シャコバサボテンの葉がしわしわ。しおれて薄っぺらくなっています。
このままではつぼみがつかないですし、ついても花が先までに落ちてしまいます。それどころか株が弱ってしまうので、早めに対処をしないと可哀想です。
そこで私がやっている葉を復活させる方法を紹介します。
しわしわになった葉を復活できたやり方
早速、そのやり方を紹介します。
ズバリ、水につけます!
「え~」って声が聞こえて来そうですね。そんな大胆なやり方、園芸の書籍にも掲載されていなんじゃないかな~。
だけど、これでしおれてたシャコバサボテンの葉が復活したんです!
さすが瞬間的な即効性はありませんが、数日くらいから葉の色が悪かったものも、かなり緑が濃くなりました。根が水を吸い上げる力が弱っているときに有効だと感じています。
元気になるまで、スプレーで葉に水も補給してあげました。
シャコバサボテンの葉を元気にできた具体的なやり方
シャコバサボテンを水に浸けるやり方ですが、まずきれいに洗った洗い桶を用意します。
食べた食器などをつける『おけ』を洗剤でキレイに洗って油分を取ってくださいね。
- 空のおけにシャコバサボテンを入れます。
- 鉢に少しずつ水を入れます。鉢を水漬ける時間は15分、そのまま放置します。
- 水を捨てて、水を切ります。
- 完了。
これで徐々に復活します。
1度で復活しない場合は、翌日も同じ手順をします。大抵はこれでかなり葉に水分が吸われて、元気になってきます。
私の場合、水耕栽培の液肥を与えています。葉の色、ツヤがおかしくなったら、このように水に浸けることがあります。
肥料の成分の一部が吸収されずに、土に蓄積され、液肥の成分が悪さをしているんじゃないかと考えました。
葉が復活しないケース
鉢を水に浸けても復活しないときは、根や株がかなり弱っています。
その場合は、こちらも参考にしてください。>> シャコバサボテンのつぼみが大きくならない!もしかして、病気なの?
1つチェックして欲しいのが、それまでと鉢の場所を変えたり、屋外から室内に入れたり、あるいはその逆のことをしていないでしょうか?
シャコバサボテンは、急激な変化には弱い。外が寒いからといって、エアコンやストーブで温められた室内におくと、葉からの蒸発が激しくなり根から吸う水分が不足している可能性があります。
我が家ではシャコバサボテンを室内栽培しているのですが、冬は暖かいときでも21度、湿度は45%にエアコンをセットしています。
夜はエアコンを切るので室内は下がりますが、10度以下になるようなことはまずありません。13~15度くらいは確保できていると思います。(窓際は温度が低くなりますが、一応、ペアガラスです)。
ペアガラスは初期投資はかかりますが、長い目でみれば便利ですよ。カビも生えにくくなりますし。
くれぐれも急激な環境の変化には注意しましょう。
まとめ
シャコバサボテンの鉢を水に15分つける。
あくまでも応急処置。根っこの確認や、土の中の環境をチェックしてくださいね。
それとシャコバサボテンはサボテンの仲間だから水やりを控えているという方は、それは勘違いです。
水というより根の酸素不足が問題。
つぼみがついてから花が咲き時期や、生育が盛んなときに水を切らすと花が落ちたり成長が止まり、葉がしわしわになるので、水やりは3日に1回くらいは鉢の下に水が流れるくらいが良いです。
「根腐れするでしょう?」って方は、こちらも参考にしてください。


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