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フェスティバルがおすすめ?ブルーベリーの台木選びのポイント

ブルーベリーの接ぎ木に使われる台木は、ホームベルが真っ先にあがります。近年はフェスティバル等も

栽培者が選ぶ理由としては、次の2点。

  1. サッカーが出やすく木を更新しやすい。
  2. 台木負けしにくいこと(台木のおすすめ理由は経験  後述)。

どちらに重点を置くかで、剪定する台木は変わります。

台木負けとは、台木より穂木側の方が成長が勝り太くなる現象。

穂木の方が太くなると見た目のバランスが悪くなります。問題なのは、穂木側の方が樹勢が強いと、根っこから吸い上げる栄養が追い付かず栄養のバランスが崩れる。人でいえば子供の成長期の頃に、しっかり食事をとらないと栄養失調になり最悪、倒れます。

ブルーベリーの木は大きくなろうとしているのに、根っこから栄養が必要量を吸えないので息切れ状態。そんな木でたくさんの実をならせたり木を大きくしようとしたら・・・最悪は枯れてしまいます。

つまり根っこ側の台木のパワーが重要。ラビットアイ系で樹勢が強く、木も太くなる品種が台木としておすすめされています。

※注 個体差はあります。

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フェスティバルが台木として優れている点

  1. フェスティバルは木が太くなる。台負けしないわけではない。
  2. サッカーがでにくい。
  3. 樹勢が強い。
  4. クロロシスになりにくい。
  5. 入手しやすく価格も普通で、挿し木もしやすい。

台木として見た場合、欠点が見当たらないのでブルーベリーの接ぎ木としておすすめされる理由が分かります。

しかし最近は、ちょっと様子が異なるようです。

 
 
 
 
 
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このあたりは栽培環境にもよるかもしれません。

台木の候補

ネット上では様々な台木が提案されています。それらを1位から順位にまとめてみました。左から順におすすめどが高くなっています。

  • 1位 フェスティバル > ティフブルー > ホームベル
  • 1位     ティフブルー >ブルシャワー  > ホームベル=パウダーブルー
  • 1位       ホームベル   > ティフブルー > ブルーシャワー
  • 1位    デライト・バルドウィン・ティフブルー>ホームベル

ご覧いただくと分かると思いますが、台木としておすすめされているのが人によってばらついています。

台木剪定の考え方として、もし接ぎ木が失敗しても大丈夫なようにラビットアイ系の中から、勢い(同じ品種の中でも強勢な苗)があって、自分が食べて美味しいと思った品種を台木に選ぶ方法も(ブルーベリー狩りにいって、美味しい品種を選ぶ方法があります)。

YouTube『アントニオ』さんの【神回・後編】ブルーベリーのプロによる接木の台木のお話、と旅の総括という動画がかなり参考になります。

【神回・後編】ブルーベリーのプロによる接木の台木のお話、と旅の総括

つまりここでおすすめしたフェスティバルは、別の人からみたら違う可能性があるので、あくまでも一例と考えてください。

鉢植えするなら台木は、ここで紹介したものならあまり気にならないかもしれません。

ホームベルは、一般に広く台木として活用される品種。サッカーが出やすく管理が大変とは言われますが、鉢植えやそもそも管理が苦にならない方や、サッカーに接いで増やしたい方であれば、ホームベルが最適。

笑顔で指さし これ

定期的に木を更新する目的ならホームベル。いずれにしても接ぎ木は、木がまだ小さいうちは強風対策は必要。添え木などは必須。

ブルーベリーもカミキリムシの被害を考えると、頻繁に更新できるホームベル、良いかもしれません。

まとめ:ブルーベリーの接ぎ木の台木のおすすめ

  • フェスティバル
  • ティフブルー
  • デライト
  • バルドウィン
  • ブルシャワー
  • パウダーブルー
  • ホームベル

上記品種でも個体差があるので、元気な勢いのある苗を台木に!

フェスティバルやホームベルは近くのホームセンターで簡単に入手できて、お値段もお手頃でしたので購入しました(定番すぎて、最近は販売店が避けているのか、みかけないことも)。とりあえず上記の品種から選べば、趣味の園芸レベルでは十分かと。

   樹勢の強い苗を選ぶ

購入されるときは、もしかしたら実付きの苗かもしれません、とりあえずすぐ摘花・摘果して樹勢の回復に努めましょう。

できるだけ樹勢の強い苗を選び台木にします。いくらラビットアイ系で挿し木されたクローンとはいえ、栽培環境等によって個体差がどうしてもでてきます。

挿し木から台木を作る

台木候補の剪定枝等を使い、挿し木して増やすのも楽しい。。もしすでにお持ちなら、挿し木して苗を増やし台木としておすすめします。その場合は、できるだけシュート(徒長枝)の6~8mmくらいの太くて若い枝(15~20cm程度)を使うと、早く接ぎ木できます。その中から勢いのある苗を台木候補して育てます。

急ぐ方は苗を購入して、1本を台木に使うのが早い。

いずれにしても樹勢が強く土壌適応力の高いラビットアイを台木にして、ハイブッシュや栽培が難しい品種、たとえばスパルタンやサミットなどを接ぎ木すると、育てやすくなるので試す価値はあると思います。

接木で1本の木に2品種ばらせる方法も。下記の動画の10分28秒から、1本の木に2品種を実らせています。鉢植えでも応用できます。

参考 【神回!ブルーベリー】栽培技術をシェアします!樹齢40年のブルーベリーは至高の果実だった!

【神回!ブルーベリー】栽培技術をシェアします!樹齢40年のブルーベリーは至高の果実だった!

収穫時期をずらして、長く食べることができます。この方法、真似したい。

形成層が狭く、接ぎ木の難易度は初心者には高いと言われています。数をこなすしかありません。何でも練習は必要ですよね。下記は接ぎ木の基本について解説してる記事です。

参考 ブルーベリーの挿し木のやり方をプロに学ぶ!

参考 【基本】接ぎ木の仕方!ブルーベリーを例に!

※挿し木して樹勢の強そうなラビットアイの苗、品種名に関係なく(さし木中にトカゲに荒らされて混ざった苗等)台木にしてみようかな。

学者ではないので理由は分かりませんが、挿し木したら遺伝子は同じですが成長に個体差はあります。そもそも挿し木した穂木の位置、太さにも差があるのも原因の1つだと思います。接ぎ木される場合には、勢いのある台木苗や若くて太めの徒長枝(シュート)などの穂木を選ぶのが良いと思います。
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釣りやほったらかしのレモン栽培などをきっかけにブログで発信。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。
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