「今日釣ったのに、なんか、生臭い・・・」
漁港で釣りをしていると、家族で釣りをしている方がバケツに、ハゼやキスを入れているのを見かけますね。
でも真夏の海の水温は27~28度。気温も昼になると30度超え。
腐りかけてませんか?
太陽の光で、バケツの温度は40度にも上昇!?
どうせなら70度くらいまで加熱できたら、煮付けが作れるかも・・・
もし、そんなところに魚を入れたら、すぐに、あちらの世界に旅立ってしまいます。これだったら、魚屋さんの方が鮮度が高い。
釣りする意味が半減します。
魚を腐敗させず鮮度を保つ方法
まず真夏は、バケツの水は10~15分おきくらいに交換した方が安心。
「え~、めんどくさ~」
という方は釣った魚を、一旦バケツに入れるのは良いとしても、まだ元気なうち、弱る前にクーラーボックスで、あっちの世界に旅立たせましょう。
バケツの中で一生を終えると、温かいのですぐ腐敗が始まります。
私の場合は、アジやキスは、10分おきくらいにクーラーボックスに入れるようにしています。まあ、入れ食いなので、すぐにバケツが汚くなりますしね。
サビキ釣りをしているなら、アミエビをバケツの中に入れると水温が下がるので、鮮度を保てますが。真夏の日中だと、すぐに解凍してしまうのが欠点ですが・・・。
クーラーボックスで冷やすポイント
空気で冷やしちゃダメ!
あまり頻繁に開け閉めすると、中の冷気が逃げてしまうので冷やせません。そこでアジ、ハゼ、キス、イワシなど小型の魚は、氷を入れた海水で冷却します。
できれば、クーラーボックスのフタを前回にせずに。小さな窓から入れられるタイプが効率的。
最新機種 小さな投入口があるクーラーボックス
クーラーボックスに、凍らせたペットボトルを入れて、その中に魚を入れ完全に浸かるように海水を入れます。
このようにすると、空気で冷やすより10倍くらい早く、魚を冷やせるので鮮度抜群で持ち帰れます。
発泡スチロールを使う場合は、一工夫すると高性能なクーラーボックスに近づきます。
さて、お刺身で更に美味しく食べるなら、もう少し手を加える必要があります。
詳細 ハゼを刺身で食べる時期と、鮮度を保ったまま持ち帰る方法!
活き締めにして、クーラーボックスで持ち帰れば。高級料理店やお寿司屋さんで食べるくらい。超鮮度の良い状態のお刺身が食べられます。
「え、これがハゼの刺身!? めっちゃ上手い!」
これぞ、釣り人の特権!と言えます。鮮度が高い魚は。高価にやりとりされますが、鮮度が落ちた魚は、二束三文でたたき売られてしまいます。
ぜひ、お刺身で食べるなら、最高品質の鮮度で持ち帰るようにしましょう。
まとめ
雪が降る季節ならいざ知らず、気温が20度を超えるような季節だと、魚を釣ったらバケツに入れっぱなしでは、鮮度は大幅に落ちます。
神経締め、血抜き、クーラーボックスなどで鮮度を保ち、食中毒を防ぎ、釣った魚を美味しくいただきましょう!
【関連記事】
下記の記事を読めば、さらに釣りに詳しくなります。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。