「なんだよ。またledが切れた!」
電球なら分かるのですが、ledがすぐにダメになることが多いのは、案外知られていません。
百均のライトをよく利用する人は不満が出てきます。そこで改造や自作をする人がいます。
しかし1つ注意したいのが抵抗。これの選定を失敗すると、ダメなledライトが増えるだけになります。
百均のledライトに学ぶ改造・自作の重要なポイント
なかなか百均のledライトを、分解したことがある方は少ないと思いますが、ある欠点が知られています。
それは抵抗器。
ランタンなどを自作される場合にも注意してください。面倒ならモバイルバッテリーにもなる市販品もありですが。
FOGEEKのモバイルバッテリーにもなるLEDランタン届いた\( ‘ω’)/こいつはいいぞ!
・かなりコンパクト
・5200mAhでそこそこ大容量
・フックはもちろん磁石もついてる
・多彩な点灯モード、暖色あり!ジェントスのも頑丈で良いけど、利便性はこっちのが高いかも?#キャンプギア pic.twitter.com/lEIZQA0qFA
— ⛺️ (@CampMaruo) 2019年6月12日
キャンプなどで自作のLEDランタンも素敵。
昨日の撮影風景を不二さんから貰った!寒かった!
自作LEDとロウソクとランタン… pic.twitter.com/rfopGDZobM— ゆっkey (@snowfairy88) 2016年2月7日
製作事例が載っていますが、抵抗を考えて使われていますよ。
参考 LEDランタン作ってみまつた : XE50とXLR80Rな生活(外部サイト)
抵抗を手抜きする意味がわからん!
分解してびっくりするのが、抵抗自体が取り付けられていないケース。最近はさすがに危険だとあちこちで指摘されているので、仕方なくつけたいように思います。
しかし電球と同じ役割をする明るく照らすledを使うなら、必ず抵抗を使うのは常識となっています。
もし取り付けなければ、ledライトから煙がでたり、焦げ臭くなったり、
「買ったばかりなのに電気がつかなくなった」と、買った店舗に駆け込む人もいるのではないでしょうか?
抵抗をもしつけないと、ledで制限なく電流が流れてしまいます。どんな電子回路でも抵抗をつけないと、家中で煙や炎があがるでしょう。それくらい重要な部品なんですよ。
でもコストという言い訳で、その大事な抵抗器を省いたり、つけたとしてもデタラメな値の抵抗をつけています。
なぜ、そこまで手抜きするのは、私には意味がわかりません。
そんな危険で使えないものしか製造できないなら、商品化を止めるか120円とか130円にしてでも、良い商品を販売する方が、よほど百均の信頼が高まるのにと思います。
愚痴を言っても仕方がないので、電子工作ができる人は、改造という禁断の保証がなくなることをしてしまいます。
まあ~でも、100円+税なので、保証は気にしませんよね?
LED1個に抵抗1個をセットと考えて使う
LEDを使うときは必ず抵抗も用意してください。
LEDが100個まとめ売で90個余ってしまってもったいないのでランタン的な自作ライト作ってみよう計画始動!
暇出来たらホームセンターで電子工作コーナー見てみよ(*゚∀゚) pic.twitter.com/cEsKqAUPIN
— Matsu-Camp (@MatsuCamp) 2019年1月11日
部品代が数十円余分にかかるけど、led1個に適切な抵抗を1つずつつけると、次のようないいことが期待できます。
- ledを寿命近くまで使える。
- 複数のledの明るさが近くなる。
そこで多くの方は、抵抗を適切にLEDに流すために、こんな回路で改造されています。
見ていただくと分かるのですが、led3個に対して抵抗器が1つしかありません。LEDは製造にばらつきがあり、これでは明るさが変わってしまうことがあります。
3つのledに均等に電流が流れずに、明るさが変わります。(偶然、変わらない場合もあります)。電流が流れすぎるledがあると、そのledの寿命が悪くなります。結局、ledライト全体の寿命が短くなってしまいます。
それを防ぐには1led、1抵抗が基本になります。
イチオシ
LED1個に1つの抵抗がセットと考えてください。抵抗があると安心感があります。
コストは高くなる
ただ見て分かるように、抵抗を3つにすると抵抗器のコストが3倍になります。とはいえ個人で改造する場合に、このコストはたいしたことはありません。
抵抗は100個で100円~300円(精度の高いタイプ)。
私だったら精度が高い抵抗を、3つ買って取り付けます。1個3円としてもわずか9円で寿命がアップして、明るさも均一になるなら、それくらいの投資は関係ありませんから。
だけど百円ショップさんも、そこまでギリギリにしないて抵抗を3つつけて、120円で良いので売って欲しい。その方が、結局、消費者からも喜ばれると思うのですが・・・
ランタンのその他の事例
100均のアルミ蓋キャニスターを使った事例。
参考 LEDランタンを作ってみる(外部サイト)
次は、オイルランプを改造したランタンの事例
参考 LEDランタンの自作(外部サイト)
もしも、こんなことで商品が良くなるなら、120円ショップを作って欲しいな。
【関連記事】
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。