シャコバサボテンの挿し木は、春のいびつに伸びた葉を摘んで、それを使うのが一般的に多くされています。
でも、私は違う。
気候も暖かくなってくる時期で、失敗しづらいのもポイント。
私はシャコバサボテンの葉を揃えるのを、12月にやってみました。
シャコバサボテンの挿し木の時期
気温が10℃以上30℃以下なら、一年中、シャコバサボテンは挿し木できますね。実は夏場もやってみましたが、問題なく芽が育ちました。結構、強いですね!
今回、伸びすぎた芽を取って挿し木に使うことにしました。
1枚の葉でもできます。>>ちょっと変わった挿し芽
2~3枚よりも、少し成長に時間がかかりますが、葉の数が少ないときは、迷わず1枚で初めても、このように立派に成長します。
生育が似通った葉を、水耕栽培用のスポンジに差していきます。
水耕栽培用のスポンジがなければ、ダイソー(百均)のスポンジを切って、使ってもOKです。1ヶ月くらいは水だけでもOK。
水耕栽培で育てます。根が出てしばらくしたら、水耕栽培用の液肥を1000倍に薄めて水の代わりに入れます。肥料だけは百均ではなく、専用のものを使いましょう。
(ダイソーのスポンジを切ったもの)
適当な容器が無かったので、焼きそばの食べた後の容器を再利用しました。発泡スチロールは、保温性も良いのでバッチリ。
2015年6月20日頃の様子。
根はそんなに伸びていませんが葉は順調に大きくなっています。そろそろ植え替え時期と判断して、ダイソーで鉢や土を買ってきました。
花の土1つ、鉢、受け皿の3点。百均、ホント助かります。
鉢の底に、排水と土が流れでないように、大きめの石(砂利)を敷き詰めます。
その上に、ダイソーの花の土を7分目くらいまで入れます。
スポンジは、意外と植えにくい。軽く空気が多く含まれているので浮きやすい。少し深めに植えると良いですよ。
最初の間は、小まめに水やりします。水をやりすぎると、根腐れすると言う人がいますが、そもそもスポンジで水耕栽培していたので、そう簡単に根腐れはしません。
1年でシャコバサボテンが、これくらいのサイズになりました。春先に植え替えれば、もっと大きく育ったかも。
(12月30日 筆者撮影)
花が同時に咲かなかったのは、おそらく室内で蛍光灯の光が影響して、影と光が当たったところで差が出たと考えられます。
(1月6日 撮影)
満開の時の写真を撮影するのを忘れました(涙)
このシャコバサボテンは、12月30日に挿し木をしてちょうど2年の株です。
それから更に10ヶ月、シャコバサボテンは、放置しているとドンドンと成長を続けます。
3年目 10月14日
油断していると、花芽を作り始めていました。9月頃に新芽を摘んでおかないと、樹形をキレイに保てないですが、つい・・・サボってしまいました。
でもまあ、失敗例としてネタにしてます(笑)
3年目 10月14日
※写真は全て筆者が撮影(栽培も私自身です)。
まとめ
12月に挿し木ができるので、一年中やってもよさそうです。
シャコバサボテンは、低温、高温にさえ気をつければ、時期を選ばないような、育てやすい植物だと感じています。
エアコンが日中効いているところや、風通しが良い場所なら、夏場でもできます。地域にもよりますが・・・
鉢植えである程度のボリュームの花ちを咲かせようすると、4月に植えて、翌年の冬に花を咲かせる方が余裕があると思います。
でも12月に植えて2年後と考えれば、十分だとは思います。
挿し木してから3年もすれば、かなり大きな樹形になっていると思うので、2回目の花を咲かせたら、大きな鉢に植え方た方が良さそうです。2023年、さらに大きく育ち、鉢を大きなものに変えました。
大人の事情により、こちらも記載しておきます。
※注1 種苗法で品種登録された植物は、挿し木などは禁止されています。
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