夏休みになるとキスが浅場でも釣れるので、ファミリーフィッシングのおすすめの1つ。
6月中旬~9月頃に産卵のため、浅場に押し寄せます。またエサを求めて産まれた小さなキスもいるので、大小さまざまなサイズが釣れるので楽しい。
群れに当たれば、子供でも何十匹も釣れるシーズン。
ただしコツを知らないと、釣果ゼロなんてことも。そこでキス釣りに必要な道具や仕掛け、また釣り方のコツなどを初心者向けにやさしくまとめました。
これを読めば基本的な釣りのやり方も覚えられるので、5分くらいの時間があるときに読んで頂けると嬉しいです。
目次
キス釣り初心者の道具セット
初心者が始めてキス釣りするなら、竿セット(竿とリール)を購入するのが手軽です。
ファミリーセットとか竿セットとか呼び方はメーカーによって異なりますが、どこが良いのかをまとめると、
- 軽い。
- 竿が短いので投げやすい。2.4~3メートル前後がオススメ。
- 価格が1000~3000円。
釣り糸を巻くリールの素材にプラスチックが多用されているので、軽くて疲れにくいメリットがあります。
デメリットは、超大物が釣れると糸が巻けなくなることも。また耐久性は劣るので、大事に使っても何十年も使うのは難しい。
私は旅行先で、ちょっと釣るのにカバンに入れていて、堤防など釣れそうな場所を見つけたらちょい投げで楽しんでいます。
ちなみに100均のダイソーで1000円+税でも販売されていて、かなり大きな魚も釣れます。
こちらの動画はルアーというエサを使わない釣り方ですが、どれくらいの魚が釣れるのかが分かる事例なので紹介しました。
2分45秒くらいから魚とのやり取りが始まります。
あれくらいの魚が釣れるので、初心者の方なら十分です!
1000円(税別)でロッド、リール、仕掛けセットまで買えるのか…。 ダイソー恐ろしい子…。(クオリティは気にしてはいけない) pic.twitter.com/d9JOLZAj17
— 台所@チーム燻製 (@kazu_kitchen) 2019年5月2日
とうとうダイソーでもロッドとリールが売られるようになったのか…
まあ、1000円なのだけれども pic.twitter.com/GcT36cGQHF
— まちぽち (@reel0309) 2019年3月27日
1000円ならお子さんにも安心して任せられます。これが何万円もする竿だったら、怖くてなかなか持たせられないです。
コンパクトな竿
初心者の方が上達しても、長く使える竿としては、
子供さんや女性の方は、最初は竿の長さが短い2.4m(240cm)が扱いやすい。
少し竿の扱いに慣れてきたら、4mくらいの長めの竿の方が遠まで飛ばせるのでおすすめ。
詳しくは下記にまとめているのでチェックしてみてください。
リール
キス釣りはベテランの方は大きなリールを使いますが重くて、慣れない初心者の方はそれだけで疲れてしまいます。
竿セットについているリールは軽いのですが、耐久性や糸が絡みやすかったりするので、多少は道具にトラブルを減らしてもらおうという発想で選びました。
キス釣り以外にも、シーバスやブラックバスなど大物も釣りたいという方なら、少し価格は高くなりますがこのリールがイチオシです!
性能と価格、重さなどを考えるとバランスが良いリールです。
道糸
道糸はベテランの方は、PEラインという特殊な糸と力糸を使って、重いオモリを使って150~200m以上も遠投されます。
初心者の方がやると糸がリールや竿に絡まって、最悪竿を折ってしまうことも。そこでおすすめなのはナイロンラインと呼ばれる糸です。
特徴はとにかくトラブルが少ないこと。初心者の方が始めて釣りをされるなら、私はナイロンラインを強くおすすめします。
>>> ナイロンの安くておすすめライン
使いやすい仕掛け
竿が短いと長い仕掛けは投げにくい。ということで私はいつもちょいなげでは、マルシン漁具 マルチ投釣り仕掛 2本針を愛用しています。
>>> キス仕掛けのイチオシ
この仕掛けのいいところは、全長が短く2本針。一般的には3本針以上を使いますが、エサのつけるのに時間がかかるので2本針をおすすめしています。
ちなみにこの7号で釣れたキスにマゴチがかかりましたが、なんとか釣り上げることができました。
もし2本針の短い仕掛けが釣具店にあれば、それを使ってください。最初は安いので十分です!
キス釣りの針とサイズ
キスは口が小さいので、あまり大きな針だと針がかりが悪くなります。
私が良く使うのは流線と呼ばれる形状の6~7号。こんな感じの縦長の釣り針です。
まずは7号で釣ってみて、アタリがあったり、エサが食べられているのに釣れないときは6号を使います。
また小さなキスばかりのときは、7~8号にしてあまり小さなサイズは釣らないようにしています。
20cmを超えるサイズになると、竿先が持っていかれるくらい引きます。7~8号の針サイズがおすすめ。
もし迷ったら7号でOK!
ちなみに針がフグなどに切られたら1本針になりますが、あまり釣れないときはそれでOK。エサがすぐなくなったり周りで釣れているときは新しい仕掛けにしましょう。
釣り方のコツ
砂浜を群れて泳いでいるキス。全く釣れないときは、群れが別の場所にいます。
もし移動できるなら、何回か投げてアタリがなければ徐々に移動して探り釣りをします。もし群れに当たれば爆釣できることも。
このように何十匹も群れになっているので、釣れると数釣りができます。
釣り方のコツは、投げたら竿を寝かせて10秒くらいしたら仕掛けを少し引っ張ります。30cmくらい動かす感じでOK。アタリがなければリールをまた何回か巻きます。
この動作をすると海中でエサが動いて、近くにいるキスにアピールできます。食い気があればくらいついてきます!
キスが釣れるポイント
河川の近くの砂浜や緩やかな川の河口などでも釣れます。
川から流れ込む豊富な栄養分にプランクトンが集まり、それをキスなども捕食するためにやってきます。
波消しブロック周辺でもキスが釣れます。
こちらの動画をチェックしてください。キスが浅場にいればこんな感じで釣れます。
大きなキスは、根掛かりするように岩が点在する場所が狙い目。ただし仕掛けも失うので多めに用意します。
安全な釣り公園などでもちょい投げで釣れます。
釣れる時期
真夏になるとキスが釣れるイメージですが、6月上旬頃から9月の中旬頃まではちょい投げでも釣れるようになります。
ただし真冬でも地域によっては釣れる時期があります。こちらの動画をチェックしてみてください。
これは実際に釣りにいかないと分からないです。ツイッターなどで情報収集して行く頃には釣れなくなっていたり。
また温暖化や黒潮の蛇行によっても水温が影響されて、釣れる時期がずれたり台風や大雨、強風などで釣れなくなることもあります。
毎年、同じように釣れるとは限らないのも難しいですが、爆釣することもあるのでやめられません。
キスのサイズ
私がいつも釣る場所では、6月頃は大きなキスと10cm以下の小さなキスが混ざります。7~8月頃は小さな比率が増えます。
お盆の頃は、足元に予想外の大きなのが釣れたり、遠浅では遠くへ投げても小さいのが釣れたり、なかなか楽しませてくれます。
10月頃になると20~23cmくらいのサイズも釣れるようになりますが、数釣りは難しくなってきます。
ただこれも地域やその年の海の状態によっても変わるので、実際に釣りをしてみるまで分からない。自然相手なので計算通りにいかないので、ワクワクしながら爆釣を妄想しながら釣りにでかけます♪
まとめ:キス釣り初心者の道具や仕掛け
- 釣り具は竿とリールがセットになった、2.4~3mくらいの竿で釣れる夏の時期に釣るのがおすすめ。
- 仕掛けは短めの2本針が投げやすい。
- 道糸はナイロンラインがトラブルがなく釣りやすい。
- 初めての投げ釣りでキス釣りをされるなら、7月の梅雨明けから夏休みが終わる頃までがおすすめ。この時期ならちょい投げでも数釣り、大きめなキスとの駆け引きも釣れます。
下記の記事を読めば、さらに釣りに詳しくなります。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。