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自動車用バッテリーの5時間率と20時間率の違い

エンジンとバッテリー

私は魚釣りで、海でLEDライトを点灯させるのに、乾電池の代わりにカーバッテリーを使いたくて調べましたが、容量選びに迷いました。

考える女性

そこで何を目安に購入すれば良いのかを、調べて書きにまとめました。

あくまでも釣りに使うために調べたので、もし自動車で使うのに迷って入る方は、カー用品店などで店員さんに相談しましょう。

さて本題。

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バッテリーの5時間率と20時間率

日本のカーバッテリーのカタログには5時間率という記載があります。

ここでは40Ahという記載のバッテリーについて説明します。

40AhのAは、電流(A)を、hは時間を表します。

40Ah÷5h=8A

そして5時間率というのは、40Ahのバッテリーなら、8アンペア(A)の電流を5時間(h)流せるという意味です。

20時間率というのは、

40Ah ÷20h=2A

2Aの電流を20時間、バッテリーから取り出せるという意味。

ちなみに10時間率というのは、

40Ah÷10h=4A

4Aの電流を10時間程度は電気を取り出せるという意味。

バッテリー5時間率で8Aの電流が取り出せるバッテリーを、20時間で1Aの電流を取り出すと、実際にはもう少し多くの電気を使える可能性があります。

バッテリーにしても乾電池にしても、ある一定以上、弱い電流しか使わないと計算よりも長く電気を使えることが知られています。参考程度に覚えておいてください。

5時間率を真に受けて使い過ぎると寿命が短くなる

最初にもお伝えしましたが、カーバッテリーを自動車ではなく釣りの照明に使うことを前提に調べました。

車で使う場合には、車の発電機で充電しながらヘッドライトやカーナビ、エアコンなどを使っているので、電気容量は満充電か80%以上の電気が蓄えられているのが普通です。

カーバッテリー

しかし充電せずに使う用途では、5時間率の限界まで電気を使ってしまうと、バッテリーの寿命がどんどん短くなる可能性があります。

仮に電圧が0近くまで使ったとすると、自動車で2年保つはずのバッテリーがわずか数週間で寿命になる可能性も。

スマホのバッテリーやニッケル水素充電池などと違い、継ぎ足し前提のカーバッテリーなので、極端に容量を使い過ぎると劣化して、予想以上に早く使い物にならなくなります。

保証期間が2年あるいは3年まで保たないでしょう。

そのようなことから、自動車以外の用途で使われる場合には、残量に余裕をもたせて使うことをおすすめします。

「じゃあ、どれくらい使えば良いの?」という疑問がでてきたので、それも調べてこちらにまとめています。

まさか1回でダメになったりして・・・ギリギリまで使い過ぎると十分にあり得ます。

まとめ:5時間率と20時間率の違い

自動車用バッテリーの5時間率と20時間率は、通常、有名なカー用品店で購入される場合にはあまり気にする必要はありません。

ただしバッテリーから100Vにして使いたい場合や、ノーブランドや聞いたこともないメーカーの超激安のバッテリーを使う場合。

迷ったら、大手のチェーン店で相談を。

店員さんがお高い2~3万円のものをすすめてくるかもしれませんが、そこは予算と相談してください。

日本製の高いものは、品質が良いのは間違いないのですが、安いバッテリーの3倍も4倍も保つほどの寿命はありません。

せいぜい3年か頑張って4年程度。そんなに価格差ほど、寿命が延びるものではない。

それよりも、1週間に1回くらいは30分から1時間くらい運転する方が、寿命は延びます。

私は店舗で売られている価格帯の、だいたい中間の高くもなく安くもないバッテリーを選ぶようにしてます。

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