釣りが楽しみで、つい波の高さや風速、天気を確認しないまま行って、大変な状況になったことがあります。目安で判断して釣行しなきゃ。
夏のお盆を過ぎた頃、サヨリ釣りに出掛けたのですが、風速は1m未満。ほとんど無風に近い感じで、釣りには最適でした。
おかげで波も穏やかでサヨリが、水面を泳いでいるのも確認しやすかったので、釣りやすく釣果もまずまず。
天気は晴れから徐々に曇ってきていたのですが、涼しくなっていたのであまり気にしていませんでした。
ところが・・・
気づいたときには手遅れ。数百メートル先の海の上から、雨が降ってきました。
目次
釣りができる波の高さと風速の目安
- 波の高さは1mが目安。(ただし・・・後述)
- 天気予報を見て釣りにいくのですが、風速が1~2メートルであれば、投げ釣り、ルアーは真っ直ぐ思ったところにキャストできます。
- 3~4メートルの風が海から陸側に向かって吹くと、飛距離はガクンと落ちます。逆風は辛い。逆に陸から海へであれば、飛距離が伸びて投げやすい。
横風が吹いていると、かなり流されるので投げる方向を補正しないと、思った方向に投げて釣りをするのが難しくなります。
予報が風速4メートルを超える場合には、釣行はやめるかサビキ釣りなど投げない釣りをします。
6メートルを超えると、釣りをするのは辛くなります。釣りは避けた方が無難。バランスを崩すと、海に転落する危険も増します。
救命具(ライフジャケットなど)は着用しましょう。
ただし・・・
波の高さの目安
目安は1m。1.5mを超えると、磯などではかなり高く感じるハズ。
ところが湾内の港の奥などは、ほとんど波がないこともよくあります。私が行くところは、風向きでも変わりますが波が数十cm。
サーフ、外海の堤防。内海で、予報の波の高さも目安は変わります。どの場所でも1m以下なら私は釣行に向かいます。
あとは風向きが陸から海へ向いていたら、波が1.5mでも釣行して現地判断。ちなみに局所的な天候の変化などで天気予報が外れることもあり、雨だと思ったら晴れてたり。
最近は、近場や内海の港だったら、現地にでかけて判断するようにしています。大抵は釣りができます。
ただ外海の港は、波が小さいと思ってもたまに大波がやってくるので油断は禁物。風速にも注意が必要になります。
風速が強くなっても港やサーフならできた
波浪注意報がでていても内海で港などの湾内であれば、風が強くても波がほとんどないポイントもあるので、釣り自体は可能なところもありますが、それでも急な突風などにはご注意ください。
大抵の風なら釣りができる場所もあります。それが風裏。小さな湾内の奥の釣り場であれば、大抵は波が小さいので釣りができます。そんなポイントを探すのも楽しい。
先日、内海(内湾)の砂浜(サーフ)で釣りをしましたが、風速は天気予報では4メートル程度の予報がでていました。
ところが波は穏やかで、いつものと変わらない海の状態でした。
「これなら大丈夫!」
ライフジャケットは着用していますが、風も予報より弱くおそらく1メートル以下。工場の煙突から煙がでていたら、少し流れる程度。
飛距離も十分。風向きも陸から海側に吹いているので、遠投するのに好都合な状態でした。予報はちょっと大きめになっている場合が多いので、私は最終的には現場に到着するまで諦めません。
数時間後、風が少し強くなり風向きも反対に海から陸向きに変化。風速は3メートルくらい。相変わらず波は大して大きくはありませんから、釣りには支障がない様子。
場所によっても風も波もかなり差があるのが分かりました。
天気予報は誤差がある
あくまでも予報が風速6メートルまでなら、行く準備だけはしておきます。あきらめが悪いので明日は雨で、強風だから釣りは止めようとはならない。
天気予報アプリで確認して取りやめたら、雨が降るのが昼過ぎに遅れ朝マズメが狙えたということも。
さらに風も予報では風速6メートル以上だったのに、海は2mくらいで釣りができたなんてこともあるので中止と決めても、もしかしたら天気予報通りにいかないことがあります。
明日の天気は、晴れのち曇り、ところにより雨。
それって、絶対に当たるわ。
というくらい、予報が難しい時があるので、私は取りあえず釣り直前まで、行くかどうかは保留にします。
そして出かける30分くらい前の天気予報やレーダーを見て、取りやめるかを決定します。やっぱり天気予報は予報で、ハズレることもよくあること。
大事なのは釣る場所の実際のリアルタイムの状況把握。
雨の予報なのに実際には曇りか晴れ間が見える感じで、風も弱く多くの釣り人がサーフで並んで釣りをしていました。
オモリを重くラインを細くして飛距離を出す
ある程度の風があっても投げ釣りであれば、飛距離が落ちるのを防ぐために、オモリを重くすれば投げられます。
友人が6号でちょい投げしていましたが、6号 → 8号に変更。私はルアー18g(ジグヘッド+ワーム)から26g、32gに変更して飛距離を稼ぐことに。
もし重くしたくない場合や、竿が対応していないときは、空気抵抗が少ないジグ(メタルジグ)を投げるようにします。
ワンランク重くして、飛距離を確認します。
これなら十分に釣りができる!
それでも飛ばなくなるようなら、相当な風が吹いているハズなので勇気ある撤退をおすすめします。
またラインを細くすれば、空気抵抗を低くすることができるので飛距離をかせげます。
詳しくは下記をチェックしてください。
どうしても飛距離もでないけど、釣りがしたい
波打ち際が少し波立つくらいのとき、岸から数メートル~数十メートルで釣れることもあるので、近くをためしに狙ってみましょう。
もし人が少ないときは、斜めに投げて、広く探ると結果がでることも。
重くすると、釣りをするのが難しくなるので、できるだけ軽いものを使いたいところですが、状況によってはこのようなやり方もあります。
ユーチューバーのてっげ宮崎!さんが、サーフで面白い釣りをされていますが、これ、風が強いときも釣れるかもしれません。
シーバスなどが浅いところに、狙いに来ている可能性もあるので、投げてみる価値はあります。思わぬ魚に出会えるかも。
釣りができる基準まとめ
あくまで私の基準ですが・・・
風速6メートルくらいの予報であれば、低気圧の進路がそれて風が弱まる可能性があるので、準備だけはしておいて、当日の朝に最新の天気予報をチェックします。
さすがに直前の予報は、かなりの確率で当たるので最終判断はそこでします。ここまで粘るのは、週末しか釣りに行けないからです^^;
まあ、あきらめが悪いと言われればそれまでですが。なんせ週末しか行けないもので。遠方地で泊まりのときは、最終的に現場に行って状況判断して釣りが不可能な場合は、グルメツアーに変更します。
そもそも強風注意報や波浪警報などがでていて、近くへの釣行予定だったら、自宅で仕掛けを作ったりリールや竿のメンテナンス、釣り具屋さんにでかけたりします。
無理せず釣りを楽しみましょう。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。