ハーバリウムの体験をしましたが、お花を浸す謎のオイルについては、安全性は高いというだけで、詳しい説明はありませんでした。
そこで調べてみて、ハーバリウムのオイルの必要な特徴が分かりました。
そこでこれから始める方に、分かりやすく下記にまとめました。
ハーバリウムに適したオイルとは?
ハーバリウムを自作するなら、このような条件のものを選びます。
- キレイに見えること。
- お花を長く楽しめるオイル。
- 浮き上がりにくいもの。
- 安全なオイル。
そこで、それらに該当するオイルを紹介します。
ハーバリウムオイルはズバリ、シリコンオイル!
もしも自作したものを長く楽しみたいなら、シリコンオイル。
特徴を見るとよく分かります。
キレイに見える
透明度が高いので、お花がキレイに見えます。これ、とても重要なことです!
せっかく作るのですから、オイルのお値段よりも見栄えを重要視したいですよね。
お花を長く楽しめる
お花が脱色したり変色しにくいオイルです。
安い代用オイルを使うと、わずか数時間で色が抜けたりオイルが濁ってくるものも。
注意したいのは、顔料系で染められらブリザード フラワーを使う場合。代用品を使うと、色が抜けてしまうのでダメ。水で溶いて染める染料系のものを使ってください。
YouTube あぶら屋ヤマケイさんの『ハーバリウムの色落ちについて~シリコンと流動パラフィン(ミネラルオイル)の差』の動画を見ると、色落ちするのが良く分かります。
もし、どんな染め方をされているのか分からない場合は、シリコンオイルを選択すると失敗が少なくなります。
浮き上がりにくいもの
せっかく見やすくレイアウトを考えたのに、オイルを入れたらお花が浮き上がって台無しに。
でも専用のものは、それが発生しにくいように、比重が重くオイルの粘度が高くなっています。
それによって、お花も動きにくくなるので、お花の配置が分かりにくくイメージ通りに自作しやすい。
安全なオイル
オイルを入れるときだけ、手袋をすれば安全。
でも大切なのは、燃えにくい点。オイルなので発火性があるので注意が必要です。その点、専用のオイルは引火点が高いので燃えにくい。つまり安全性が高い。
代用品の多くは引火点は200度以上なので、よほどのことが無い限り大丈夫なハズですので、心配の必要はないでしょう。
灯油は42度。こっちの方がよほど危険。だから、取り扱いに注意さえすればまず燃えることはありません。
粘度について
良心的なショップさんなら、オイルの粘度も表示されています。
数字が大きいほど粘度が高く、粘りがある液体。
350#はメープルシロップくらいだと言われていますが、70#~100#はサラダ油、オリーブ油程度の粘りがあります。
どれが良いのかは好みの問題もありますが、粘度が高いほどお花は動きづらくなるので、宅配便で送ったりする場合は、粘度が高い方が良いでしょう。
まとめ
せっかく作るなら、プロ仕様のシリコンオイルをオススメ。
シリコンオイルは、プロの方がネット通販や展示即売会など、信用を重視されるので使われています。
もしクオリティを下げても良いので、お値段を抑えたい方は、最低でも流動パラフィンを選んでください。
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。