ボトムワインドで釣れた!
ボトムワインドは、主に底(ボトム)の釣り方です。具体的には、キャストして底を取り、その後、底付近で「ダート&フォール」を行う釣法です。特に重要なのは、フォール後に再度着底させることで、魚にリアクションを誘発します。
ワインドとは?
『(ワインド専用の※注1)ジグヘッドとワームを使って、基本、1回シャクってから、リールを1回転巻く。』という釣り方です。一般的に他の層でも使用される釣りメソッドで、底だけに限定されません。これがボトムワインドとの違いです。
30分も投げれば、初心者でもできる!
ボトムワインドは、底に着底させて釣るだけなので、やり方はワインドと同じで簡単。
注1 (ワインド専用の)を、カッコにしたのは、一般的なものを使う釣り方もあるからです。
ボトムワインドの釣り方
投げて着底したら、2回軽く素早くシャクリ(ダート)、リールを2回巻く。
この繰り返し。
文章で書くと分かりにくいですが、実際の釣り動画を見ると分かります。ちなみに下記の動画は、初心者の方にはちょっと難しい状況での釣り(流れのある浜名湖)。
見るポイントは、竿の動く早さや動かす幅。竿の硬さによって異なりますが、まずは同じ動きで実釣して、間隔をつかんでください。
それで釣れないときは、もう少し竿を大きく動かしたり、小さくしたりすると釣れます。
この動画で使用されているもの。
- ジグラバー7g(メジャークラフト)
動画ではブルー系の色が使われていますが、現在、同じ色は販売されていないようです。
私は根魚狙いに、ノーマルのバグアンツを常備しています。

筆者のお気に入り
こちらは動画で使用されていた、チヌ職人 バグアンツです。
エコギア バグアンツは、対象魚、専用のタイプ(カサゴなど)も用意されています。チヌ狙いなら、チヌ職人が良いでしょう。
釣れないときは?
魚がいなかったり、活性が低いと釣れないので、その場合はポイントを移動しましょう。
ポイント
河口付近の浅場でも釣れることがあるので、岸付近にもチヌなどがいる可能性があります。
- 橋桁(橋の柱まわり)
- 川の中州の周り。
- 干潮になると、干潟になるような浅場。
- もちろん汽水域の河川全般
かなり広い範囲を狙える上、朝、夕まづめ、日中でもチヌが狙える。
ボトムワインドのロッド
予算があれば、先ほどの動画で使われている全く同じ竿を使い、同じ動きをさせればベテラン並みの釣りができます。
- N-ONE NSL-802ML(メジャークラフト)
- 2~15gまでのルアーを投げられる。
このあたりが動画が公開されているので、良い時代になりましたね~。しかもゴルフなどと違い、竿を動かす範囲も限られているので真似しやすい。
価格的には、中堅クラスの竿です。
あとは魚影があって活性さえ高ければ、釣れる確率はグッと上がります。
- クロステージ CRX-T782ML 黒鯛
もう少しエントリーモデルに、クロステージ CRX-T782ML 黒鯛があります。この竿も比較的、お値うちですが柔らかめの竿で3~10gくらいのジグヘッドで使いやすい。
仕様上は先ほどの中堅の竿と同じ、2~15gまでのルアー。
もし同じ竿を変えなくても、シーバスロッドやエギングロッドなどでも代用できるので、まずは手持ちの竿で試してみましょう。
チヌやシーバス・マゴチも釣れます。
ボトムワインドで釣れる魚
ボトムワインの釣りは、ボトム(海底、川底)にいるマゴチやヒラメ、チヌなどが釣れます。
あまり歓迎されない、フグやエソも釣れてしまうのですが・・・
メッキ、根魚などもターゲットになるので、かなり幅広い魚種を狙える。
この釣りは堤防などでもできるので、ぜひ試してみてください。
根掛かり
この釣りで難しいのは、着底の見極め。
先ほどの動画でも、竿先がピッと上がる(戻る)様子で分かりますが、硬めの竿の場合は分かりにくい。
風が強いときなどは、ベテランでも難しくなるので、出来るだけ最初は状況の良い日を選んで釣行に出掛けてください。
とはいえ、根掛かりを100%、防ぐことはできないのと、ふぐなどに糸をかみ切られることもあるので、ジグヘッドやワームなどは、予備を何セットか持ち歩きましょう。
まとめ
この釣りは、でかいルアーをぶん投げるのではなく、ちょっと軽めなので女性や初心者の方もやりやすい。
比較的、疲れにくい釣り方だと感じています。
ただし釣れるまで投げ続けるので、適当に移動しながら休憩しましょう。その間に潮が変わって、地合いがやってくるかも。
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。