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シャコバサボテンの切り戻しガイド:最適な葉摘み時期とは?

弱ったシャコバサボテン

シャコバサボテンの切り戻しは、美しい花を咲かせるための重要な作業です。特に、春から初夏(4月から6月)に行うのが理想的です。この時期に切り戻すと、植物の回復が早く、次のシーズンに向けて元気に成長します。

一方、葉摘みは年に2回、春と秋に行うのが最適です。春には株の形を整え、秋には花芽の質を高めることが目的です。これにより、次の開花期に向けて健康で強い植物に成長させることができます。

痛んだ葉

適切な切り戻しと葉摘みを行うことで、シャコバサボテンは次のシーズンに美しい花を咲かせてくれます。

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シャコバサボテンの切り戻しと葉摘みのポイント

問題は切り戻す時期。花が咲くのが私の住む地域では11月以降~

シャコバサボテンの葉があるていど充実してからにします。若芽でも花を咲かせることはできますが、株への負担が減ると考えています。

そのため新芽がでてから、1ヶ月くらいで蕾が出来はじめるのが最短だと計算すると、9月の初めには、新芽がでているのを基準に計画します。

ベストシーズンは桜の咲く4月頃

シャコバサボテンの切り戻しは、2月頃からできますが桜が咲く頃が適期です。この時期に切り戻しを行うと、遅くとも5月には新芽が出始め、4ヶ月ほどで2~3枚の葉が大きく育つことが期待できます。

また、この時期は暖かくなり、植物の成長が活発になります。そのため、切り戻しをすることで全体的な生育を促進し、さらに葉を整理して日光が十分に行き渡るようにすることが大切です。

加えて、春は湿度が高くなりがちで、風通しが悪いと病気になりやすいです。葉を整理することで、風通しをよくし、病気を防ぐためにも身軽にしておくことが重要だと考えています。

これは個人の経験から導いたものですが、春に行う葉の整理はシャコバサボテンにとって最適なケア方法です。

病気や株が弱っている場合の切り戻し

かなり痛んでいるシャコバサボテン。

シャコバサボテンが病気や栄養不足で株全体が弱っている場合、開花を諦めてでも切り戻しを行うことが重要です。特に、株の半分以上が弱っている場合には、通常の剪定ではなく、大幅な切り戻しが必要です。

下記は痛んだ葉を取り除いたもの。

かなり痛んでいるのが分かります。株の半分以上が弱っている深刻な状態です。詳しくは下記にまとめていますが、思い切って切り戻しを行いました。

「あっ、斑点ができてる!」 あちこち、点々が気になる。母が育てていた鉢ですが、見かねて私が管理することを決意。いくらなんでも

この処置により、株を健康な状態に戻し、次の成長期に備えることができます。

次のような対策をすると、株が復活します。

  • 株の半分以上が弱っている場合、花を咲かせるよりも株の回復に焦点を当てることが大切です。具体的には、元気な部分を残して病んでいる部分を思い切って切り戻します。
  • 今年の開花を期待するのではなく、長期的な回復を優先します。切り戻し後は栄養分をしっかり補給し、再度健康な状態に戻すことを目指します。
  • 大幅な切り戻しを行うことで、根元の負担を軽減し、新しい健康な葉や花をつける準備が整います。

シャコバサボテンを回復させるには、思い切った決断と適切なケアが必要で復活します。

切り戻し前後の比較

まずは切り戻し前の写真をご覧ください。

 切り戻し前の様子 

シャコバサボテンの葉の先端が赤くなる原因として、根の問題が考えられます。

1つは、根が伸びすぎて酸素不足になり、根の呼吸がうまくできなくなっているケースです。もう1つは、鉢のサイズに対して根の量が少なく、十分な水分や栄養が葉に届いていない可能性が挙げられます。

下記の赤丸の外側の葉、主に赤い葉を中心に2~3葉以上、切り戻しを行います。

2年前に大きめの鉢に植え替えた場合でも、植物は成長し続けるため、次第に鉢が小さくなり、根が過密状態になることがあります。そのため、来年には植え替えを行う予定です。これに伴い、葉を減らす「切り戻し」を行い、植物にかかる負担を軽減するのが理想です。

葉を減らすことで、根が負担を感じることなく、限られた資源で効率的に水や栄養を吸収できるようになります。

下記が切り戻しを行った株です。あまり変わっていないようにも見えますが、かなり多くの葉を切り戻しています。

切り戻したシャコバサボテン

切り戻し後は、シャコバサボテンが新たに成長し、健康的に育ちやすくなります。このような対策を行うことで、次のシーズンには美しい花を咲かせることが期待できます。

赤い葉っぱが無くなっているのが分かると思います。また株の内部の小さな葉なども取り除く、通気性も良くなっています。

写真では分かりづらいですが、どれだけ切り戻して葉摘みしたのが下記の写真。

398gを切り戻し

約400gも切り戻しました!

樹勢を整える切り戻し

この株は、新芽が伸び放題で、さきほどと同じ日に撮影した写真です。元気な状態だと、葉は赤くなりません。

生育がばらついた株

ただ写真では分かりづらいのですが、中心部分の葉がうまく分岐しないまま、大きく育ててしまいました。

 中心の葉が少ない 

 
ここを増やすために、切り戻しを多くして分岐を促します。中心部分は切り戻しする葉が少ないので、赤丸の周辺部分も大きく切り戻して葉を増やすようにします。

 大きく切り戻した株 

切り戻したシャコバサボテン

317グラム、葉を除去しました。

 痛んだシャコバサボテンの葉 

痛んだシャコバサボテンの葉

かなり痛んでいるのが分かりますね。シワシワになっている葉もあります。遠目には元気そうに新芽を伸ばしていますが、葉によっては痛んでいたり弱っていました。

毎年、この記事に1回目の切り戻しを行いますが、8月にも樹形を整えるために行います。

参考 早咲きさせるため、シャコバサボテンをお盆の頃に剪定

切り戻しの後の管理

切り戻しを行った後は、まず土にしっかりと水を含ませることが重要です。切り戻し直後に鉢を室温程度の水に浸け、土がたっぷりと水を吸うようにします。

ただし、長時間浸けすぎないよう注意し、特に葉がシワシワの場合でも10~15分程度に留めておくと良いでしょう。鉢を移動できない場合は、たっぷりと水やりをし、葉にもスプレーで水分を与えます。

その後、2~3日は水やりを控え、土が少し乾いたら、水耕栽培用の液肥を1000倍に希釈して与えます。

参考 ハイポニカの液体肥料

いつも通りに管理して育てると秋にはまた立派に花が満開になります。

満開のシャコバサボテン

切り戻し後のシャコバサボテンは、葉を減らすことで株全体の負担を軽減し、健康に育つ準備を整えます。

また、植え替えのタイミングも考慮に入れ、成長した鉢は定期的に見直すことが必要です。大きな鉢に植え替えた場合でも、2~3年ごとに新しい土に入れ替え、根の発育を促進します。

まとめ:シャコバサボテンの切り戻しと葉摘みのポイント

シャコバサボテンを美しく育てるためには、適切な切り戻しと葉摘みが欠かせません。切り戻しを行うことで、新しい成長を促し、全体のバランスが整った見た目を保つことができます。また、葉摘みは不要な部分を取り除き、栄養を効率的に使うために重要です。

まず、切り戻しのタイミングとしては、花が終わった後の春から初夏が理想です。この時期は植物の成長期で、回復も早いため、形を整えながら新芽の成長を促進できます。切り戻しは、枝の先端を2節ほど切り落とし、全体の形状を考慮しながら行うことが大切です。

一方、葉摘みのポイントは、葉が過密になりすぎないようにすることです。特に、生育期の春や秋には不要な葉や枯れた部分を摘み取り、通気性を良くすることで病害虫のリスクを軽減できます。また、葉摘みをすることで、より美しい花を咲かせるための栄養が集中し、見た目の美しさも維持できます。

これらのケアを定期的に行うことで、シャコバサボテンは次のシーズンにも元気に花を咲かせる準備が整います。しっかりとしたタイミングと正しい方法での切り戻しと葉摘みを心がけて、健康的で美しいシャコバサボテンを育てましょう。

参考 シャコバサボテンの花が終わった後の管理

あくまでも桜香流のシャコバサボテン栽培法です。

書籍などは参考にしていませんので、正解かどうかは分からない。ただきれいな花を毎年咲かせてくれるので、完全に間違っているわけではないと思います。あくまでもシャコバサボテンの様子を見ながら、いろいろ試行錯誤して栽培しています。

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