忘れたい。悲しい記憶。
私はペットが寿命を迎えた時、初めての失恋は辛くて悲しい出来事でした。あの感情は早く忘れたい。
そんなとき、忘却曲線というのをテレビで紹介されていました。
人間には『忘れるという機能』を備えていると知りました。勉強では困ってしまいますが、それを超えるメリットが早く忘れられることにあるというのに深く納得。
そのおかげで私は心が穏やかになりました。
もしあなたも私と同じような苦しみを抱えているなら、忘却曲線というグラフを活用すれば上手に忘れられます。
もちろんそれを逆に使えば、学校の勉強の暗記問題や資格試験に役立ちます。もし知らないと損をします。
悲しい記憶を忘れる忘却曲線とは?
人間はどうでも良いことは、すぐに忘れるありがたい機能がありますが、たまに忘れたいのに忘れられないケースがあるのは、先ほど紹介しました。
忘却曲線のグラフで、次のようなことが分かります。
忘却曲線のグラフを見ると、大抵のことはその日のうちに7割以上は忘れてしまいます。問題なのは1ヶ月後でも約2割は記憶していること。
このグラフで更に分かることは、悲しい出来事を思い出すとその時点から忘却曲線が再スタートすることです。
つまりトラウマのように何度も記憶が蘇ると、そのつど記憶が100%に戻ってしまい忘れにくくなります。
悲しい記憶を消す
私の場合にいえば、自分が楽しいと思ったことを思いつく限りやったことです。
- 人気のランチに行く。
- 友達とカフェでケーキを食べる。
- 旅行に行く。
- 見たかった映画を見る。
- 欲しかった物を買う。
楽しい記憶をどんどん脳にインプットしました。私の場合、家でふさぎ込んでいると余計に滅入ってしまうので、人混みの中に入り周りの騒がし音などで悲しい考えを起こさないようにしました。
例えば勉強でいうと、単語1個なら覚えられますよね? 人によっては50個くらいは可能かもしれません。
英単語1万個を覚えようとしても、1日では無理ですね?脳にたくさんの記憶を入れると、忘れやすくなるからです。
失恋ならこんな方法もあります。
テクニック的なこともあります。
忘れられない男になる&元彼を忘れる方法など【恋愛テクニック】 https://t.co/FYkhLGpGom pic.twitter.com/YEoDjqv8RM
— メンタリストDaiGo (@Mentalist_DaiGo) 2019年5月29日
外にでかけて忘れよう
英単語を覚えたのを忘れようと思えば、どんどん新しい単語をまた記憶していけば、前に覚えたものを上書きしてしまい、記憶が薄れますよね。
記憶は繰り返し同じものを復習することで、記憶が深く忘れにくくなりますから。悲しい記憶を薄れさせるためには、新しい刺激や記憶で脳を満たせば、忘れていきます。
すぐ外にでかけて忘れましょう!
悲しいことがあると、どうしても家の中にこもりがち。そうなると脳に新しい情報があまり入らなくなるので、悲しい記憶が上書きされません。
さきほどいくつか例を紹介しましたが、つらいときこそ、外にでて刺激を受けるのが大切。友人とランチにでかける回数を増やしたり、家族で旅行にいくにも良いと思います。
しかも早いほど良い。どんどん別の記憶で上書き!
ペット(犬、猫)がいて、いままで宿泊できなかったところにも、この機会に積極的にでかけるのも、楽しい想い出を増やすチャンスです。
せめて気分転換に。
私はこんな方法も活用しました。
参考 ペットロスを克服『ぬいぐるみ』に助けられました。私と友達の体験です。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。