家族のブラウン【シリーズ1】シェーバーが、充電してもすぐに使えなくなってしまいました。純正の充電池を交換するだけでも、本体価格を超える可能性が。そこで、自分で充電池交換に挑戦してみることにしました。
ネットで分解方法を調べても、シリーズ1の情報はほとんど見当たりません。安価なモデルのため、多くの人は修理せずに新品を購入しているのでしょう。でも、目の前に壊れたシェーバーがあれば、分解したくなるもの。分解病が止まりません!
今回の記事では、ブラウン【シリーズ1】シェーバーの分解と充電池交換の方法を、初心者でもわかりやすくご紹介します。
シェーバーの分解と充電池の交換
分解好きなのですが、手先が不器用でどんくさいので、元通りに戻せないことも。
今回も上手くいく保証がないので、家族には新品のシェーバーをプレゼントしたので、「好きに分解して良いよ」とお墨付きを頂きましたので安心して作業できます。
仮に壊しても、このブログのネタになるのでシェーバーさんも喜んでくれることでしょう。
分解に手こずった
シリーズ3などの分解作業を他のブログで拝見したのですが、シリーズ1は形状が異なるので同じようにはできません。
とはいえ構造は変わらないので、ゆっくり落ち着いてやれば出来るはずという、根拠のない自信が後押ししてくれたので作業を開始。
まずは、ネジを外していきます。
ここで問題発生!
ちょっと変わった形状をしているので、プラスでは回らない。
「う~ん。困った」。
戸惑いましたがマイナスドライバーをいくつか変えてやってみたら、ちょうど回せることが解りました。
手こずったのはこの部分。結局はドライバーですき間に入れたりしていたら、いきなり「パカッ」と無事にはずれました。「良かった」。
さて、あとは汚れを除去してニッケル水素充電池を交換すればOK。
サンヨー製のものですが、もし動かなくても心配ないので、ダイソーの充電池でチャレンジします。ちょっと雑かな。
補足:セリアにも単四の充電池があったので、そちらを今回は使いました。性能はほぼ互角。どちらでも構いません。
まあ家の固定電話のワイヤレスの子機も、ダイソーの充電池で1年以上、何事もなく使えているのが後押ししてくれています。
参考 コードレス電話機の充電池を交換した正攻法と【裏技】自作バッテリーパックを作ってみた
ニッケル水素充電池の交換
形状が異なり、先端部に突起があります。
これがあることで、電池が固定されるようになっています。100均のニッケル水素充電池を使うと、うまく接触できず電気が流れません。
そこでこの突起をどうするか迷いましたが、元からついているものを取り外して、ハンダ付けにしようか迷いました。
あるいは電極部分に導線をつけるのもありかなとか、いろいろ検討しました。
あまり加熱すると充電池の発火?などにつながる恐れがあるので、短時間で細心の注意しながら作業をすることになります。
しかし今回は、方針を変更。もっと簡単な方法を思いつきました。
銅線で水増し
乾電池のプラスの電極より少し大きめのドライバーに、ダイソーで買った太さ0.9mmの銅線をコイル状に2~3回巻いて、電極部に差し込んだだけ。
これがピッタリ。電池がしっかりと固定されました。ちょうどコイルがバネみたいになって、しっかり抑えてくれたのかも。
動作確認
さて分解と逆の手順で、元通り組み立てました。
では、いよいよ動作するのか?
まず100Vでの動作を確認すると、充電を知らせる緑色のランプが点灯。
電源を入れると、特にトラブルもなく動作確認できました。修理が完了したので、家族に使用してもらいました。
家族の感想
1週間ほど使用しましたが問題なし。修理してもらう前は、充電が完了しても、すぐ使えなくなったのですが、これならまだまだ使えそうです。まさか直してくれるなんて・・・
新品もプレゼントしてもらったので、今回直してもらったのは予備か旅行用にします。
その後、2週間が経過しましたが、いまだに使えています。新品の時で2週間くらいは使えたので、無事に分解と充電池の交換に成功しました。
安全上(念の為)、充電は私がいるときにすぐ目につく所で、しばらくは見守ることにします。
あ、そうそう充電時間がわかったら、タイマーで自動で切れるようにしておけば、さらに安心です。
補足
組み立てするとき、よく似たネジなので間違えると、奥まではまりませんが、無理して回すとプラスチック部分が割れるので注意してください。
ネジの頭の厚みが違ったり、ネジ部が異なるので、分解されるときに写真を撮ったり分類して間違わないように。
こちらでは、分解したり改造したりして楽しんでいる記事があります。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。