蚊が絶滅した。
そんなニュースが流れたら、祝杯をジュースでやりたい。
残念ですが、玄関から外にでると蚊が近寄ってきます。ペットを飼っているお宅では、病気の心配もあるので深刻ですね。
そこで蚊を寄せつけない、あるいは駆除する人気の方法をまとめて紹介します。
蚊を集めて退治する方法
ちょっと手間がかかりますが、効果は抜群の方法。
ペットボトルをとメダカを用意します。
ペットボトルに水を入れて、家の周りのいくつか置いておきます。直射日光が入らないように、周りを黒く塗るか黒色のビニールで覆います。
雨が入らず、少し日陰に置くとベスト。数日すると、近くにいた蚊が卵を産むために近寄ってきます。ボウフラが湧いたら、メダカにエサとして与えます。
こんな感じで、食べてくれます。
デメリットは、ペットボトルを忘れていると、ボウフラを養殖したのと同じ。蚊がどんどん増えます。
ためしてガッテンでも紹介の蚊取りペットボトル
ためしてガッテンでも紹介されました。
デング熱などで悩む熱帯地方では有名なのですが、ペットボトルに蚊をおびき寄せて、やっつける方法があります。
蚊は二酸化炭素で集まる性質を利用して、ペットボトルで二酸化炭素を発生させます。
中には液体が入っているので、近寄った蚊が水でおぼれてしまうという作戦です。フィリピンなどで成功しているもので、効果は確認済み。
用意するもの
- 1~2Lのペットボトル
- 45℃のお湯(お風呂よりちょっと熱め)
- 砂糖や黒砂糖。ブラウンシュガーを使うのが定番のようです。
- ドライイースト2g(パンを発酵させるのに使われるものです)。
手順その1
1、ペットボトルを写真のように加工します。
2、お湯を入れ、砂糖50gを完全に溶かします。
3、お湯が冷めないうちに、すぐにドライースト(イースト菌)2g入れます。
4、ペットボトルを黒いものや、アルミシートで光を覆います。
5、雨のかからない軒下や縁側、玄関付近など、蚊がいそうな場所に放置します。
風が強いと飛んでしまったり、転倒するとアリが寄ってくるので注意してください。
どうして蚊が集まるの?
秘密は炭酸ガス。
砂糖の溶けたお湯に、ドライイーストを入れるとイースト菌が発酵して二酸化炭素を放出します。それに蚊が引き寄せられ、ペットボトルの水の中でおぼれて・・・という流れです。
この方法にもデメリットがあります。本来は熱帯地方で最適化された方法なので、日本では気温が低く、発酵が途中で止まってしまい、思ったほど蚊を引き寄せられず、失敗するケースが多い。
ただし置く場所が良ければ、蚊は集まってきます。だって、空き缶に残った水にすら蚊は卵を産むくらいなのですから。
でも、この方法でも蚊を完全に退治するのは難しいでしょう。また効果は長くは持続しません。1週間に1度は交換しなければならず、これがけっこう面倒です。
また雨が入ってしまうと、ボウフラが繁殖してしまうので逆効果になります。
日本の夏はペットにも蚊取り線香
やっぱり香取線香。
最近はペットや赤ちゃんにも優しい香取線香が発売されています。従来のものを改良して、体の安全面により配慮された商品になっています。
薬剤のアレルギーなどがなければ、電池式のタイプを使っても良いと思います。我が家では併用しています。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。