「PEライン0.8号で、何グラムのジグなら投げられますか?」という疑問を調べて
釣り初心者で、しかも初めてPEラインを使うときって、どれくらいの太さを使えば28gのジグを投げられるのか、さっぱりわかりません。
そこでおおよその目安を、自分の経験やベテランの方から教えてもらった情報をもとに、下記にまとめました。
目次
PEラインの太さと重さの目安
まずPEラインは、おおよそナイロンラインの強度の4倍。
同じ太さのナイロンラインと比べたら、4倍のオモリを投げられます。
だからナイロンラインの3号で、8号のオモリをおもいっきり投げても、糸が切れないなら、PEラインの0.8号を使えばOK。
このようにナイロンラインで、どれくらいのオモリが投げられるのか、経験で理解されているなら、おおよその目安が分かると思います。
ジグを投げるPEラインの太さの目安(遠投する場合)
初心者の方は、おおよそPEラインの0.8、1、1.2、1.5号を使われています。そこでの太さで投げられる重さを紹介します。
リーダーはフロロカーボンライン(ナイロンを使う場合は、1ランク太くする)。ただし、釣り方や釣る場所によって前後するので、あくまでも目安。
空気抵抗が大きなプラグ、ウキを使う場合。竿の硬さはM(中間)、長さは4mを想定。
PE 号数 | リーダー 号数 |
ジグの重さ 初心者/ベテラン |
0.8号 | 4号 | 20g/30g |
1号 | 4~5号 | 25g/36g |
1.2号 | 5号 | 30g/40g |
1.5号 | 6号 | 35g/50g |
2号 | 8号 | 45g/60g |
上記は、それくらいなら、まず切れることがない目安。
これはあくまでも私の感覚なので参考程度に考えて、ご自身の竿や投げ方、PEラインの強度も商品毎に異なるので限界までは投げない方が安全。
私が良く行くサーフでは、マゴチ狙いにPEライン1号で32gは、普通に投げられています。
竿が短い1.5mの竿なら、投げる時の遠心力が小さくなるので、もう少し重いものでも投げらるでしょう。
例外と注意点
船でオモリを下に落とすだけで、遠投しない場合はさらに重いオモリを使えます。あくまでも遠投を想定して解説しています。
竿の硬さや投げ方によっては、切れる可能性もあります。
糸は新品の状態を想定。毛羽だってきたようなPEラインであれば、いつ切れてもおかしくありません。
またメーカーや商品ごとに強度(LB)が異なるケースがあるので、参考程度にお読むください。
ベテランと初心者で投げられる重さが違う理由
ベテランは、自分の使っている竿のクセや性能を熟知しています。
- 糸もひんぱんにチェック、メンテナンスされています。
- 竿のガイドも、常に最高の状態。
- リールも高性能な物を使用。メンテナンスをきっちり。
- 糸も同じ号数でも、高価で強度が強いものを使用。
- 毎回、同じフォームで投げられるまで訓練されています。
ベテランは、肩の力を抜いて楽に竿をバネみたいに利用して、遠投できます。
初心者の方は、力みすぎてムダに力が入っています。竿も十分に性能を発揮できないので、思いっきり力を入れるので、糸にも負担がかかっています。
そこで初心者の方は、少し軽めのオモリやジグを使うことをおすすめします。
プラグ類やウキを使われると、空気抵抗が大きくなるのでオモリが軽くても糸への負担が増します。
※注 竿には投げられる限界の重さがあります。必ず自分の竿が、何グラム、あるいは何号まで投げられるのか仕様をチェックしましょう。
ベテランは、初心者の方と異なり細部にまでこだわりと注意をされているので、多少は重いものでも投げられます。
それを初心者の方が真似すると、ブチッと糸がひんぱんに切れることになっても不思議ではありません。
重さの合計で判断
PEライン1号を使うと、20gくらいまで投げられますが、これは投げる物の重さの合計。
例えばジグヘッドが18g、ワームが4gだと合計で22gになります。また大きいワームだと空気抵抗が増すので、投げ方によっては負担が糸への負担が大きくなり、切れる恐れもでてきます。
ですので総合的に判断する必要があるわけです。
このジグヘッドだけで約10gです。
このようにジグヘッドとワームをセットすると、重さが19gになるので要注意。
これ、空気抵抗はそれなりにあります。↓
もしウキ釣りを急きょPEラインでされる場合は、ウキの重さと空気抵抗もあるので、最初は軽く投げて様子をみてくださいね。
高価なルアーを使う前にテストをおすすめ
ルアーは1個2000~3000くらいするものもあります。糸が切れてしまうとショック。
まずはテスト!
そこで初めてPEラインを使うなら、100均(ダイソー)のジグ18g、28g、40gがあるので、それらを試しに投げてみることをおすすめします。
その他のツアーもあるので、ダイソーを除いてみてください。
peラインとルアーの重さまとめ
糸と重さの関係は、初心者にはわかりにくいので、良く使うラインの太さを中心に記載していました。
ここで紹介したのは、あくまで目安。最高級のPEラインなら、さらに強度がアップして更に重いオモリを投げられるようになるでしょう。
反対に激安ラインなら、高価なルアーが海の彼方に消えて無くなるので、その辺も考慮して検討しましょう。
さらに重いオモリを投げたいけど、PEラインは細いのを使いたいケースがでてきます。
飛距離を出したいキス釣りなどの場合。
そんなときは力糸と呼ばれる別の糸を組みあわせることで、PE0.6号くらいの細い糸でも、25号くらいのオモリも投げられるようになります。
力糸のおすすめなどはこちらまで。
下記の記事を読めば、釣りに更に詳しくなります。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。