アジングを始めるとき、最初にぶち当たるのがラインの問題。
結論から先にお伝えすると、ナイロンラインです。
まだ迷ってナイロンなのか、フロロカーボン、それともPE、エステルラインなのか。
特に釣り初心者の方は、選定が分からず先に進めないと思います。
そこで初心者の方に向けて理由と共に解説します。
アジングはナイロンライン
これからお伝えすることは、初心者限定です。
さて、アジングのラインは、とても細い。
もしナイロンラインしか使ったことがなければ、アジングもナイロンラインをオススメします!
ナイロンラインを選ぶ理由
普通に釣りができる。
選ぶ理由は、糸のトラブルが他のラインと比べて少ないから。
当たり前ですが、それができないラインが増えています。
実際に釣りの現場で、糸が絡まって直せなければ釣りになりませんからね。
しかも遠出して、いま周りが釣れている地合いだったら、もったいない。
だから、最初からトラブルが多いPEラインやフロロカーボンラインなどを、アジングの細いラインで使うのはオススメしません。
私の経験でもナイロンラインのトラブルは、リールに最初から巻かれていた糸のクセがひどかったくらいで、その他で問題になったことは記憶にないくらい少ない。
風が吹いても、夜釣りをしても、普通に釣りができる。これが一番大事。
ところがPEラインは・・・
PEラインの問題点
PEラインは、扱い慣れないとトラブルで釣りにならない。
私が初めてPEラインを使った初日・・・
糸が竿先に絡まったり、コブができて、楽しいハズの時間がトラブルで台無し。そういう悪い記憶があります。
まあ、風が強くて条件が悪かったのですが、もともと海は風が強い傾向にありますから。
このようにナイロンラインでは無かった、新しいトラブルに見舞われました。
あんまり脅かすとあれですので補足すると、2日目以降は、トラブルがどんどん減りました。
PEラインのトラブルを、徐々に防げるようになったからです。
その時からやっている対策はこちらにまとめました。>>PEラインでダマになるトラブルが無くなったよ!
つまり、この問題さえ回避できれば、PEラインを使うことをオススメします。
もしPEラインを使うのであれば、無風か、風が弱い日、日中に使うのが安全。
ベテランはフロロカーボンをすすめる人も
釣りのベテラン(上級者)は、アジングにはフロロカーボンをすすめる人もいます。
理由はいくつかあって、フロロカーボンはナイロンやPEラインより比重が重く、水に沈むので軽いジグを使って底にいるアジも狙うことができます。
底のポイントも狙えると、根魚なども釣れるので釣りが楽しくなります。
それと岩礁など根掛かりしやすいところに、魚が釣れると隠れようとして糸が岩にスレて切れやすくなります。
PEラインは特に、このスレに弱く簡単に切れてしまいます。
その点、フロロカーボンは、この根ズレに強いので、ベテランは好んで使います。
もちろん欠点もあって、ナイロンやPEラインより硬く、扱いづらいところがあります。これもPEラインと同じで、慣れるまでは苦しめれることに。
やはり慣れ、経験値がアップすれば解消されますが、初めての方はそれまでに、トラブルで嫌になるかもしれません。
だから初めてのアジングでは、ナイロンラインをおすすめしています。
ナイロンラインの利点と欠点
ナイロンラインも万能ではなく、良い点、悪い点があります。
ナイロンラインをオススメする理由。
ナイロンラインは、利点としてはフロロカーボンよりもしなやかで、ライントラブルが少ないこと。
ラインが伸びるので、ルアーを食いついたときクッションの役割を果たして、魚が違和感を感じにくくなること。(推測です)。
それと糸が少々たるんでいても、アタリを感じること。これはPEではあり得ないことです!
欠点は、ラインが伸びるので魚がルアーに食いついたとき、感度が若干下がること。
アタリは感じるのですが、ちょっと鈍感になります。
PEラインは、そもそも糸がピーンと張っていないとアタリが伝わらないのですが、ナイロンラインはある程度は伝えてくれるので、初心者にはメリット。
それと糸は同じ強度のPEラインよりは太くなるので若干、飛距離が低下します。
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とまあ、欠点もありますが、取りあえず釣りにならなければ時間がムダになるので、トラブルが少ないナイロンを最初はおすすめします。
まとめ
初めてのアジングには、伸びがあるナイロンラインで、トラブルを抑えて釣りを楽しみましょう。
イチオシ
そして細いラインの扱いに慣れてきたら、次はナイロンラインの伸びを抑えたライン高感度ラインを使いましょう。
そして次はPEラインやフロロカーボンライン、またはエステルラインも使って、自分の釣りにあった糸を見つけてください。
ナイロンラインに慣れて、PEラインの0.8号を使ってもトラブルなく釣りができるようになったら、エステルラインを使うと、アジングの釣果アップにつながります!
釣りの目次:初心者の釣り入門【釣り具選び方・エサ・コツなど】
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。