「真空パックって、簡単にできるんだ!」
家電を使わなくても真空パックが手軽にできる、クリッカ CL1P-4という面白いアイテムを見つけました。(画像は下記に商品紹介で掲載しています。)
クリッカ CL1P-4は、家庭用真空パック器を使わずに手軽に真空包装ができる特徴があります。
なんとも夢のようなものですが、家庭用の真空パックをいろいろ調べていたので、最初から厳しい目で情報をまとめました。
ポイントは3つ。
- 購入時の袋の中を真空にできる。
- 電気が入らない。
- 手軽にできる。
口コミやレビューから、これらのポイントのデメリットが浮かび上がってきました。
クリッカ CL1P-4の大きな欠点
専用の袋ではなく、お菓子などの袋を使えるメリットが強調されています。でもそれは欠点にもなります。
スナック菓子などの袋の入り口は出し入れするところなので、お菓子の粉が付着しやすい。このような状態のものは、専用の機械でも異物が噛んで空気が入りやすい。
クリッカ CL1P-4は、袋の開いた部分を専用のクリックで止めるだけ。
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たしかにお手軽なのは良いのですが、よほど平らな状態の袋で密着していないと、空気が入ります。
専用のマシンでもシーラーといって袋を溶着して、空気が入らないようにするのですが、それでも空気が入る場合があります。
クリックだけでフタをするのは、構造上、どうみても失敗しやすい。上手くできたとしても、時間が絶てば空気が入りやすい。そのことが使用者のレビューや口コミを見てもわかります。
最初は真空になっていたのに、時間が絶つと空気が入ります。使えません。
このように真空にできても、長く持たないという感想を持っている人が多いようです。電気を使わずシーラーしないので、普通の使い方では難しいでしょうね。
上手に使えている人もいるので、誰でも簡単に・・・というわけにもいかず再現性が低いといえます。
そこでメーカーも対策として、使いこなしマニュアルに、コツや勘所を追加マニュアルという形で添付されています。
欠点その2
欠点を考えるのに、構造と使い方を知ると良く分かります。
- 袋にクリッカという、手動の真空ポンプで空気を抜く口を取り付けます。
- クリップで袋が開いた間口を留めます。
- クリッカ(空気を抜く口)に、手動ポンプを取り付けて空気を抜いていきます。
浮き輪の空気入れとは逆の発想です。
クリップでしっかりと口を閉じても、クリッカのところがシワになっていると、そこから空気が漏れてしまいます。
つまり空気が2カ所から漏れるリスクがあるので、家庭用真空パック器よりも成功率が下がるわけです。
上手くクリッカ CL1P-4を使いこなす方法
まずクリッカを取り付けるときに、シワになりにくい袋を使うようにしましょう。
袋が薄いとシワになりやすいので、あまり安くて薄い袋は使わない方がいいでしょう。取り付ける場合も、何度もシワを確認しましょう。
次の袋の開放部ですが、クリップだけでは心配です。このような点から私だったら、冷凍用の保存パックを使います。
久々に購入してまでは、試してみようと思えませんでした。もう少し改良すれば、もっと使えるようにと思うのですが。。。
・・・といつつ、買っちゃうかもしれませんが。
こちらの記事の最後の方で紹介している、ある裏技を活用してはいかがでしょうか。
本格的に始めたいかたはこちらも参考にしてください。
詳細 家庭用真空パック器のオススメ機種を一発チェック!
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。