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キャンドゥのLEDヘッドライトが凄かった!でも改造は必須?

キャンドゥ(Can Do)で、欲しかった乾電池(単四)のヘッドライトをついに発見!

キャンドゥのヘッドライト

これまでもダイソーで、ボタン電池式のヘッドライトは販売されていました。

ダイソー【LED】ヘッドライト

「ボタン電池はね・・・」

ボタン電池って、100均では入手できますが、電気容量の割にお高いですよね。

乾電池なら入手性も良いですが、ボタン電池は型番によっては在庫がなかったり。地震や停電など災害のとき、乾電池が使えるのは助かります。

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キャンドゥ(Can Do)のヘッドライトの感想

まず良い点から。

  • 単四乾電池が使える!(乾電池は付属しません)
  • 明るい!
  • 100円+税で、とても安い!

単四のヘッドライト(キャンドゥ)

単四が使えるのはありがたい!

もちろん単三の方が点灯時間の点で有利ですが、ヘッドライトは軽い方が頭も首も楽なので、ちょうど良いバランスが単四かな~と。

それに明るい。手元も明るいし、道を歩くときに周辺も十分に確認できるくらい。非常用にも使えます。

両手が使えるので、災害時に両手が使えるので助かります!

一方、欠点も。

  • 単四乾電池なのは良かったのですが、電池の交換にはドライバーが必要なこと。これ、いざというとき不便。

    電池交換にねじ回しが必要

    乾電池はあるのに、ドライバーがないため交換できない事態も考えられる。

  • 重い。

その他、耐久性や安っぽいとか、高級機種に比べるとありますが、100円という価格を考えれば、欠点と言うのは申し訳ないので欠点からは除外。

ちなみに、いま書いた欠点は使い方と工夫次第で改善できます。

欠点を改善したら・・・

まず重さ、さすがに軽量化するのは大変。

なぜ重いのかというと、私がいつも使うヘッドライトと比べると、一目瞭然。

本体が大きい!

放熱のためなのか、パワーLED周りが大きい。もし何もしなければ、ヘッドライトが下がりやすくなります。

1本、ベルトを足してずれるのを防止します。(私はこれを採用しないで、首にぶらさげる方法を採用)

でもキャンドゥのヘッドライトは、首にかけた方が使いやすい!

もちろん角度も変えられるので、足元や正面にも向けられる。ただし道を歩くときは、下向きにしないと相手がまぶしい。

ヘッドライトを首にかける

首からかけるLEDライトがありますが、それと同じで首にぶら下げても使えます。

向きを考えれば、角度も変えられるので手元も足元も照らすことができて便利。これだったら、重さが気にならないのでオススメ。

ヘッドライトの向き

首からヘッドライトをぶらさげるときは、スイッチを上向きにしてください。それでないと角度が変えられません!

ということで、キャンドゥでLEDヘッドライトを見つけたら、即、買いです!

ドライバーを使わない改善。

これも改造は簡単。100均で、接着剤とマジックテープを購入して、下記のように取り付けます。

マジックテープで固定

これで電池が落ちるのを防止できるので、ネジは必要なくなります!

これなら非常時、電池切れでも、ドライバーを捜さなくてもいいので、いざというときにも交換が簡単。

ということで、私が不満に思ったものは、2つの改善で解消できました!

「やった~」

※マジックテープをつけると、ヘッドライトのゴムがくっつくトラブルが新たに(汗)。ゴムの材質を変えれば対処できそうですが・・・

※マジックテープが本体よりはみ出すと、ヒモがくっついてしまうのでイライラすることになるのでご注意ください。

ヘッドライトをさくっと分解

※注 分解や改造・電子工作等は怪我、傷、火災等、また重大な事故につながる危険があり、メーカー等の保証もなくなりますので真似しないてください。万が一、改造で生じた、いかなる事象もすべて自己責任です。当サイトは、技術者の監修のもと学習の一環で極めて慎重に作業を行い結果をまとめています。

さてさて、いつものように分解して、どれくらいLEDへ電流が流されているのかを測定します。

この手のLEDライトは、明るくするため電流をおもいっきり流しているので、乾電池もすくなくなるし、LEDも焼けて寿命が短くなることがあります。

そこで、どれくらい電流を流しているのかチェックします。

今回のヘッドライトは分解しなくても測定はできますが、やはり回路がみたい。ということで、さっそく分解しました。

キャンドゥのヘッドライトを分解

な~んにもない。100均のLEDライトですからね。スイッチとアルミ放熱板付きのパワーLEDだけ。

あ! よくみるとLEDの横に4.7Ωのチップ(smd)の抵抗がついていました。どこについているのかは、分解したい人のために楽しみにとっておきます。

本当は写真を取り忘れたなんて言えません。

LEDの電流を測定したら熱かった!

「熱い!」

というのは、ちょっと大げさかなとは思うけど、初めて触ったらびっくりします。

改造前に電流を測定すると、210mA。これは・・・

電気を流してすぐアルミ板に触っても、やっぱり「熱い!

火傷するほどではないにしても、ちょっとこれは心配に。ヘッドライトががらんとした空間になっているのは、放熱を意識してのことだと思います。

私が住む地域では、真夏の屋外は30度は超えます。

アルミの放熱板でかなり熱は逃がしているので、短時間だったら問題ないとは思いますが、私は気になります。

今回はここを改造ポイントにしました。

いつもLEDは電流を制限するか、定電流回路で電流を抑えて、長時間の点灯させるようにしています。

この記事を書いている時点で、不具合などの報告は販売店等から発表されていません。

定電流回路を組み込む(乾電池2本で昇圧)

電流を制限した簡単な回路でも良いのですが、できれば軽量化したいので乾電池を2本にして点灯時間も伸ばす方向で考えました。

ということで、今回の改造では次のようにしました。

  • 電流を25mAに。

    パワーLEDの能力よりかなり低く使っているので、宝の持ち腐れ感はあります。でも、これなら全く焼けたりすることもなく、放熱も問題ないので余裕でしょう。

  • 乾電池は単四3本から2本に変更。

    乾電池が減るので容量が減りますが、電流はそれよりも減るので点灯時間は増加します。

回路は、いつもの定電流回路。抵抗を変えているだけです。

パワーLEDと定電流回路

簡単なのは電流制限用の抵抗を取り付け

定電流回路を初めて作るのは、時間がかかるので早く簡単に完成させたいなら、電流を制限する抵抗を回路に追加すればOK。

パワーLEDのアルミ基盤に取り付けられているチップの抵抗(smd)と、配線や接点などの抵抗もあるので、6Ωくらいは元からあります。(個体差あり)

そこで更に8.2Ωの抵抗を足せば、100mAくらいに制限できます。

※まさかとは思いますがsmdの抵抗がない場合は、13か13.3Ω前後の抵抗を選びます。

それによって点灯時間は2倍近くになりますし、明るさはそれほど暗く感じないでしょう。定電流回路はめんどいくさいので、初めての方は抵抗を足す方法をオススメします。

ちなみに抵抗は秋月電子さんなどで購入することができます。もしかしたらお近くの電子部品のパーツを販売されているお店があるかもしれませんので、検索してみてください。

地名  抵抗 購入で検索すれば、その周辺の店舗が見つかるハズです。

もしかしたら、あなたのお住まいの市内にはなくても、その周辺の店舗が表示されるはずです。どうしても見つからなければ、秋月電子さんでネットで購入してください。

改造したLEDヘッドライトの点灯時間は?

定電流の回路は、こちらの記事を必ずチェックしてください。かなり参考になるサイトを紹介しています。

イチオシ

【改造】電球のヘッドライトをLEDに交換して定電流回路を組み込んでみた

さて定電流回路が完成したら、計算通りに電流が流れるのか測定しますが、その前にどらくらいLEDを点灯させられるのか予想します。

たいだい定電流になっています。

改造前が210mAで単四乾電池3本で、乾電池の推定容量(様々な条件によって容量は変化するため)から予想すると、明るく点灯できるのは11~12時間前後だと思われます。

ただしセリアの商品のパッケージには、連続使用時間は9時間と記載。私のは個体差で抵抗が大きいのか、電流の流れが悪いような気もします。

まあ原因の追及は良いでしょう。どうせ電流を制限するのですから。

改造後は、電流は乾電池から流れる電流25mA前後に設定するので、

  1. 単四乾電池の推定容量 820mAh
  2. 2個使うので820×2=1640mAh
  3. 1640mAh÷(25mA×1.5)=43.7h

25mAに1.5をかけ算しているのは、LEDには25mAが流れますが、乾電池からは35~40mAくらいは流れるだろうという予測値です。

またメーカーや電池の個体差によって容量は異なるので、余裕をもたせています。

ヘッドライトに流れる電流の実測値

100均のヘッドライトを定電流化するメリットは、どうかと思いますがとりあえずやってみた結果を報告します。

電圧の変化で、どれくらい電流が増減するのか測定しました。

  1. LED電流(mA)は、LEDに流れる電流を測定した値。
  2. 入力電流(mA)は、乾電池から流れた電流を測定した値。
  3. 3台、定電流回路を組み込みました。

改造したLEDライトのデータ

100mA、40~50mAでもやってみたのですが、25mAと比べて思ったほど明るくないので、電池の保ちが良い25mAにしました。

3台目

ちなみに1台は、HT7750(Aのつかない旧型) 抵抗13Ω、6.2kΩでやってみて平均40mAでしたが、25mAと比べてもあんまり変わりません。

power-led-25ma-deta03

最近は爆光が人気のようですが、私はヘッドライトにそこまでの明るさは必要ないと考えています。

用途が釣りで、仕掛けの交換などに使うだけだったら、明るすぎるとまぶしくてヘッドライトを消したあと、瞳孔が狭くなって目が慣れるまで時間がかかるんですよ。

もちろん災害時に、がれきの中から救助するなどの目的だったら、広い範囲を明るく照らす必要があるので、爆光も必要かもしれません。でも電流を多く流すと、乾電池がすぐなくなってしまいますからね。

私は個人用で災害時に使うのであれば、最低2日、1日7~8時間くらいは点灯できないと不安です。

ということで、25mAにして良かったと思います。この程度でも室内ならかなり明るく照らせますし、釣りにはちょうど良い感じ。

増産したら失敗した

ヘッドライトを3個購入したので、3つとも改造しようとしたらこれが後に、謎のトラブルにみまわれ、数日、悩むことになりました。

定電流回路HT7750Aという電子部品を使っているのですが、手持ちに前のバージョンのHT7750という、Aが付かない旧型が混じっていました。

どうやら以前に、型番を間違えて購入してしまったようです。道理で安いハズ。購入する場合には、型番に十分にご注意ください。私みたいに失敗しないために...。

※注 電子部品の精度、配線の長さ、各部の抵抗などによって流れる電流は異なりますので、同じ結果になることはないでしょう。

あ、点灯させた画像を掲載するのを忘れた・・・

ちなみにキャンドゥが在庫切れの場合、セリアやダイソーで同等品が販売されているのでチェックしてみては?

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