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18歳で成人は当然! メリットとデメリットを考えれば分かる!

日本18歳で成人と決まりました。

二十歳

しかし「18歳で何が分かる!」と叫ぶ人がいると、それこそバカにするなと言いたい。

世間では、18歳成人の論議に対して、メリットとデメリットがあるので賛否両論。賛否がないものなんてある?

でもちょっと待って!

「デメリットがあるからダメ、絶対反対」と声を大きく叫んで議論もさせないって、何か裏があるの?って思ってしまう。

そもそもダメだと思うところは、改善するのが普通じゃないの?

だったら前向きにメリットを活かして、NGなところをアイデアで乗り切れば良いのでは?

などの意見がありますが、1つ重要な視点を忘れていませんか?

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18歳成人のメリットとデメリットと本質の問題

18歳が成人というメリットは、一部を除いて2年早く大人になるってことで、悪いことではないですよね。

ちなみに世界では18歳の成人が一般的。

中国、ロシア、イギリス、イタリア、スイス、ドイツ、ブラジル、フランスなど。

少なくとも先進諸国で、二十歳以上が成人の国はシンガポールを含めて、ごくわずか。

先進諸国で、日本だけ取り残されているように思えるのは、私だけでしょうか?

ここでは、ちょっとあまり論議に上がらないようなメリットも考えました。

18歳で大人になるメリット

誰でも思いつくメリットは、このようなところでしょう。

  • 車や携帯など、様々な契約も親の承諾なくできる。ローンなど。もちろん自己責任。
  • 18歳以上で犯罪しても、親の責任は問いにくい。犯罪の厳罰化がすすみ、犯罪の抑止になるかも。
  • 結婚の準備を早くできる(かもしれないけど、婚期が早まるわけではない)。
  • 精神的な自立心が早まる

この中で特に私が注目しているのは、精神面の自立

この視点、非常に重要だと思いませんか?

反対派は、

  • 大人としての自覚を持つとは思えない。
  • 精神的にまだ子供。

だから反対だという。

じゃあ、二十歳になれば自動的に自覚するようになるのか?

そんなこと、ないでしょう?

じゃあ、いつなら良いの?二十歳でも早いんじゃない?ってツッコミたくなる。

NHKの大河ドラマを見ていると、武士は14歳で元服。つまり成人の扱いですね。大人の雰囲気がすでにあります。

「いやいや、それはドラマでしょう?」ってツッコミはナンセンス。

そもそも自分の子供もとあまり年齢も変わらない子役の人が、堂々とした演技、すごいと思いませんか?

役者のお子さんは、精神年齢が高い証拠ではないでしょうか?

いまの中学生と比べて、いかがですか?

ちゃんと環境やチャンスを与えてあげれば、18歳でも二十歳以上の精神年齢になれるのを証明していると思うのですが、どう思われます?

そもそも18歳は子供って、親や社会がサボっているから、精神年齢が上がらないのではないでしょうか?

戦で戦う。つまり命を賭ける。殿様だったら、その国の命運(責任)を背負うということが大人としても責任ですよね。それを背負う覚悟。

もし14歳で「あなたは大人」と言われたら、子供はどうなるのか?

「え~急に大人って言われても、心の準備がまだ・・・」なんて言ってる子供は、おそらく何歳になっても子供の心が抜けない人。

もちろんこれは親の教育が大切です(学校に押しつけるのはダメ)。2年早く成人になるということで、気持ちの上での準備も早まることになります。

17歳で高校生の方なら「あと1年で成人か、高校卒業前には大人になるんだな。気持ちを引き締めていかなければ」と、家庭で躾ける必要があります。

そうなれば学業、勉学にも身が入るはずです。

これには周りの環境(友達関係)も大切です。相乗効果で、精神年齢を引き上げられるチャンス。

結局、親、社会が逃げているだけに過ぎません。戦国時代の人ができたのです。21世紀の人間ができないなんて、人類が退化していると認めているようなものです。

デメリット

「何でも反対」という方は、重箱の隅をつつくように、デメリットがあふれるように思いつくでしょう。

私もデメリットを考えてみましたが、ついでにツッコミも入れました。

  • 大人になるプレッシャーに押しつぶされそうになる。(ほどしっかり考えている人は少ないかも)。
  • 成約がらみのトラブル件数が増える可能性がある。(親の教育が大切です)。
  • 子供立場からすれば、子供としてゆっくりできる時間が少なくなる。(ゆっくりって・・・)
  • 犯罪件数が増えるという人もいる(本当に増えるかはデータがない)。
  • 早く働かされそうでめんどくさい。(そもそもその考え方がやばい!)。
  • 社会にでるのが早くなると、犯罪に巻き込まれそう。(今でも高校に行かずに社会にでる人は、いままで問題になっていないの?というツッコミを入れたくなる)。

まあデメリットは、出そうと思えばこじつけでいくらでもありますが。

2歳早く大人になるっていっても、以前の高校生は7割くらいの人は大学に行かず18歳で社会にでて働いていはハズで、それを考えるとどうなのかな。

それに大学生もアルバイトをして、社会にでているのを考えると、今でも犯罪に巻き込まれているのでは?

それに18歳で子供だったとしたら、他人を蹴落とそうとしている大人の社会で、生き残れない。学校は何とな過ごせても、その落差に人間不信になりかねません。

18歳成人は日本の競争力を増す

私が一番のメリットと考えているのは、精神的な成長への期待。

ここからはメリットを中心にお伝えしたいと思います。

何といっても、いまは世界と日本が経済戦争をしています。少しでも油断すると、日本のシェアは失われてしまう。

そもそも過保護で社会に出すデメリットも議論した方が良い。

仕事に失敗

すでに家電業界は、日本国外に目をやると海外勢に駆逐されています。海外で日本製の家電を探す方が大変なくらい、負け戦。

つまり長くぬるま湯に浸かっていた日本は、気が付けばいままで発展途上国だと言われていた国に、技術面でもアイデアでも人材でも抜かされているということ。

これを戦国時代で考えてみます。

あなたは大名の子として生まれ、20歳成人としていた当主の息子。つまり世継ぎ。

ちょうど20歳で父親が亡くなり、あなたが後を継ぐ。

なんとなくのんびりと育ったあなたは、社会に対して保証もないのに勝手に安心していた。

ところが、隣の敵国の織田家の当主はあなたと同じ年齢。違うのは、織田家では18歳で大人。当主に。あなたより2年も前に戦にも赴いていた。

鉄砲がどれだけ大切なのかも理解して、鉄砲を1万丁もかき集めた。2年の差は戦の世界では大きい。

もし戦になれば、あなたは誰が考えてもあの時代だったら確実に負けてしまいます。社会でも同じで、心構えが2年早いと先手を打って準備もできるのでメリットの方が大きい。

もしかして成人年齢を遅らせたいのは、日本の国益を下げる目的があるのでは?と、勘ぐってしまう。

社会は戦国時代

先ほど少し触れたのですが、社会に出た人は分かると思うのですが、社会は他社とのシェア争いで熾烈な戦いをしています。

新製品が1ヶ月遅れるだけで、ライバルに先を越されて売上が激減する時代。当然、そうなればボーナスカットどころかリストラの危険も。

リストラされる未来

「学校では、みんなと仲良くやるのよ」なんて言われて、ゆとり教育を受けていたのに、突然、社会にでると経済戦場

気持ちが折れて、自ら命を絶つ人もいます。学校から社会にでると過酷に。親も子供を守ってあげられない。

社会にでた1年生の子供が、会社から帰宅してこっそり泣いているなんてこと、ご存知ですか?

パワハラとか言われますが、仕事が上手くいかず真面目な人ほど、自分で自分を責めていることもザラですよ。そこで心が折れてやる気を無くすとしたら、それもこれも精神的な準備が遅れてしまっているからだと考えます。

ビジネスの未来

もし1年でも2年でも早く、子供たちに社会へいく準備を早くできれば、それだけ生きる力を身に付けられる時間を与えることができます。

二十歳から18歳にすることによって、子供達に社会で戦い抜いていく心構えを早く持たせることができます。

これは大学に4年いく事を前提に考えているので、高校を卒業して社会にでる人は、18歳成人でも間に合わない。

成人とは別に、昔の14歳元服の年くらいに、何か別の制度やイベントを考えて、心の準備を促進させる必要があるでしょう?

ちなみに歴史では、12歳から元服とされた時代もあったようです。(女性は結婚のため、8歳で成人とされた時代も)。

豆知識

歴史上の人物の元服年齢

  • 伊達政宗 氏 11歳
  • 織田信長 氏 13歳
  • 浅井長政 氏 15歳

まとめ

18歳成人のリスクばかりがクローズアップされていますが、早めの心の準備をさせておかないと、これからは生き残れないかもしれません。

つい数年前まで裸足であるいて、電気もないところで暮らしていた発展途上国の子供たちが、スマホを得てそれで勉強できる時代になりました。

「日本人め、今に見ろ!貴族みたいな生活をしやがって!絶対に超えてみせる!」なんてことを思って、必死で小学生の頃から勉強している人もいるかもしれません。

そんな子供がやがて社長になり、日本企業と戦うと勝てる気がしません。何十年後かは、私たちが裸足で高床式の家で暮らしていないとは、誰も言い切れません。

せめて2年でも3年でも早く、大人として自立させてあげて、早く戦う準備をさせてあげたいものです。

くり返します、リスクはどんなものでもあります。それはまた別の策で防止する必要はありますが、目の前のリスクと、その先のリスクを天秤にかけて検討する必要があります。

まちがっても『ゆとり教育』などのように、戦う力を無くして仮想敵国を喜ばせてはならないと考えます。

それが狙いで反対されるなら何も言いませんが・・・

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