我が家は、これまで何度も引っ越しをしてきたのですが、ほとんど自力で運んでいました。
引っ越し回数が増えるほど、運ぶ荷物が減って楽になっていくのですが、初めての引っ越しの人は、かなり覚悟をした方がいいですよ。
もしも節約のために、自力で運ぶなら後悔するかもしれません。
引っ越し節約で自力を選んだ友人の話
私の友達が先日、引越を節約しとうとして、業者に依頼しないで「自力で運ぶ」方法を選びました。私もお手伝いしたので、その時のことをまとめました。
幸い男の兄弟や両親も健康で、おやじさんも力には自信がある方だったので、人手は5人いるので何とかなりそうでした。
人件費は自分たちなので、あとは運ぶ車と運送費用を抑えれば、節約になります。
運んで分かった問題点
ちょうど、知り合いにトヨタレンタカーに勤務している人がいたので、トラックの手配はやってもらえたのは楽でした。値引きも、限界に近い感じてやってもらえたのもラッキー。
積載量2トンの車を借りると、12時間まで13000~14000円くらいが相場。これだけ見ると安いかも。
運ぶ荷物で一番、重かったリストがこちら。
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 食器棚
冷蔵庫は大きめだったので、見た目通りかなり重い。気を付けないと腰をやられます。ベッドも面倒でした。
出すときに困った
洗濯機も全自動で重いですが、人が多いので何とかなります。だた搬出するときに、ドアの間が狭くて持ちづらく、ちょっと苦労しました。
かなり重いので足に落としたら確実に骨折します。今回、安全を考えて重い荷物を運ぶ男性陣は、980円の安全靴を履いて運びました。
さすがにそれくらしないと、素人なので危ないですよね。安全靴は、私が履かないと危ないって言って、引っ越し祝いの代わり?にプレゼントしました。
トラック1台で1回では運べないので、遠いとかなり大変。大型のトラックじゃないので、遠方だとガソリン代や高速代なども頭に入れないと、予想外にかかります。
幸い、引っ越しは近くだったので、それほど移動時間もかからず良かったですが、遠方だと気が遠くなります。
肉体的に疲れるけど、精神面の方がもっと疲れる
男性も力仕事をしていない方は、翌日は筋肉痛は覚悟した方が良いです。
それとお金をかけない分、食器棚など運ぶときにきづが付かないように、丁寧に梱包するのが大変。
食器(お皿)も割れないように、細かい物の梱包は面倒でした。数が多すぎるので、本当は思い切って使っていないものは捨てる選択肢も。
友達が一番大変だったのは、仕事が終わってから引っ越し用に分類するのが大変のようでした。
とは言っても平日は、なかなか片付けが出来ないので、休みの日に家族で一気に引越準備。これが肉体的にも、精神的にも疲れてヘトヘト。これ、分かる。
自分たちで引っ越しすると、上手にやればお金は節約できますが、引っ越し前から疲れて嫌になります。
お金と時間と疲労を天秤にかける
友達は「お金はできるだけかけたくないけど、あんなに大変だと分かっていたら、業者に頼んだのに」って。
素人で運ぶので、引越業者は運ぶ何倍もの時間がかかります。運ぶときに家を傷付けないようにするのに、かなり神経も使うので余計に疲れます。これはプロでも大変なところ。
この後も、家族の引っ越しもやりましたが、こちらは400km近くの遠方で、3回運んでダウンしました。
それを思うと今は競争で、かなり低価格になっているので、3社くらいで見積もりを取って、自力で運ぶのと費用を比べてみてからでも、決めるのは遅くないと思うのですが・・・
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。