桜が満開で気分が乗っている桜香です!
最近、気になっているシャコバサボテンの鉢植えがあります。葉が赤く、ところどころ痛んだりシワシワになっているので心配してました。
2回目のお花も終わったので、そろそろ切り戻し・葉摘みをやってみることに。ただし今回は普通よりも多めに葉を取り除くことにしました。
目次
シャコバサボテンの切り戻し計画と時期
問題は切り戻す時期。花が咲くのが私の住む地域では11月~
シャコバサボテンの葉があるていど充実してからにします。若芽でも花を咲かせることはできますが、株への負担が減ると考えています。
そのため新芽がでてから、1ヶ月くらいで蕾が出来はじめるのが最短だと計算すると、9月の初めには、新芽がでているのを基準に計画します。
ベストシーズンは桜の咲く頃
家庭菜園で種まきする頃に、シャコバサボテンも切り戻しや植え替えをすると、遅くとも5月には新芽がでてきて4ヶ月はあるので、2~3葉くらいは大きくなります。
また温かくなるので生育も活発になる時期。
さらに光がそろそろ室内に入るのが少なくなるので、葉を整理して日光がより各葉に届く様にする方が良いと思っています。
また湿度が高くなる時期に、風通しを少しでも良くして病気になるのを防ぐためにも、春に葉を整理して身軽にするのがベスト。(と、経験で理解しています)。書籍で先生がどんな記載をされているかは知りません。
病気や株が予想以上に弱っている場合の切り戻し
ちょっとこの写真を見て頂きたいのですが。
切り戻しでカットした葉がこちら。
かなり痛んでいるのが分かります。株の半分以上が弱っている深刻な状態です。詳しくは下記にまとめていますが、思い切って切り戻しを行いました。
病気や株が予想以上に弱っている場合は、今年の開花をあきらめてでも復活に期待して、大なたを振るいました。
多少の花は咲くと思いますが、まずは株の復活、充実を優先させました。
切り戻し前後の比較
まずは切り戻し前の写真をご覧ください。
切り戻し前の様子

葉の先端が赤くなっているのが分かると思います。考えられる原因は、根っこが伸びすぎて、根が呼吸をしづらくなっているケース。
もう1つが鉢のサイズに対して根の量が少なく、満足に水や栄養を葉に行き届いていない可能性。
2年前に大きめの鉢に植え替えたのですが、来年には植え替える予定ですので、葉を減らして負担を軽くします。
下記の赤丸の外側の葉、主に赤い葉を中心に2~3葉以上、切り戻しを行います。
下記が切り戻しを行った株です。あまり変わっていないようにも見えますが、かなり多くの葉を切り戻しています。
赤い葉っぱが無くなっているのが分かると思います。また株の内部の小さな葉なども取り除く、通気性も良くなっています。
写真では分かりづらいですが、どれだけ切り戻して葉摘みしたのが下記の写真。
約400gも切り戻しました!
樹勢を整える切り戻し
この株は、新芽が伸び放題で、さきほどと同じ日に撮影した写真です。元気な状態だと、葉は赤くなりません。
ただ写真では分かりづらいのですが、中心部分の葉がうまく分岐しないまま、大きく育ててしまいました。
中心の葉が少ない

大きく切り戻した株

317グラム、葉を除去しました。
痛んだシャコバサボテンの葉

かなり痛んでいるのが分かりますね。シワシワになっている葉もあります。遠目には元気そうに新芽を伸ばしていますが、葉によっては痛んでいたり弱っていました。
毎年、この記事に1回目の切り戻しを行いますが、8月にも樹形を整えるために行います。
切り戻しの後の管理
まず切り戻した当日ですが、私はすぐ室温くらいの水に鉢を数分浸けて、用土にたっぷり水を吸わせます。
長く浸けすぎないようにしますが、葉があまりにもシワシワだったら10~15分くらい水の中に入れておくこともあります。
もし移動できない場合でも、たっぷり水やりして葉にスプレーしておきます。
2~3日、そのまま水を与えずにして、その後、水耕栽培用の液肥を1000倍にして与えます。
参考 ハイポニカの液体肥料
このようにした後は、いつも通りに管理して育てると秋にはまた立派に花が満開になります。
まとめ
桜の咲く頃、あるいは散る事までに株の状況に応じて、大幅に切り戻したり、3~4葉をカットしたりします。
その後、お盆の時期に最終的な切り戻しを行ったあとは、寒い時期はあまり伸びないので翌年の春までは、好きに伸ばすようにします。
たまに気になったら、ちょっとだけ葉を取ることはありますが。あまり手間がかからないのでシャコバサボテンの栽培は簡単です。
書籍などは参考にしていませんので、正解かどうかは分からない。ただきれいな花を毎年咲かせてくれるので、完全に間違っているわけではないと思います。あくまでもシャコバサボテンの様子を見ながら、いろいろ試行錯誤して栽培しています。


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