全く釣れなくなりました。しかも誰も釣れない異常事態。
その2週間前・・・キスやマゴチが爆釣。
キスが34匹(家族が釣り上げ)。マゴチ10匹(私が9匹、家族が1匹)。
しかもマゴチもキスも爆釣中(地合い)だったのですが、私が体調悪化のため、しぶしぶ帰ってので、あのまま釣っていたら、えらいことになっていたと思います。
そこで体調が悪く帰宅した2週間後、リベンジ?を果たすためで、再び、同じ場所にでかけました。
ところが・・・
全く釣れない時間が続いた
潮も同じ、ほぼ同じ時間帯、天候も曇りのち晴れ。
釣る時間は、1時間ほど早めに出かけました。
場所は数百メートル離れていましたが、その場所も釣れる場所でした。
早速、リベンジを果たすべく、ワインド釣法、家族は投げ釣りでキス狙い。前回と全く同じ。仕掛け、釣り方も同じ。デジャブ~みたいな感じです。
ところが、前回とはある点が違いました。
アタリが全くない!
そのまま、前回、帰ったときと同じ時間になりましたが・・・クーラーボックスもストリンガーも空。ボウズというやつです。
全く釣れない時間が続きました。というか、その日は釣れず撃沈。ガクッ...
翌日リベンジ
余りにも悔しくて、私だけリベンジに、また釣りに行きました。
今度は、前回、爆釣したポイントで釣りを開始。
期待に胸を膨らませていました。昨日、釣れなかったのは場所が悪かったからに違いない。そんな言い訳をしていました。
ところが、昨日と同様、全くアタリすらなし。
今回は、ワインドでマゴチを釣りながら、キスも釣る作戦でしたが、どちらも釣れず。フグすら釣れない。
ヒイラギくらい掛かっても良さそうなのに。
エサもほとんど無くならない。
いわゆる、魚の気配すら感じない状況でした。唯一、ボラらしき稚魚が泳いでいるのは、昨日と同じでしたが・・・
シーバスの影も見えず。
釣れないときは情報収集
昨日も、当日も、片道自分の釣っているところを基準に、左右500mほど歩いて回りの釣り人の状況を確認していましたが、魚を釣り上げているところを見られませんでした。
「釣れますか?」
Aさん「いや~、ぜんぜんだめですね・・・」
「アタリはありますか?」
Bさん「アタリ、全くないですね」。
聞き歩きましたが、誰もマゴチをゲットしている方はいませんでした。
私だけじゃない。何かがおかしい。潮は同じ。気温は前回よりも、多少は涼しいかな~という程度。
赤潮なども発生していませんし、濁り具合も同じ感じ。釣れない理由が見つからないのですが・・・
ここまで情報収集して分かったことは、みんな釣れていないということ。
原因は不明ですが、魚がいるのかさえ分からない。
「もしかしたら、巨大地震の前触れで、魚が逃げたのか?」と考えたほど。
もう1つ、現実的なのが苦潮。
苦潮と魚への影響
苦潮というのは、プランクトンが異常発生して、水中の酸素濃度が低下させる現象。
赤潮なども同様の意味です。プランクトンの種類や増殖具合によって、海が赤くなるとは限らないから、海を見ただけでは分からないのが、やっかいなところ。
苦潮の影響は長期間かも
1度、苦潮が発生したら、それで終わりではないようです。
湾内などでは、月に3~5回くらい発生するところも。その日だけで終われば良いのです、海流の流れが弱いと、酸素不足のまま。苦潮が継続することになります。
1ヶ月で何日くらい苦潮がある?
あくまで多いところですが、日数でいえば2~3週間、影響が続くようです。
これだけ続けば、釣れない日にあたってもおかしくありません。
苦潮が発生しやすい場所
ちなみに苦潮は栄養を多く運んでくる河口付近の海、湾など海流の弱いなどの近くで多く発生するようです。
大規模な場合は、ニュースなどでも報じられることがありますが、ほとんどは発表されませんん。
酸素が少なくなると、魚は生存していられないので、より酸素量が多い場所に移動します。だから潮通しのよいポイントでは、爆釣しているかも!?
苦潮を見分ける方法ってある?
浜に魚や貝が、いつもより打ち上げられている時は、苦潮の可能性があります。
貝など移動が遅いものは、手遅れになって死滅します。アサリ、マテガイなども被害を受けます。
ワタリガニ、シタビラメ、ヒラメ、マゴチなどは、短期的には表層に酸素を求めて上がってくるようです。
下記の動画は、苦潮で表層に上がってきたワタリガニの様子。
これらの魚が異常行動を起こしていたら、苦潮の可能性を疑います。
もしかすると、前回、爆釣したのは、他の場所で苦潮になって避難してきていたのかもしれませんね。だから釣れる。
それが時間差で苦潮がやってきて、またどこかに移動したから、魚がほとんど釣れなくなったと。
(ボラの)稚魚が酸素を求めて表層を泳いでいても、シーバスがいないのは、苦潮で避難していたのかもしれません。
このように考えれば、全く釣れない原因も納得できます。
そういえば浜辺で、前回よりも貝殻が多くあったような気がします。この2週間で、何か海に異変があったのかもしれませんね。
気づいた事
爆釣したときは、ちょうど潮目が岸の近くまでありました。
潮目は、風でもないのに、海の色が少し変わっているので分かると思います。
釣れなかったときは、そもそも潮目をあまり確認できません。できたとしても、はるか沖。潮の流れが悪いと考えられますね。
実は潮目の異常は、地元の釣り人が言われていたことです。普段から通っていると、異常に敏感になります。
同じポイントに通うメリットや攻略も分かってきますよね。
調べてみると、何日か前にワタリガニが浮いてきていたそうです。どうやら苦潮の可能性が高くなりました。
軽い苦潮なら釣れることもありますが、釣果は減ってしまうでしょう。また翌日くらいから、苦潮の影響で全く釣れなくなるかもしれません。
下記の動画は、苦潮でシタビラメが浮いてきています。
まとめ
いつもは釣れる場所なのに、その日に限って周りを見ても誰も釣れていないときは、苦潮の可能性あり!
苦潮の可能性があるときは、ポイント移動ですね。
もしかしたら、その日限定で、自分だけの爆釣ポイントを発見できるかも!
爆釣したときの記事>> 場所は非公開だけどマゴチの爆釣ポイントを発見した方法!
下記の目次から、気になる釣りの情報を見られます。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。