バーベキューの炭のおこし方はコツが分かれば簡単でした。
先日、キャンプ場でバーベキューをするのに炭に火を着火させたのですが、かなり早くおこせました。
炭のおこし方、ちょっとしたひと工夫で早くバーベキューを楽しめます♪
目次
炭の火のおこし方とアイテム
初めて火をおこしたときは、たしか1時間くらいかかった記憶があります。周りを見ても、昔の私のように手こずっている方もいました。
あ、やっぱり、アレ知らないんだ。ちょっとしたコツというか、基本的なことさえ知っていれば、誰でも簡単に火をおこせます。
その原理が分かるのが、炭起こし器『炭焼き名人』です。買わなくてもヒントが分かります。
炭起こし器『炭焼き名人』
キャンプ用品で有名なキャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 、バーベキュー用の折りたたみできる火おこし器『炭焼き名人』を使えば、わずか10分で火おこしができる優れもの。
使い方は簡単。ユーチューバーのカズさんの昔の動画ですが、とても分かりやすい。
下に穴が開いていて、そこから空気が入り上昇気流となって、炭をより早く着火することができます。
炭を立てると着火が早い
もしアイテムを使わずにやる場合には、炭を立ててやればできます。
炭をよく観察すると、縦方向に隙間が空いています。これが空気穴になります。下から火をつけると、この隙間を通って酸素も通過します。
この隙間を通過する空気が上昇気流となるので、加速して火が燃え広がります。炭起こし器は、その仕組みを上手く活用しているアイテムです。
着火剤と自作
着火剤は、固形やジェルタイプがありますが、いずれも簡単に火がつき一定時間、燃え続けます。
これがもっとも手軽に、炭を着火できます。
着火剤を自作することもできます。
用意するのは新聞。効果は市販の着火剤と比べると低くなりますが、十分に火をおこすことができます。
新聞を雑巾のように絞ると着火剤になります。雑巾型に新聞をまるめてください。
炭が湿気って着火に時間がかかる
着火剤を使っても、炭を縦にしても着火しない場合、湿気を吸収している可能性があります。
お店で長くおかれていると、空気中の水分を吸って燃えにくくなります。
そこで私は購入したら一旦、天気の良い日に干して乾燥させます。さらに着火剤を使うと、早く火を付けることができます。できれば晴天の日がまる1日つづくと良好。
湿気った炭はバーナーでおこす
ガスバーナーを持っていると便利。湿気った炭を強制的に加熱させて着火させることができます。
ちなみに上の写真は、下の炭を燃やして上を着火させる作戦。備長炭などつきにくい炭を上にするのがコツ。
バーベキューにおすすめな炭
ホームセンターなどで売られている炭は、主に2種類あります。おすすめは、安い炭と高価な備長炭をブレンドすること。
備長炭は高級な鰻専門店で使われている炭で、火力が強く長時間、安定して火をおこし続けてくれるタイプ。
ただ備長炭は着火に時間がかかるので、安い方を先に燃やして、その火力を利用するのが効率的。
この種類の特徴をまとめると、
- 備長炭は安定して長い時間、火が燃え続けますが、着火に時間がかかる。
- 安い炭はすぐ着くけど、燃える時間が短い。
炭の量の目安と人数
たいだい量としては2~3kg、5kg入りが販売されています。
3kgあれば4人が十分にバーベキューを数時間することができます。5kgあれば6~8人は余裕で楽しめます。
60~90分くらいであれば10人くらいでも、かなりの量の肉を焼くことできます。
バーベキューのメニュー
炭がおこったら、いよいよバーベキュー。代表的なメニューをちょっとだけ復習の意味で紹介します。
まずは定番のソーセージ。ジューシーで美味しい。焼き肉と一緒にどうぞ。
鉄板で焼きそば。しょうゆ、塩、ソース。
シーフード。大アサリ。しょうゆを2~3滴たらして焼くと香ばしい。
塩を振ったニジマス、鮎、炭火焼きでじっくりやくと骨も柔らかくなります。これが美味しい♪
炭に火がつくのは良いのですが、燃えすぎるときがあります。そんなときは、野菜を焼いたりすれば火が落ち着きます。
炭火の消し方
みんな炭の起こし方は知っていても、消し方がイマイチ。
あまりオススメしないのは、バーベキューコンロに直接、水をぶっかけて消す方法。
このメリットは、確実に早く消すことができます。ただ問題としては、水蒸気が発生して危険なこと。
それに第一、コンロが錆びやすく、熱せられたコンロを急冷することにもなるので劣化が早まる恐れも。
大量の水に炭を入れて消火されることもあります。この方法は少し手間がかかります。
火消し壺
もっとも簡単に炭を消火するのは、二酸化炭素を使うのが早い。
水槽に二酸化炭素を満たして、その中に火をつけたろうそくを入れるとすぐ消えます。酸素がなくなれば、どんなに燃えている炭も消えてしまいます。
火消し壺に火がつている炭を入れてフタをすると、中にある酸素が燃えて二酸化炭素で満たされ火が消えます。
私は小さな炭を消す専用の金属製の密閉容器に入れて消しています。
炭の捨て方
バーベキューをしたあと、炭を再利用しないで捨てる処理法は、燃えるゴミで捨てるだけでOK。もともと燃えるものなので。
もし家庭菜園やプランターがあれば、細かな炭は土と混ぜると有用菌が増えるので野菜やお花の生育が良くなると言われているで、捨てるのがもったいないので使っています。
まとめ:バーベキューの炭の火のおこし方
この記事では、炭の火のおこし方と消し方についてまとめていました。
- 火のおこし方とアイテム
- 炭火の消し方と再利用、消し方。
新聞を絞って、炭を立てるだけで火をおこしやすくなります。ちょっとしたコツですが、空気の通り道をつくれば早く着火するので、ぜひ試してください。
あ、火がついたら下からうちわであおぐと、さらにつきやすくなります。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。