そもそも釣りって趣味だから、計算しちゃダメ。
釣りをしている人に、こんなことを問いかけてはダメ。
「たったそれだけしか釣れないの?そんなので、元ってとれるの?」
「え、元ってどういうこと!?漁師じゃないんだから」。
意味不明な質問をしてくる人には、ほんと困ります。
釣りのコスト計算をやってみた
「結局、計算するのかよ」って言われてしまいそうですが、一応、計算をしてみます。
取りあえず釣り道具(竿やリール)は、コストの中に入れないこととします。
とはいえ、魚の種類が多いので、ここでは冬に人気のワカサギで計算してみました。
ワカサギを釣るコスト
赤字です!
ワカサギ釣りと言えば、ボートかドーム、氷の上での釣りが一般的。
陸からも釣れないことはありませんが、釣り場が限られているのと、釣果もあまり見込めません。
また暖冬の影響で氷の上で釣れる場所も、ごく限られてしまうので、ここではボートに絞ります。
計算してみた
- ボート1隻レンタル(2人)した場合、1日で2500円が相場。
- 二人で釣りに行けば、割り勘で一人1250円。
- 仕掛けは2セット使うとして、こちらで紹介した仕掛けは130~227円。
- 一番お値うちな、130円の仕掛けを2セット使うとします。
- エサは300円ほど。
釣りコスト:1250円+130円×2+300円=1810円(ボートを割り勘にした時)
一人でボートをレンタルした場合は3060円。(一人で釣りした場合)
ワカサギが80~90匹釣れるとしたら、およそ1kg。通販で購入すると950円程度。(送料が同じくらいかかる)。
1810円-950円=860円(赤字)
もしもっと釣れば、単純な計算では元が取れるかもしれません。
しかし、ここにはガソリン(電車)代が入っていませんし、食事代などもかかります。もっと厳密に計算するなら、あなたの人件費も必要になります。
コスト計算なんてする時点で、趣味じゃなくなっていているので、これくらいの計算をしないと意味がなくなります。
そう考えると、釣りのコスト計算をしようと考えること自体がナンセンスなんです。それに計算するのがめんどくさい(笑)
単純計算してはいけない釣り
私の場合、普段、嫌なことがあっても釣りが週末に予定が入っていると、それだけでストレスを乗り越えられます。
それと釣りにいって、全く釣れなくても海や川をボーッと見ているだけでも十分。きれいな波の音が聞ければもう最高のご馳走。
そこで食べるタダの塩おにぎりだったとしても、「今日のおにぎり最高!」。
釣りってストレス解消にもなるので、健康維持にも役立ちます。そういうことも計算するなら入れて欲しい。
魚が釣れるのは、あくまでも副効果くらいに考えるべき。
釣れれば良いけど釣れなくても私の場合、「残念。今度は釣れるようにするよ!」と考えます。
- 今度は仕掛けを変えてみようかな。
- エサを変えようかな。
- 釣る場所を変えてみようかな。
- 今度は、大潮の満潮の3時間前を狙って釣りにいこう!
また、次の楽しみを決めて帰るので楽しくなります♪
もしコスト計算をしそうになったら、単純にエサ代と釣った魚をスーパーで買ったときの値段と、比べるくらいにしておくのが良さそう。
でもね。釣った鮮度が高い魚は、高いんですよね。あ、頭の中で計算しそうになった(汗)
【関連記事】
下記の記事を読めば、さらに釣りに詳しくなります。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。