ビタミンCたっぷりのゴーヤ。買うと結構高いので家庭菜園でも元が取れそうですね♪
また緑のカーテンで節電効果と、野菜の収穫を兼ねて、ゴーヤを育てる方が増加しています。
「育てるのは難しいでしょう?」
そんなことはありません。始めて育てる方でも栽培はとても簡単。では、早速、ゴーヤの育て方についてご紹介したいと思います。
プランターは深いものを選ぶのがポイント
100円ショップのプランターでは、すぐに枯れてしまうかもしれません。ゴーヤは小さい間はあまり伸びませんが、夏場の気温が上がると共にグングン成長していきます。
またグリーンカーテンにするには、ゴーヤを広がるように育てる必要があります。葉が広がると光合成も活発になり、たくさんのゴーヤもできるので、水分をたくさん吸います。
プランターが小さいと、夏場は朝にたっぷり水をあげても、お昼頃には水分不足でしおれてしまいます。そうなると花が咲いても実が小さい間に黄色くなって落ちてしまいます。
お仕事をされていると、しおれても途中で水やりをすることができません。ですので水切れにならないように、根が広くしっかり張って水分を蓄えられるように、深めのプランターを用意します。
楽天で販売されている、ゴーヤのグリーンカーテンに十分使える深さです。
この程度のプランターだったら苗は2本あれば十分です。
お近くのホームセンターなどでも、似たようなものがあればそちらを使ってみてください。
土の目安は1本で20L(リットル)程度は必要になります。2本植える場合は40L用意しましょう。
植えたら、たっぷりとプランターから水が流れ出るくらい、水を与えて下さい。表面が少し湿った程度だと、暑い日にはすぐに枯れてしまいます。
ゴーヤを摘心するから緑のカーテンができる
プランターにゴーヤを植えたら、葉が7~8枚に成長したところで、下から数えて5枚目くらいの上の部分を切り、先端を落とします。この作業のことを摘心と呼びます。
「せっかく伸びた苗を、チョキッっと切るのはもったいない。」と思われるかもしれません。
でもこのまま延ばしたら、上には伸びますが横にあまり広がらずに、緑のカーテンにはならずスカスカのゴーヤのカーテンになってしまいます。
摘心は重要ポイント
先端を摘心すると、わき芽(葉の脇から芽がでてくる芽)がでてきて、いままでは上にしか伸びていなかったのに、水平方向へ広がりながら上に向かって成長を始めます。
わき芽が増えると、花の数も増えるので結果的にゴーヤがたくさんなるので、ぜひ摘心をして緑にカーテンに育ててくださいね。
ゴーヤの誘引
成長が早いので、植え付けたらネットを張って、ゴーヤが巻き付けるようにしましょう。
もうちょっと後でと思っていると、プランターの下の方で伸びてしまい、後からネットに巻き付けるのが大変な作業になってしまいます。
スペースの幅が広く確保できたら、棚やトンネル(アーチ状やぶどう棚のよう)にすると、より涼しくなりますし、収穫もしやすくなります。
追肥と水やり
暑い日ほど、勢いよく成長していくのがゴーヤ。隣で朝顔がぐったりしていても、成長を続けていきます。しかしあんな大きな実をならすと、プランターの中の肥料だけでは足り無くなります。
肥料が切れると、葉の勢いが無くなり黄色い葉になってきます。そうなる前に追肥(肥料を追加)します。野菜用の有機肥料でOKです。
畑なら根っこが地中深くまで根を伸ばして、水を探せるのですがプランターだとそういうわけにもいきまえせん。そこで水切れ、肥料切れは起こさない様に気を付ける必要があります。
それさえ注意すれば、後はほっといても実をどんどん付けてくれます。ゴーヤを大きくしようとすると、収穫時期を過ぎてしまい完熟して黄色いゴーヤになってしまいます。
種は赤い鮮やかな色をしていて、ミラクルフルーツのような見た目です。プランターで緑のカーテンを作って、夏を少しでも涼しくできると良いですね!
ちなみに種を畑にまた来年に蒔くと育ちます。
ゴーヤは虫に食べられやすいので、下記を読むと防ぐことができます。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。