「プチッ」
あ、切れた、恥ずかしい・・・
投げ釣りで、一度や二度、糸が切れてオモリが飛んでいったのを見たことがあると思います。
糸が切れるのは、オモリが飛ぶときに自分が考えている以上に、糸を引っ張っているからです。
そんなときの対処法を飛距離という点でまとめました。
飛距離を出しつつ糸が切れない方法
糸が切れない様にする方法は2つあります。
- オモリを軽くする。
- 糸を太くする。
切れた原因
糸の引っ張りへの強度不足。オモリ10号 糸(ナイロン2号)で強く投げると、簡単にプチッと切れます。
オモリは外に飛んでいこうとしますが、糸でリールとつながっているので負担がかかっています。
そこで強度を増すために糸を6号でオモリを10号くらいに軽くすると、切れることはまずありません。
ただし・・・糸を太くすると、空気抵抗が増えて飛距離が出ない。
オモリを4号くらいに軽くすると、糸が2号でも切れませんが飛距離が出せません。このあたりがジレンマ。
遠くまで飛ばしたいときは、どうすれば良いのか?
意外と簡単な解決法があります。
太い糸を先だけつなぐ
初心者が釣具屋さんでファミリーセットを買うと、リールに糸が巻かれています。
このときに巻かれている糸は、糸の太さ2~3号が一般的。ところがキス釣りなどで遠くへ飛ばしたくて16号などの重いオモリを使うと、簡単にプチッと切れます。
そこで糸の切れやすい先端の方にだけ糸を太くします。
メリットは先端だけが糸が太いので投げても切れにくく、空気抵抗を減らせるので、それだけ遠くに飛ばせます。
50m以上飛ばすなら
キスの遠投には、糸がテーパー状に太くなっていく専用の力糸が使われます。
徐々に糸が太くなっていくもので切れにくくなっています。
必読 初めての投げ釣り!道糸と力糸(ナイロン、PE)の太さは、これ!
2~12号、3~12号が使われますが、3~12号の75m(15m×5本)がおすすめ。
力糸を使うときは、リールからの糸と結ぶ必要があります。ちょっとしたコツを身に付ければ、簡単につなげます。
参考 ラインとリーダーの結び方(動画あり)
軽いオモリのすすめ
夏の産卵時期、ファミリーで釣られるときは、軽いオモリと3号くらいのナイロンで十分に釣りになります。
堤防や砂浜からのちょいなげなら、大抵はジェット天秤4~8号で間に合います。
大抵切れるのは16号以上を使っているからです。
7~9月の中旬くらいまでなら、ちょいなげでも釣れるので軽いオモリでアタリを楽しむのがおすすめ。
お盆頃は産卵時期。足元から数メートル先でも、釣れることもあるので遠投は必要ありません。
糸3号 オモリ 4~8号
オモリの重さと糸のバランスが重要になってきます。私の経験では、3号の糸でも8号くらいに抑えた方が無難です。
流れがある河川や河口では、16号以上は必要です。この場合は、テーパーになった力糸を使いましょう。
近距離で流れ防止のために重いオモリを使う場合は、ちょいなげなので力糸を使わなくても切れることはありませんが、安全のためにはやはりつけた方がいいでしょう。
まとめ
投げたら「プチッ」と糸が切れた時の対処法は、
- 3-12号の力糸をつける。(飛距離重視)
- オモリを4~8号程度に抑える。(ちょいなげ50m以下)
この2点のいずれかで、糸が切れるのを防げます。
その他にも、こんなことでもラインは簡単に切れてしまいます。
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。