きいかというと、人間が通う大学病院のようなイメージをしてもらえば分かると思います。
私のわんちゃんが通っていた病院は、街の獣医さんがいるような病院と規模が違います。
正面の自動ドアを進むと、右手に受付があります。受付は機械で行います。
診察券を入れ、パネルで診察か、お薬か、それとも面会なのかをタッチして選択できるようになっています。かなりハイテク!?って思いました。
次に順番のカードがでてきて、左右や奥にモニターが設置されていて、そこで呼ばれる順番が表示されます。
市民病院などでも同じようなシステムが導入されていますが、まさか動物病院でこのレベルには驚きです。
受付に3人、会計に2人、病院内の案内やパネル操作の説明をする方が2人。
先生が20人以上も!
どんだけ大きいのって、びっくり。
しかも、いつも同じ先生にペットを診察してもらいたいって人は、指名もできたりします。これはすごいと思うのですが。
正面にある受付から、右手側(猫・その他)と左手側(犬)にVの字には、診察室が各10室ほどあり、診察室の前は広々とした待合室になっているので、相当の規模の大きな動物病院です。
また駐車場は、100台以上の車が止められるようになっています。ペット用品のお店や、ドリンクのみのカフェ、入院施設も敷地内にあります。
これだけ見てると、普通の病院施設しか見えません。それだけペットに対する重要性が増しているんだと思います。
動物病院の面会時間
私が通っていた動物病院は、入院中の面会時間は、13:30~18:30まで。この時間がつらい、もう少し遅くまでやって欲しいと思いました。
それと1つ大きな不満があります。
これは大きな規模だからかもしれませんが、入院中のワンちゃん、ネコちゃんに会いにくる飼い主さんが集中することがあります。
そこで待ち時間を少なくするために、お見舞い時間は約15分程度と、たいへん短くなっています。
その理由としては、ペットを家族と考えている人達のために、ICU入院しているペットや他の入院中の子たちの事を考えて、時間制限が短くなっているのだと思いますので、仕方のないことだとは理解しています。
でも正直、入院した日は心配で眠れなかった私にとって、わかってはいるけど15分の面会は短すぎる。愛犬が苦しんでいるのに、一緒にそばにいられるのが、わずか15分だなんて・・・
入院の翌日は、すぐ会いたくて面会時間の13時30分には、病院で受付を終えてすぐ愛犬のもとへ行けるようにしました。
初日は幸いにも、面会に来ている家族の方がほとんどい無かったので、「15分を少し過ぎても大丈夫ですよ!」と先生がおっしゃって下さったので、ちょっとだけ面会時間が延びました。良かった。
病院の設備を確認しておくと
ちょっと具合が悪くなったときこそ、動物病院で受診させて病院の設備を確認しておくと良いですよ。
その点、病院が大きいと設備もしっかりしているので安心。
レントゲンやエコーはもちろん、簡単な血液検査なら、少し(30分くらかな)時間待つだけで結果も出してくれます。
この動物病院は自宅から1時間ほど離れたところですが、私がこの動物病院を選んだのは、会社の4~5人の方からすごく良いと聞いていたからです。
口コミ、評判って大事ですからね。
愛犬が嫌がる病院に困った
以前は、何かあった時にすぐに行ける、すぐ近くの動物病院に連れていこうとしたのですが、どうしても嫌がりました。
病院の入り口付近で、ふせ状態でぜんぜん動かない。リードを強く引いても、1歩も病院の中に入ろうとしない愛犬には困りました。
なんとか中に入っても、いつもで隙があれば待合室も逃げ出す気で、診察室ではブルブル震えていました。怖かったんでしょう。気持ちは分かる。
それだけじゃなく厳しい先生で、嫌がって動く愛犬を「ちゃんと押さえてください」とぴしゃりと怒鳴られたことも。
そんなに強く言わなくても・・・あれじゃ愛犬だけじゃなく私も怖くて、結局、それを気に行くのをやめました。ほんと、ワンちゃんじゃなくても怖かった。
それとは対象的に、大きな動物病院の先生たちは、とても愛犬に対して優しくしてくださいます。私たち飼い主の気持ちも、良くわかってくれる素敵な先生がたでした。
あ、そうそう。どれだけ人気の動物病院か分かるエピソードがあります。
狂犬病の注射や予防接種の時期は、めちゃくちゃ混み合ってて、順番の番号札が102か103番の時がありました。みんながその病院を選ぶ理由も分かりました。
入院で分かった 愛犬の入院で心配!これって過保護でしょうか?私の愛犬依存症
追記『愛犬との別れの日は突然やってきた・・・』
最新設備と素敵な先生たちがいても、愛犬の寿命を延ばすことができないこともあります。
先生は一生懸命、治療をしてくださいましたが、入院してからまもなく、ちょうど面会にいった15~20分の間に、愛犬が目の前で急変。この世を去りました。
ほんとうにあっと言う間の出来事で、しばらく何が起こっているのか理解できませんでした。
不思議とドラマの悲しいワンシーンを見ているようで、現実のことだと思えませんでした。
そしてしばらく立ち尽くしているのを後で分かりました。
いまはこのように冷静に思い返せるようになりましたが、あのときは頭の中が真っ白な状態でした。
いま思うと、ワンちゃんは、私が面会に来るのを、きっと待っていてくれたんだと思います。私のうちに来てくれてありがとう。。。。
ペット保険って入った方がいいの?そういう話じゃなかったうちの愛犬。
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。