「シャコバサボテンは、水耕栽培なんて、できるわけがない!」
そんな声が聞こえてきそうですね。
そもそもサボテンの仲間なので、湿気が苦手なはず。そんな思い込みがありますが、実際は分かりません。
でも挿し芽を、水耕栽培してから『シャコバサボテンの挿し木(挿し芽)は12月でも出来た!』植え替えていたので、できるハズだと考えました。
考えても答えはでない。それなら、いつものように、「ちょっとやってみよう!」と。
水耕栽培でも根腐れしないシャコバサボテン
シャコバサボテンを、水を入れた容器に入れていると根がでてきます。
「あれ?根腐れするなら、根なんて出ないで腐るはずじゃないのか?」そう考えられます。
でも成長の途中で、やっぱり腐るのかな?
そう考えて根が出てもそのまま、水耕栽培で育て続けること1年。
ついに花が咲く
まずはこの写真をご覧ください。写真はまだ蕾(つぼみ)ですが。

カップ焼きそばの容器で栽培。
12月8日撮影
正真正銘、水耕栽培のみで育てられたシャコバサボテン。この容器、植え替えるつもりが、ズルズル、そのまま(汗)保温してくれるし、意外と丈夫・・・と言い訳です。ハイ。
見て分かると思いますが、根もしっかりとでています。
これで蕾(つぼみ)をつけて花が咲くくらいだから、普通のシャコバサボテンを育てるのは、それほど難しいことはありません。
しかもこの植えている場所は、北側の窓辺。夕方、多少は太陽の日が当たりますが、あとは蛍光灯の光りで育っています。それでも花を咲かせるのですから、シャコバサボテンが偉い!
みなさん、難しく考えすぎてるような気がします。書籍とかで難しい説明に毒されていたり、勉強しすぎかも。
なぜ根腐れしないの?
水耕栽培は、意外と根腐れしないんですよ。トマトも根腐れしやすい野菜ですが、最初から水耕栽培で育てると、こんなに室内でも大きくなる(室内でミニトマトが鈴なり|トマトを水耕栽培)。
水耕栽培で植えて育てても、十分な大きさに育つことが分かります。土で育てると、根腐れしやすいのは、いろんな悪さする菌がいたり、通気性が悪い土で水やりしすぎると、酸素を根に取り入れにくかったり。
ちなみにミニトマトはエアーポンプで空気を送っていますが、シャコバサボテンは空気は送っていません。
たまに水がカラカラになって、慌てて水を足していますが、それでも枯れないのはさすが乾燥に強い種類ですね。
ということで、結論。
シャコバサボテンは水耕栽培で栽培できます! 花を咲かせられる。
ちなみに、スポンジ付きの苗を鉢に植えても根腐れせず、さらに大きくなって花を咲かせてくれました。

根腐れしない理由を考えてみたのですが、おそらく根がスポンジで固定されていて、空気が適度に入っているから。あくまでも筆者の考えです。論より証拠。水耕栽培できました。
今年も株の成長が良いので、来年の春にもう1回、花を咲かせられそうです♪
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。