シャコバサボテンの花が終わった後、どのようにお手入れをすれば、次のシーズンにまた美しい花を咲かせられるのでしょうか?
特に初心者にとっては、花後のケアが難しいと感じることもあるかもしれません。
今回は、剪定や挿し木、水やりのコツ、適切な肥料の与え方、そして温度管理まで、シャコバサボテンが健康に育つための基本的なケア方法を詳しくご紹介します。
このお手入れをしっかり行えば、次の開花がもっと楽しみになりますよ!
シャコバサボテンの花後の管理
さて、花が咲き終わったら、すぐにしおれた花はすべてキレイに取り除いてください。時期によっては、それが原因でカビや虫が集まってきますので。
花後の水やりと肥料
- 南向きの温かい部屋であれば、真冬でも表面が乾いたら1週間に1回たっぷり水やり。このやり方は、一年中です。
- 暖房が効いていない寒い部屋であれば、春までは10日に1回程度、たっぷりの水やりでOK。その後、温かくなってきたら1週間に1回たっぷり水やり。
気温(室温)が日中も20度を超えて、新芽がでてくるのであれば栄養をあげます。1~2週間に1回程度、液肥を与えます。
それに花を咲かせて、ちょっと疲れていますからね。
液肥の濃度は1000倍。あまり濃くしません。人間でも同じですが、あまり疲れ過ぎていると、刺激が強すぎて枯れる恐れがあるからです。(学術的には知りません)。あくまでも私の経験から得た自己流です。しかし十数年、このやり方で栽培していますが問題がでたことはありません。
うちの場合は、1000倍に薄めた1Lの液肥を、4鉢くらいに与えています。これで十分に育ってくれます。
シャコバサボテンの剪定
花が終わったら、2~3葉をカットして樹形を小さくします。
ただし、まだシャコバサボテンが小さく大きく育てたい場合には、そのまま春先まで自由に育てます。
1~2葉で挿し芽をした場合、3年目にはおおよそ完成形になりますが、陽当たり具合によっては4年くらいかかります。
花を咲かせる2ヶ月前くらいに、最終的な剪定をして花芽を付けるようにします。詳しくはこちらでまとめています。
まとめ:シャコバサボテンの花が終わったら
ここで紹介した方法は我が家のシャコバサボテンの管理法です。
でも、シャコバサボテンを水耕栽培もしていたし、排水性の良い用土を使い根腐れしたことがないので、どういうやり方ならダメなのかがわかりません。
水のやり過ぎよりも、水不足で葉がしわしわになって、枯れそうになったことは何度かあります(根腐れのときも、しわしわになります)。
そんなときに読んで欲しいのがこちら。
あんな状況でも、元気に復活するのでシャコバサボテンは強く丈夫ですね。寒さには弱いけど。
よほどの事がなければ、枯れることはない育てやすいお花です。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。