子供の頃、お正月の寒い朝に甘酒を飲んだのですが、とても美味しくて好きになりました。
大人になってから、少し風邪気味で体調が悪かったので、「そうだ甘酒を飲もう」。甘酒は飲む点滴とか、栄養ドリンク、日本のヨーグルトと言われているのを思い出しました。
ところが飲んでみると、あの美味しい甘酒とは別ものだったのに衝撃を受けました。それ以来、甘酒は嫌いになってしまいました。
酒の文字がついていますが、こちらで紹介している甘酒の作り方(米麹を使う)では、アルコールは含みません。
未成年の方が飲んでも問題ありません。
美味しい甘酒との再会
甘酒の作り方はこの章(段落)の下で紹介しています。
それは突然やってきました。
旅行で訪れた先で株式会社 篠崎さんの「国菊 あまざけ」 を見つけました。
飲む前に写真を撮っておけば良かった。味は癖がなく甘すぎず私にはぴったりでした。
あとで楽天市場で調べてみたら、通販もされていました。
ケンコーコムさんの口コミを見ると、1400件のうち、★4つと5つを合計すると、1299件、★の評価もこれだけの口コミで4.56は素晴らしいと思います。
お砂糖を添加されている市販の甘酒と比べると、味が薄いと感じる人もいますが、これが本来のお米と麹の自然の甘さです。
たまに購入するのですが、やはりお値段がちょっと気になり自分へのご褒美で買いますが、普段から飲むのには、少し勇気がいります。
そこで自分でも作れないかと思い調べると、意外と簡単に作れることが分かりました。
甘酒の作り方レシピ
甘酒を作るのに必要になる材料と道具。
- 米麹200g
- お米150g(1合)
- 炊飯器
- 温度計があると便利。
「米麹は見たことないな~。酒粕ならあるんだけど。」と、思っていたのですが、家の周辺のスーパーを探したら、3件に1件くらいがこちらの米麹を置いていました。
意外と置いてあるものですね。塩麹ブームで需要が高まってきたのかもしれませんね。
これ1袋あれば作れます。
一時、うちの近くのスーパーは甘酒がテレビで紹介されていたので、売り切れていました。しばらくすれば、またすぐ入荷されていました。
自家製の甘酒の作り方
炊飯器で甘酒を作ります。
- まず最初に1合のお米をかしたら、お水を3合のメモリまで入れて、おかゆを炊きます。
- 次に60度まで冷まします。(冬なら15分ほど、自然に放置すると冷めます)。40度まで冷ましすぎると、雑菌が繁殖しやすくなり甘酒ができません。
(おかゆ)また65度以上になると麹菌が死滅してしまうので、ただの「おかゆ」になり失敗します。
- 60度になったら、板状になっている米麹を細かく砕きます。柔らかいので、簡単に細かくできます。
(米麹)砕くと、見た目、お米になります。
お粥の中に入れかき混ぜます。
混ぜた麹とお粥。
- そのまま炊飯器のふたをせずに、上に布巾をかけて保温にします。
- 途中、2~3回かき混ぜます。
- 6~10時間であま~い香りがしてきたら、甘酒の完成です。ひとつまみ、塩を入れると更に甘味が増します。
最近(2018年12月)は10時間くらいで、じっくり作っています。
- 念の為、味見をしてほのかに甘くなっていたら成功です。少し甘味が足りないようなら、温度が低い可能性があります。
- 冷ましたら冷蔵庫に保管して4~5日くらいで飲みきるのが良さそうです。冷凍すれば1ヶ月くらいは保つようですが、うちではすぐに飲んでしまいます。
※最近は、私1人しか飲まないので、ちびちびと1週間くらいかけて飲んでいます(笑)我が家では炭酸水の容器に、完成した甘酒を入れて冷蔵庫で保管しています。
(水につけて冷やしているところ)
周りの気温が低いときはあと数時間、延長しましょう。炊飯器のふたを閉めた方が良いかもしれません。
甘酒でもう1回、甘酒を作れば節約に!
みやここうじは1つ300円ちょいですが、買いに行く時間がなくて困っていました。
そこで冷蔵庫にある甘酒を使って、もう1回くらい作れないかチャレンジ。何でも実験!
自家製の甘酒100~250g
冷蔵庫で保管する時間が長いと発酵する力が弱っているかも。その場合は多めに甘酒を入れましょう。
手順は同じですが、米麹を入れる代わりに甘酒を入れるところが違います。
冷やす時間がもったいなかったので、氷を入れて冷やしてみましたが、少し柔らかめの甘酒になってしまいました。
水分が多く少し甘味が薄くなってしまいましたが、無事に甘酒は作れました。これで米麹を1回分、節約できたので安くできました。
あまり何度も繰り返すと、雑菌が入る危険があるので私は1回だけにしています。
甘味を強くしたい場合は、お粥を炊くときにその分だけ水分を減らした方が良いでしょう。
甘酒は栄養があり、ダイエットにもなると人気のようですが、夏場、食欲が低下したときにコップ1杯飲むと元気になりそうです♪
湯飲み1杯程度であれば70kcal前後です。
ただし水分量によってカロリーは前後しますので、あくまで目安。
発酵食品として甘酒は、効能や効果という点より水分と栄養補給にぴったり。寒い冬だけではなく熱中症になりやすい夏場にも良さそうです♪
手軽に作れるので、一度ためしてみてはいかがですか?
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。