私は天然パーマで困ったことがあります。
高校に進学したとき、生徒指導からパーマをかけていると注意を受けたことがあります。
天然パーマといっても信じてもらえず、親の説明を求めるという面倒なものでした。校則ではパーマ禁止は当然だと思いますが、天然パーマはどうすれば良いのでしょう?
この場合、注意しなければならないのが、ストレートパーマもパーマなので禁止ということです。
つまり「天然パーマの人は、学校にも行けないということでしょか?」と、嫌なことを思いだしてしまいました。
髪型は憲法で保証されている
頭髪は体の一部なので、学校側から規制されるのは憲法違反のはずです。
憲法13条で認められている『自己決定権』として認められています。だから私の場合は、天然パーマでとやかく言われる筋合いはなかったはずです。
でも先生のからしてみれば、天然パーマか自分でパーマをかけたのか、判断ができないのは分かります。
しかし、その言い方がまるで犯罪者のよう。目でにらみつけて、詰問するような口ぶりでした。そもそもストレートが少数派だったら、逆になっていたと思う。
憲法を振りかざすのは得策ではない
調べると分かりますが、訴訟を起こした方がすでに何名もいらっしゃるようです。
しかしパーマの禁止は学校の校則に記載しても、憲法違反とはならないようです。ある一定の裁量が学校側に認められているからです。
とくに私立の場合は、この傾向が強いので校則が気に入らなければ公立に行くしかありません。
正しい対処法
どうしても生徒は立場が弱い。
そこでその場で怒りに任せずに、親に説明してもらう機会をこちらから申し出る余裕があれば問題は解決しやすい。
幸い、私の場合はそれなら親の説明を聞こうということで、一件落着となりました。
こんなことが起こると分かっていたなら、2つの対処法があります。
- 入学時に天然パーマのことを申し出る。
- ストレートパーマの許可を得る。
これをせずに、入学したあとに私のように嫌な想いをするのは避けて欲しいですね。
また黙ってストレートパーマをかけて、後からばれてもややこしい事態になります。
ばれなきゃ良いかもしれませんが、ストレートパーマをかけるのが遅れたら、今度は「パーマをかけたな!」と言われてしまいます。
ここは正直に先手を打って、相談するのが良いですよ。
いじめにあった経験
おそらく天然パーマのお子さんは、多かれ少なかれイジメや嫌な想いを経験されているはずです。
だから進学するときに矯正縮毛して、イジメ防止をしたい気持ちは分かります。
しかし校則でパーマは禁止されているので出来ません。
ただし学校によっては、あらかじめその旨を説明すれば、例外的にストレートパーマ等が認められるケースもあります。(話せば分かるのか、許可をもらっている人は多いですよ)。
天然パーマまとめ
髪の毛で内申を下げられるのは、それだけで不利になります。
できるだけ穏便に解決するためには、まず相談です。
できるだけこちらはお願いする立場ですので、冷静に話し合うことをおすすめします。もし、何か相手側が暴言を言ったときのために、会話を録音するなど自己防衛も必要だと思います。
「言った、言わない」だけは避けたいですからね。
でも録音は弁護士に相談するときの最後の手段であって、まずは話し合いましょう。
あ! どうして天然パーマになるのでしょう?
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。