「最近の100均のLEDライトは、明るくて品質がアップしたな!」
な~んて言ってる様じゃダメ。・・・実は私のことでした(汗)
たまたまダイソーのLEDライトで良さそうなものをネットで探していたら、「100均のledライトは危ないらしい」という情報を発見したので、詳しく調べてみたらびっくり。
粗悪品も良い所?
安かろう悪かろうでした。そこで長く使えるように改善しました。
LEDの電流制限抵抗の計算は簡単だった
パワーLEDの場合、電流を流しすぎると熱で早く壊れてしまう(短寿命)。
LEDに安全に流したかったので、私の場合は明るさとバランスを取って電流値を60mAに決めました。
でも60mAは、かなり余裕をみています。
これでも直視できないくらい、十分に明るいので私は満足しています。
計算方法はこちらにまとめましたが。>>抵抗なしダメ!ledライトの抵抗を交換・改造するときの計算方法まとめ
いまはスマホのアプリでも計算できるので、その方が便利ですよ。私がいつも利用しているのは『LED電流制限抵抗の計算』というアプリ。時代ですね~。
補足しておくと、LED定格電圧(V)は、使うLEDが点灯するための電圧を入れます。
電源電圧(V)は、使う乾電池の電圧。
- 1個なら1.5V。
- 2個なら3V。
- 3個なら4.5V。
ちなみにパワーLEの場合は3V前後なので、乾電池1個では電圧が足りないので昇圧しないと無理。
電池2個でもギリギリ足りないかも。
関連記事:乾電池1本でLEDが点灯した!昇圧回路の簡単な作り方をまとめたよ【入門編】
4.5VでパワーLEDの定格電圧が3Vの場合、電流を60mAに設定すると、25Ωの抵抗でOK。
50mAなら30Ω。
もう少し明るくしたいなら80mA(抵抗は19Ω)くらいなら、なんとか発熱を抑えつついけそうな感じはしますが、真夏はちょっと熱をもって厳しいかも。
100均のLEDライトの改善。>>セリアのLEDミニパワーランタンを分解!危険だから改造したよ【使用レビュー付】
電流制限抵抗の問題点が発覚
と、ここまでは順調に抵抗が分かり、改造もそれほど難しくはありません。
ところがこの方式は、ある問題点があります。それは電池が減ってくると、LEDも暗くなる欠点があります。
豆電球の懐中電灯なんかを使っていると、「あ、暗い。電池がない!」って分かりますが、LEDも同じ。でもこれを防ぐ方法があります。
それが定電流回路を使った方式です。
参考 すぐ使える!パワーLED用の定電流回路を自作するならこのモデル!【実用編】
この方法を使えば、乾電池がなくなるギリギリまで、ある程度、一定の電流を流せるので明るさが変わりません。
もちろんこの方法にも問題はあります。徐々に暗くならずに、一気に暗くなるのでいつ暗くなるのか予想ができない。
そのため予備の乾電池は必須。
問題点もあるので、どちらが良いのかは人それぞれかな。私は100均のLEDライトを改造するとき、スペースが厳しかったら電流制限抵抗を入れて使います。
ランタンである程度の空間があれば、定電流回路(電子回路)を組み込んで、明るさ重視にします。
こちらの懐中電灯でも、定電流回路を組み込んでパワーLEDを点灯させました。
参考 簡単!豆電球の古い懐中電灯が最新のLEDライトに改造できたよ!
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。