アジングするならエステルライン。
以前、アジ釣りに行ったら風でアタリが分からず苦労しました。
ナイロンラインを使っていたのですが、風が強い日にリールを巻いたら「あれアジが釣れてる」ということもしばしば。
これはもう、釣ったというより、勝手に釣れたという感じ。釣りをしている満足感が半減。
そんなとき、エステルラインが良いらしいというので試してみることに。
※注 初心者の方にはおすすめしません。
エステルラインで風の日もアジングできた
ナイロンラインは、敏感なアタリを感じるという意味でいえばダメだったので、PEラインとエステルラインでアジング釣行。
まずはPEライン0.3号。
キャストすると、「うわ~ラインが風に流されていく・・・」これでは、アタリを感じて釣るのは難しい。
何とか風裏で釣れば何とかなるのですが、近く良い場所がなく今までならあきらめるところです。
そこでエステルラインに変えたら・・・・
エステルラインでアタリが分かった
釣りになる!
同じく0.3号のエステルライン(商品名はピンキー)
替えスプールにエステルラインを巻いていたので、テストで実釣してみるチャンス!
まあ準備はしていても、困ったときしか使わない。釣行後に洗うのがめんどくさいので(汗)
早速、エステルラインでキャストしたら、「あれ、風で流されない」。
正確には、「流されにくい」というだけで影響がありますが、十分に釣りになります。
おそらくベテランなら、PEラインでも釣りになるのでしょうが、私はそのレベルには達していないので、使えるなら道具に頼ります。
エステルは表面がツルツルして空気抵抗が少ないため、PEよりも良い感じ。
PEラインは、ゴワゴワ感があります。大きく拡大するとロープのように細いラインが組み合わさっているので、空気抵抗が大きいのでしょう。
それともう1つ、後から気づいたのですが・・・・
私が使った0.3号の弾丸ブレイド(PEライン)は、肉眼ではわかりにくいですが、真円ではなく、大げさにいうと場所によっては、わずかに平らな形状のところも。
力が加わると形状が変わる感じ。それもあって風の影響を受けやすいでしょう。だから直径を測定しようとすると、変形して細く計測してしまう。
エステルラインは、拡大しても丸い形状になって、表面がツルツルしているので、空気の抵抗を受けにくく、風の影響がPEラインよりも少ない。
だから風が強い日でも、アタリが感じられる。
参考動画:YouTube てっげ宮崎!さんの『PEラインとエステルライン比較してきました』
こちらの動画では、エステル0.3号とPE0.2号での比較なので、PEラインの方が細くて風には有利なハズですが・・・
※注 動画内でフロロと言われているところは、エステルの間違いです。
この動画の中で、風向きを意識して釣りをされています。エステルラインを使いこなすには、この風を意識すると釣果につながります。
エステルラインの特徴
繰り返しになりますが、ここでエステルラインの特徴を整理します。
- 糸の表面が、PEラインよりツルツルしているので、空気抵抗が少ない。
- 糸が円形になっているので、空気抵抗が少ない。
- 空気抵抗が少ないので、風が強い時でも糸がたるみにくく、PEラインより感度が良いのでアタリが分かる。
本来はPEラインの方が感度が良いと言われていますが、条件によって変わることが分かりました。
エステルラインが風に強いラインだということが、実感として体験できました。
トラブルを減らす一工夫
エステルラインは、このように風が強い日には能力を最大限に発揮してくれますが、欠点もあります。
糸癖はあるのでトラブルになります。そこで、最初の1投目やクセがでてきたら、ラインのクセを必ずとりましょう。これで、かなりライントラブルが減らせます!
糸クセのとり方
エステルラインを使いこなす上で重要なのが糸癖。
目安は竿の2倍くらいの長さの糸を引っ張って、巻きグセを軽くとります。
※注 0.3~0.4号とラインが細いので、あまり力を入れすぎないように注意してください。
やり方はいくつかありますが、針を何かにひっかけて引っ張る方法が簡単。太さは0.3~0.4号なので、ドラグは少し緩めてください。
これでトラブルがぐっと減らせます。
巻きグセをとる方法と注意点
YouTube『neo TV』さんの動画が参考になります。
まとめ
エステルを上手に使えば、いままで釣りにならない状況でも、アタリを感じることもできます。
ただし初心者の方や、PE、フロロなどを使ったことがないのに、いきなりエステルラインの0.3号という細い糸を使うと、必ずトラブルで嫌になってしまいます。
まずは0.8号程度のPEラインなどで、ある程度、慣れてから細いラインも使うのがおすすめ。その頃には、トラブル対処も身についているので、エステルラインも使えます。
初心者の方は、まずはナイロンラインをオススメ。>>ついに結論!アジングにおすすめラインはナイロン?【初心者編】
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。