100均のLEDライトは、もう買ったら分解するのが定番になってしまいました。これはダイソー、セリア、キャンドゥのいずれでも。
- 単4乾電池、3本使用。
- 連続点灯時間:12時間
ダイソー「タッチライトブロック」も、中身が気になる・・・
ということで、サクっと分解。
目次
タッチライトブロックを分解・電流測定
27Ωの抵抗を発見!な、なんか抵抗の色ラインがぐちゃぐちゃ・・・
LEDは4つ、並列接続。まあ普通。
ついでに電流も測定。
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電流は57mA。
乾電池が新品の状態ではなく、何度か点灯テストをしているものなので、もう少し流れるとは思いますが、まあそんなに変わりはないでしょう。
57mAは測定誤差も考えると、そんなものかな。1個あたり20mA前後。抵抗が1つしかないので、LEDによって流れる電流が変わるので、もう少し電流は落としたいところ。
改造しないので、私はマンガン乾電池専用のLEDとします。
改造するなら、定電流回路を組み込むか、ちょっとだけ電流を制限すると良いかも。
裏側に磁石付
磁石がついた製品は、あまり好きじゃないのですが。どうしても磁気カードがダメになるという恐怖感があるもので。
とはいえ、磁石は弱め。冷蔵庫に貼り付けると、ずり落ちそうになりました。ちょっと当たったらだけで、足元に落下するくらい弱い。
それはそれで微妙な感じ。
平面の鉄の板において、ずれ防止くらいに考えるのがよさそう。
もちろん裏面に、強力なネオジウム磁石を貼り付けると完璧。
タッチライトブロックを勘違い
お恥ずかしい話ですが、最初にタッチライトブロックを点灯させるとき、一生懸命にあちこちをタッチしました。
結論から言うと、タッチとかかれた透明なふたの部分を押すと点灯します。下記の写真でいうと、右端の透明カバーのところ。見づらいかもしれませんが、文字が書かれている部分。
親切なら赤丸すると良いけど。めんどくさかったというのはナイショ(汗)
「アレ、もしかしてタッチセンサーじゃないのか!?」
タッチというより、プッシュライトブロックだった。
【裏面磁石付】押して点灯するLEDライトでした。
本体をバラバラに分解
100均のものは、ネジをゆるめれば、大抵のものは簡単に分解できます。
たまに硬くて苦労することも。
「あ~接着剤、塗ってる~」みたいなことも。最近はあまり見かけないけど。
電池ボックスのレイアウトは、こんな感じ。
LEDが4つ、均等に配置されています。もし分解されるなら、バネの位置に注意してくださいね。
私は不器用なのと、記憶力が悪いので、撮影しておかないと元に戻すのに苦労することも。これは単純だけど念の為。
これを見ると、だいたい構造が分かると思います。単純だけど。でもこれが100円というのはすごい!
点灯するとこんな感じ。LEDでもCOBの方が好き。見て分かるように、光のムラを感じますよね?
なんか、ムラムラ~これは好きじゃないわ。ということで、家族にプレゼント。もともと、そのつもりだったけど・・・
長時間点灯に改造
点灯時間が12時間くらいなので、もうちょっと長くしたい。
そこで単4乾電池から、単3乾電池にできれば容量が増えるので、電池の保ちもそれに比例して長くなります。
この場合、どうやって単3乾電池とLEDを接続するのかがポイントになります。
電池ボックスを買って、この商品に取り付けるのはスマートじゃないので、あまりオススメはしません。それに使い勝手が悪くなりますからね。
もう1つは、LEDを光輝度LEDに交換して、電流を下げるというのもありかもしれませんが、効果は手間の割には少なそう。
とか、いろいろ考えたら「このまま使うのが良いんじゃないかな~」という気がしてきました。
100円+税で、使い勝手は悪くないので非常用にも使える。冷蔵庫に貼り付けるにしては、磁力が弱いのでイマイチかな。
裏面に接着剤や両面テープで、強力な磁石を付けると方法もあります。まあ、ここはアイデア勝負なので、楽しみながら遊んでください~
あ、そういえばボタン電池のCOBのあれと、交換するのもありかも。
コレ 点灯しない!100均の『明るいキーホルダーライト』を分解してみた
使う用途
車で使うのも良さそう。室内灯は、たまに切り忘れてバッテリーが上がって困る方もいます。
そこで乾電池式のLEDライト、タッチライトブロックなら、せいぜい電池切れ程度なので安心。
キャンプでは、ちょっと使い勝手は悪そうですが、寝室やベッドの手の届くところにあると、夜にトイレに行くときなどに便利かも。
夜釣りでクーラーボックスの上に載せて、仕掛けを作ったりするときの補助光にも使えるかな。私はヘッドライトだけど。
玄関にもどうかな~。例えば玄関収納の扉の裏側に取り付けると、明るくて見やすい。
スマホの撮影用
タッチライトブロックって、スマホで小物を撮影するときの照明に使えそうですよね?
そこで実際に使ってみたら・・・なんかイマイチ。
どうも反射鏡が原因で光がまだらに発光されて、変な光の当たり方や影になってしまうんですよ。
このままじゃ、まともには使えない。もうちょっと、なめらかに光を拡散しないと違和感があります。
このようなときに使われるのは、トレーシングペーパーや乳白色のプラスチックカバーなど。
偏った光を、なめらかに柔らかくしてくれる効果があるアイテムを使います。白い袋を上からかぶせるだけでも、多少の効果が得られます。
う~ん。もしかしたら、反射鏡(反射板)を外した方が、撮影用の照明としては使いやすそう。
タッチライトブロックのまとめ
タッチライトブロックは、ちょっとした照明には良いけど、撮影など目的を持って何かを明るく照らす場合には、光のムラが気になりました。
それでも100円(+税)ということを考えれば、大きな不満はありません。ボタン電池より、ずっと良い!
1つ、常備しても良いでしょう。
ということを繰り返して、家中にLEDがたくさん転がっています(汗)
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。