ニッケル水素電池で大損!寿命を知らずリフレッシュ!

ニッケル水素充電池と乾電池

環境に優しいという言葉につられ、普通の乾電池からニッケル水素電池に変えました。

これで廃棄する電池も減らせますし、コスト削減にもなるのでお財布にもやさしい。と・・・思っていたら、寿命が短く意外と高くつくことが判明。劣化が激しい

その一部始終をまとめたので、ニッケル水素電池を購入される際の参考になれば幸いです。

おすすめ充電池も紹介しています。)

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ニッケル水素電池の電池切れ多発

デジカメ用に購入したニッケル水素電池ですが、数回~10回ほど充電して使いました。

寿命を迎えた充電池

しかし専用のバッテリーしか使えないデジタルカメラを買い足して、電池を数年ほど放置していました。

その後、また前のデジカメを使う機会があり、久々にニッケル水素電池を使おうと、充電器にセットしたら、充電されずにすぐ終了してしました。

デジタルカメラ

「あれ? 放置していたから、何回か充放電を繰り返さないと使えない?」

リフレッシュ機能付の充電器(SANYO リフレッシュ機能付き急速充電器 NC-MR58)では、全く充電される気配がありません。調べてみると、同じ様な症状の人がみつかりました。

補足リフレッシュとは、充電したものを放電して充電池の電気容量を空にするもの。これをすれば、放置していた充電池が復活するという魔法のような機能。

充電器に機能を搭載しているものもあります。頻繁にリフレッシュすると短寿命になります。

対処法としては、ゆっくり充電するタイプが使えるのがわかりました。

幸い、別の充電器があったのでそれを使用した数時間、充電器が働いていたので「これはいける!」と直感しました。

ところが世の中、そんなに甘くはなく・・・

大損しました!

しばらく使用していないバッテリーは、充電と使用を数回繰り返すと理論上は、また使えるようになるハズでした。

ところが、10回くらい充電と放電を繰り返しましたが、復活することなくあきらめました。

「リフレッシュ機能でもダメじゃん!」

そのうちのいくつかは、ある程度、充電がされているようでカメラを起動できましたが、満充電にはほど遠い状態でした。

これってかなり大損したんじゃないかな

急速充電器が5000円くらいしたので、電池代を含めと計算したくない・・・。絶対に元はとれていないのは確実。高い物買いの銭失い。

後ほど詳しく触れますが、これならゆっくり充電するタイプの電池を複数個持ってる方が、長い目でみたらコストも時間も節約できたに違いない。

※諦めきれずに、その後もリフレッシュや充電を繰り返しました。

結論としては、どんどん寿命が短くなるだけでした。

早いところ、新品を買った方が時間も有効に使えてストレスもたまりません。

では、なぜ大損するはめになってしまったのか、その理由が知りたくて調べたら、ある驚くべきことが分かりました。

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ニッケル水素電池の不活性化という悲劇

使わないだけでも寿命が低下する。

なんと恐ろしい。

21世紀にもなって、これなのか・・・

ニッケル水素電池は、ほんと、ひんぱんに使用しない私にとっては使いづらいバッテリーでした。しかも充電の仕方や使い方を間違えると、簡単に短寿命になります。

もっとやっかいなのが、不活性化といってしばらくつかわずに放置しているだけで、電池内部で化学反応が起こりにくくなります。これが不活性というもの。

それって、最悪じゃん!

普通、使わなきゃ長持ちしそうだ思っちゃう。真逆。だからハイブリッドのような普段使いのバッテリーには最適なのか。

数年使用しないで、いきなり使おうとしても、まず性能は発揮出来ません。めんどうな特性だらけですが、コストや安全性に優れてるのでいまも使われています。

不活性を解除する方法

不活性を解除するのは、並大抵ではありません。

まずは時間をかけてゆっくり充電するタイプで、だましだまし満充電にしてください。おそらく最初はすぐに充電完了になりますが、デジカメに入れても使えません。

もし仮に若干でも認識されたらしめたもの。しばらく使用して電池切れになったら、また充電をしてください。これを何度も繰り返していくうちに復活する場合はラッキーです。

時間より寿命を最優先されるなら、急速タイプではない普通の充電器がおすすめ。

上級編 電池の電圧を測定できるテスターがあれば、同じくらいの電圧のものを一緒に充電してください。放電させるなら1.0Vまで低下したら、また充電します。

つまり1.0~満充電を何度も繰り返します。

10回程度、充電を繰り返しても、デジカメなどで使用できない場合は電池内部が劣化して、寿命を迎えてしまっていると判断します。

でも、この方法って面倒ですよね。私はおすすめしません。しかも私のようにひどい不活性化になると、もう手遅れ。

私の経験から分かったのは、軽い不活性化したニッケル水素充電池しか、助からないと思います。しかも外見上で判断できず、やってみるまで復活できるのか分からない。

急速充電は短寿命

私が大損した原因の1つが、超急速充電器を使ったからだと推測しています。

問題の急速充電器がこれです。
  ↓
急速充電器

買ったときは早くて驚いていたのですが。。。

どうやら調べていくうち、急速充電すると寿命が極端に落ちるようです。私の手持ちのバッテリーも満充電を30分でできるという超急速充電器で何度か充電していたものです。

技術的にはまだ市場に出すレベルじゃなかったんだと。それだけSANYOが追い込まれていたのかもしれませんね。

「急速充電は、バッテリーに負荷がかかっている!」

メーカーはそこまでテストしていなかったのでしょうか。

残念です。

たぶん開発者は、「これ商品化しちゃダメでしょう!」と、上層部に止めさせようとした気もします。

あれから、30分という超急速充電が主流になっていないところをみても、どうやら構造上から、失敗作だったとしか思えない。悲しい。

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市場にある急速充電器

現在、急速充電器の市場は、大手メーカーではパナソニック(旧サンヨー製)とソニーの2強。

充電時間を見るとわかるのですが、急速とは言えないレベルの充電時間。急速とはイメージが違いますね。

メーカー名 形式等 充電時間(4本)
容量(mAh)
パナソニック eneloop
pro BK-3HCC
 約2時間
2450
パナソニック K-KJQ21M42C    約4時間
 ソニー BCG34HRE4RA
リフレッシュ機能付き 
約3時間50分 ※注1

現在調べてみると、30分で急速充電するタイプが見あたらない。

やはり急速充電は、極端にバッテリー寿命を短くするから市場から消えたのだと推測。でなければ新製品が販売されているはずですからね。

またコスト志向が強くなり、より長持ちするタイプが売れる傾向にあるのでしょう。4本で4時間程度が、急速充電の時間と寿命との兼ね合いだったんでしょうね。

30分で2500mAhを満充電させるのは、まだ先の技術だったのでしょう。技術的または構造上の問題で、できないのですね。

※注1 公式サイトや説明書に記載なし。推定値。容量が1000mAhとパナソニックの半分以下で、4時間弱の充電時間はかなり遅い。

以前のような超急速充電(30分⇒4時間)ではないので、バッテリーの傷みは少ないと思います。

さらに長持ちさせたければ急速充電を避けて、充電時間がかかるのタイプを選ぶとよいでしょう。予備の電池を用意すれば済む話しですね。

実際に使う場合、それほど頻繁に使う人は少ないでしょう。

私の使い方だったら、旅行前などの2日前から2セット充電しておけば間に合いますし、旅行先で寝る前に充電すれば大丈夫。

参考

バッテリーは大抵、メーカーで2種類ラインナップされています。

価格重視の低容量タイプ
ソニーのサイクルエナジーシルバー1000mAh。約3000回充電可能。

高容量タイプ
サイクルエナジーゴールド2100mAh。約1000回充電可能。

電池を長持ちさせる方法

ありきたりですが、できる限り放置せずに定期的に電池を使うに限ります。もちろん、長持ちさせる方法はこれだけではありません。

使用する場合は、必ず購入したときにバッテリーに印(しるし)を付けて、同じグループで使用しましょう。

詳しい理由については割愛しますが、新旧を混ぜるとお互いに寿命を短くするおそれがあります。

私の失敗談

実は乾電池でも同じで、容量の減った乾電池と新品の電池を使うと、古い電池に充電される感じになり、手で持てないくらい熱をもっていました。あれ、危険だと実感。

古いものと新しい電池を混ぜると危険だということが、実感として分かりました。もし、これを読まれている方がいたら、絶対に混ぜないでください!

100均のものは、品質が安定していない可能性があるので、同じメーカーの同じ型番で、同じ日に買った乾電池を使うことを強くオススメします。

私は同じパックの電池を、セットで使っています。

それだけ注意してセットで使用していても、私の経験では4本のうちの1本が寿命を迎えてしまうことがありました。

他の電池にも悪影響を及ぼすので、本来はテスターで電圧を測定できるのがベスト。

おかしいと思ったら、1本だけ寿命を向かえている可能性があります!

これ実話なので、電源が入らなくなったら「もしかして・・・」と、思い出してくださいね!

ニッケル水素電池の特性からわかる長持ちの秘訣

3つの問題点があるので、それを理解すれば長持ちさせられます。

1つ目は、満タンに充電したまま長く放置していると、劣化が早くなるやっかいな特性があるニッケル水素電池。

つまり使った後、残量があれば充電せずにそのままにするのが良かったわけです。残量がほとんどないと今度は2つ目の問題がでてきます。

過放電

karadennti

過放電とは、電池の残量を完全に使い切り過ぎた状態をさします。

普通にデジカメで使えなくなった程度であれば、実はまだ残量が残っています。試しに懐中電灯に使うと、まだ多少は光るはず。

これダメ!

だったら、もったいないから残量が完全にゼロにまるまで使い切ろう!・・・というのが寿命を短くする過放電です。

リフレッシュのやり過ぎも寿命を縮めます。つまり完全に使い切らないのがコツ。もったいなくても、最後までは使わない。

デジカメなんかは、撮影できなくなったくらいでOK。ぜったいに乾電池やリモコンでは使わないでくださいね。あれ、電池の容量が空っぽになるまで使われます。これが過放電。

充電する回数が多くなると寿命が短くなるという考えで、たとえば2~3年使用していないと、私のように数回~数十回しか使っていなくても、寿命を迎えてしまいます。

どうせ使わなくてもダメになるなら、回数が減ってもこまめに充電するのが長持ちさせるコツ。

しかし、こまめに充電するのにもある限度があります。それがメモリー効果。

めんどくさ~と、思ってとばし読みすると、私みたいに大損しますよ。長くなるけど、読んでください。

ちょっと難しくなるので図解で説明します。コーヒーでも飲みながらゆっくり読んでください。

リフレッシュで元通りになる場合は、充電池が不活性化(電気が上手く取り出せない状態)になっていただけだからです。

私のようになんどリフレッシュしても復活しない場合は、電池内部の材料が劣化して寿命を迎えたものなので、あきらめに買い換えた方が早いです。

メモリー効果

メモリー効果

ニッケル水素電池の最大の問題点がこのメモリー効果。

たとえば100%の電池をデジカメで50%まで使ったとします。明日も撮影があるから、電池切れになるといけないからまた充電しておこう!

これがダメダメ!

デジカメで撮影できないところまで、電池を使い切らないと電池の持ち時間が短くなるのです。何度も50%くらいで充電していると、満充電のときの容量が減ってくる特性があります。

1ヶ月に1回も使わない場合は、リフレッシュもする必要もありませんし、その頻度なら乾電池で良いのではと思うようになりました。せめて10~20%くらいまでは使いましょう。

メモリ効果の対策

デジカメや一眼レフのフラッシュ用に使用するだけなら、使えなくなったら充電すればOK。

無理に使い切り過ぎれば過放電、まだ容量があるのに継ぎ足し充電ればメモリー効果で、バッテリーの使える容量が減ってしまう。

トラブルの多い充電池なのですが、ニッケル水素充電池はコストと性能のバランスが良いのでいまでも多くの家電で使用されています。

電池の復活法は危険

何年も使わずにリフレッシュしても使用できない充電池を、復活できるかもしれない裏技の情報が出回っていますが試さないでください。

2つの電池を組み合わせ、電極をショートさせて復活する方法などがありますが、ハッキリ言って危険。電池が破裂するリスクを背負ってまで、電池代を節約するのはどうかと思います。

万が一、破片や電池の内部のものが目にでも入ったら、それこそ後悔じゃすまない!

未来ニュース

ニッケル水素充電池を再生させようと、ネット情報を試した人が電池が破裂して失明しました。

数千円の節約の代償に失ったものは余りにも大きかったようです。しかも電池は破損。その上・・・・

・・・なんてニュースになるかもしれませんよ。

もったいないからと、いろいろ工夫してなんとかするより新しく購入する方が早いし確実で安全。と、私も十数回も再充電しても、容量が戻らなかったので。

かなり時間をムダにしてしまいました。

何年も放置したらダメだな。

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以上、ニッケス水素充電池を、上手に使うコツや購入のポイントをお伝えしました。

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