今はオイルの正体は、この2種類だと分かっています。代用品についても、のちほど紹介。
- シリコンオイル
- 流動パラフィン(ミネラルオイル)
私が初めて教えてもらったところでも、商品名の書かれたオイルが箱ごとおかれていました。小さな容器に小分けしていたので、オイルを確認しようと思えば出来てしまいます♪
つまり安全性も高いということで、決して怪しい薬品ではありません。そんな代用品も登場して賑やかになりつつあります。
しかしある大きな問題点も・・・
ハーバリウムオイルと代用品
お肌へのことを考えると、流動パラフィンを使われる教室が多いと考えられています。
どちらもハーバリウムを作れますが、こだわる方はシリコンオイル。その理由については、こちらにまとめています。
自分で本格的に取り組む場合には、シリコンオイルを使うことをおすすめしています。
ここでは代用品について紹介します。
オイルの代用品と問題点
現在、シリコンオイルや、流動パラフィンの代用品として、洗濯のりを採用している人が多い。
入手はドラッグストアやホームセンターなどで、手軽に購入することができるので、広く代用品として使われています。
やっぱり、お手軽だと始めやすいですよね!
でも代用品は、やはり代用品。専用のものと比べると、次のような致命的な問題点があります
- 透明度が低い。
- お花が浮き上がりやすい。
何と言っても、ガラスの瓶に入ったお花が綺麗に見えるのは、オイルの透明度が高く光の反射でより色鮮やかに見えるから。
その大事な色が、洗濯のりの低い透明度で消してしまいます。
比重の関係で、洗濯のりを入れた方は上手にレイアウトやお花を工夫しないと、浮き上がって残念な結果になります。
YouTubeのUVレジンチャンネル hutatukiさんが、
『【DIY】せんたくのりでハーバリウムやってみたら・・・~ If you try Herbarium with washing paste …』
という動画で、分かりやすく解説されています。
動画の8分頃から、完成したものが紹介されています。
左のものは洗濯のりで、お花が上に浮いてしまい残念な結果に。しかも造花なのに、お花が水に浸かって腐ってきたような感じに見えちゃいます。
これを見て「やっぱり、洗濯のりは私の好みじゃない」と思いました。
『洗濯のり』は造花に向いている
洗濯のりでも綺麗に見える方法があります。
色鮮やかな造花を使えば、透明度が低くてもそこそこ見えます。ドライフラワーは色が少し落ち着いた花が多いので、透明度が重要になりますが、造花なら大丈夫!
YouTube POLALOPさんの『ハーバリウムの作り方 洗濯のり 3ステップで簡単に作る方法!』で、洗濯のりで作られています。
少しライティングの関係で見づらいかもしれませんが、造花が浮き上がることなくキレイにまとまっています。
でも色あいの濃い造花であれば、その点をカバーできます。また造花であれば、色素が抜け落ちる心配もない。
やり方次第で、きれいにできそうですね!
色のついたオイル
ここから先は、私の考えたアイデアですが、別に無色透明なオイルじゃなくても良いはず。
例えば透明なりんごジュースのような、オイルでも綺麗に見えそう。
現在は色のついていないオイルですが、今後は若干、色がついたハーバリウムも作られてくると予想しています。
それをお花にしても面白いと感じました。
元々、ハーバリウムとは植物標本という意味なので、色がついていても良いんじゃないかな。液体の色を活かしたものも作れるはず。
そんな楽しみがこれからも広がっていきます。ぜひ、手軽な造花と洗濯のりで挑戦してはいかがですか?
あ、そうそう。素朴な考えなのですが、
「食用菊やレモンをハチミツにつけたらダメなのかな?」
「それって、ただのハチミツ漬けじゃん」
あ・・・^^;
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。