ブルーベリーの根やぶどうの葉の食害。コガネムシには泣かされています。おそらくイチジクやレモンの根も食害されているかもしれませんが、いまのところは影響は低い感じ。とくにイチジクは根の伸長が早いのと細根がすくないのも、影響が少ない可能性があります。それよりも、近くに食べやすいブルーベリーを狙うのかも。
そこでコガネムシ対策を検討しました。
※筆者検証中。数年単位でかかりそうです。
コガネムシ対策
YouTubeで見つけた、まずは、もっとも効果が高そうな方法。コガネムシ対策の決定版!
物理的に土中に侵入させない方法で、私が調べた中でもっとも効果的だと思うやり方でした。
石に阻まれて、土中に侵入できないので産卵できず根を食害されない。小石程度なら、もぐるのはたやすいでしょうけど、さすがに自分の体の何倍も何十倍もの石を動かすことはできないようです。
大粒の破石(バラス)を表面に積み重ねる
大粒の破石を厚めに敷く。もったいないからと、ちょと表目に巻く程度ではダメ。
よくバークなどが敷かれていますが、かなり大きめのバークでも比重が石より軽くコガネムシは潜りこめますが、さすがに比重が重い石を動かしてまでは潜れない
ちなみに虫が侵入できないように網を張ったりフエルトを敷いても産卵されるケースも。やはり押しのけて侵入できないように、重い石やマルチの抑えなどで動かないように固定するか、きっちりと敷き詰めるのが対策としては最適。
YouTube『趣味のブルーベリーチャンネル🌿アスパラ』さんの動画で、この方法を知りました。下記の動画だったか忘れましたが。
こちらに対策された動画が、いろいろあります。ぜひチェックしてみてください。必見です!
ただし一層や二層では隙間があるので、そこから侵入されるので、コガネムシが入り込めないくらいまで積み重ねる必要があります。そのため小さなポットや鉢では対策しづらいと思います。
ブルーベリーなどの果樹、バラなどのお花もコガネムシに細根を食害され被害に。気づいたときには、ほぼ手遅れのことが多く助かったとしても、元通りに復活するのに2年はかかる。
効果が限定的な方法
1、農薬『ダイアジノン5』大きな幼虫には効きが悪かったり、薬剤に耐性があると駆除できない。また2回しか散布できず、薬剤の効果がない期間に産卵されると、次に散布されるまでの間に根を食害されてダメージを受ける。
筆者は春と秋に規定量を散布していましたが、駆除できた個体もありましたが(死骸を見つけて確認)、生き残っていた幼虫に食害されほぼブルーベリーが枯れました(いま復活を信じて強剪定してポットなどで栽培中)。
2、網などで覆う方法。
この方法、必ずどこかにすき間ができます。ネットを完全に覆ったのに産卵された事例も。網の外から産卵したのか、気づかない隙間があったのか。完全に防ぐのは難しいようです。
3、鉢底ネットで覆う方法。
普通の網、ネットより厚みがあり強度もあるので、完全にすき間を覆うことができれば、侵入しづらくなるかもしれません。完全に動かないように、ネットを押さえるもので固定すればいけるかも。
4、バークチップ、木片など。
この方法、比重が軽いので入り込まれる可能性大。そもそも時間の経過とともに朽ちていくので、コガネムシのエサになります。できるだけ大きなサイズを、隙間なく上から覆えば、あるいは防げるかも。この方法より、半永久的に使える大粒の破石(バラス)の方を筆者は選びました。
5、小石をネットに入れて、さらにチップなどで上から覆う。
この方法もみかけますが、隙間をきっちり無くせば成功するかも。ただ、どうしてもネットだと隙間ができやすい。完全に覆えれば効果的です。
まとめ:鉢植えのコガネムシ対策の決定版
破石(バラス)であれば、コガネムシが物理的に動かせないので土中に産卵を防ぐことができます。もちろん積み重ねないと侵入を許してしまいます。
とはいえコガネムシサイズの隙間がなければ、石を動かせないので産卵できない。あきらめて他に行ってくれるかも。ほかの場所、たとえば地植えが狙われるかもですが。
今年は、石だけの鉢と、ダイアジノン5の鉢を作り試しています。農薬なしで防げるなら助かります。石は1回買えば、半永久的に使えるのが良い。
私の場合肥料は、石を少しよけて中に入れます。少し面倒ですが、コガネムシにやられるよりはるかに良い。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。