車内用の換気扇がすごいらしい。
炎天下に車を駐車していると、グングン温度が上昇して車内は50度を超えます。日陰に駐車できれば一番良いのですが、そんな所ってほとんどありません。
そこで思いついたのがソーラーパネルで換気扇を回せば、エンジンを切っていても暑さを押さえられるのでは?
炎天下の車内温度を下げるアイテム
これまでも自動車用の換気扇はありましたが、エンジンを切ると止まるので不便でした。
太陽電池タイプも、太陽の位置によっては換気扇が回らないと不評。その理由は、換気扇とソーラーパネルが一体化されているので、太陽の位置に合わせられなかったからです。
それなら換気扇とソーラーパネルを独立させれば、取り付けの制限も無くせるし、太陽の光を受けて発電してファンを回転させられます。
参考 ソーラーパネルで動く車用の換気扇を楽天市場でチェックする。
このタイプは太陽の光の強さで性能が変わるので、大きな車よりも軽自動車で後部座席に設置するのが良いかと思います。
助手席に取り付けると、同乗者がいると配線が邪魔になるので、取り付けに工夫が必要です。
ただしエアコンではないので、外気温よりも車内を下げられるわけではないので、過度の期待はしない方が無難。
車用の換気扇を自作するポイント
市販品はソーラーパネルですが、スマホのバッテリーを使って換気扇を回すアイデアを実現されている方もいます。
USBで駆動する換気扇は手軽に入手できるので、試す価値は十分にあります。大容量バッテリーを組みあわせれば、太陽の光が無くても動かせるメリットもあります。
自作に必要なもの
- ソーラーパネルまたはモバイルバッテリー
- USBファン
- ケーブル
- 電子工作とDIYの知識と道具類
自作される場合は、ソーラーパネルを大きめなものを用意できますし、晴れた日にバッテリーに充電する方法もあります。蓄えた電気を使ってファンを回す。ちょっと面白そう。
手作りされたい方は、既に自作された方を参考にするとアイデアが広がります。
注意点
自作される場合は、車内が高温になるので熱対策は必須。モバイルバッテリーは高温に弱いので、発火などのリスクを伴います。また自作の場合は自己責任となります。
サンシェードを併用する
「ダッシュボードが熱い!」
手で触れないくらい加熱されています。エアコンをかけてもダッシュボードが発熱源になっているので、運転手は顔が熱い。熱すぎる!
日中晴れて35度を超えた日、市役所の駐車場に止めていたのですが、時間がかかってしまい車に乗ったら車内が熱帯地方になっていました。
あまりにも熱くてエアコンをかけて冷やそうとしたのですが、とても追いつきません。これでは、いくらなんでも小型の換気扇だけで、車内の温度対策をするのは無謀です。
短時間のつもりでしたので、太陽光対策をしませんでした。ここは、サンシェードを使って、太陽光を反射させて少しでも温度の上昇を抑えるべきです。
ハンドルやダッシュボートは、日よけして温度が上がらないようにしましょう。何も対策をしないと60~80度にもなる場合があるので、ほとんど火傷レベル。
ハンドルは、熱くて持てないです。
車内の空気を入れ換える
- 車に戻ってきたら、まず自分が乗る方と反対の窓を開けて、乗らずにドアをバタンとしてます。そうすると車内の熱気が、開けた窓から放出されます。
- これを3~4回繰り返してから、車に乗り込みます。
- そのあと、窓を全開にしてエンジンを始動したら、エアコンを入れてそのまま走り出します。すると車内の空気が完全に入れ替わります。
- 窓を閉めます。エアコンは外気から空気が入るようにして、しばらく走ります。5分低走ったら、室内循環に切り換えます。
これでエアコンが短時間で効きやすくなります。それでも効きが悪い場合は、ガスが漏れているか、減っている可能性があります。
一度、オートバックスやイエローハットなどでみてもらいましょう。ディラーでチェックしてもらうと完璧です。
ちなみに車が熱いときに、水を掛けるとシミになったり塗装面が痛む恐れがあるので避けましょう。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。