「ジギングしたいけど、竿を買う予算が足りない・・・」。
釣りをしていると、シーバスロッド、メバリング・アジングロッドなど、専用の竿がたくさんあって、いくらお小遣いがあっても足りません。
手持ちのエギングロッドで、ジギングができれば面白い。
そこで可能なのか、ちょっと調べてみたら、ある問題点が浮かび上がってきました。
エギングロッドでジギングするポイントと注意点
まずエギングロッドで、ジギングは可能です!
もともとエギを投げてシャクルのがエギング。ジグを投げるのがジギング。
投げるものが違っても、やることは似ています。だったらエギングロッドで、ジグだって投げられます。
昔は、いまみたいに専用の○○ロッドなんて無かったわけですし、世界的に見ても日本は恵まれているだけ。
エギとジグの重さを確認
重さの確認は大事!
飛距離に影響するので、自分のエギングロッドで投げられるジグの重さを確認してください。
エギはなぜか、号数で記載されていて、ジギングは重さで表示されています。そこで簡単な換算表で確認しましょう。
エギの号数 | 重さ |
2.0号 | 6g |
2.5号 | 10g |
3.0号 | 15g |
3.5号 | 20g |
4.0号 | 25g |
4.5号 | 33g |
エギングロッドで投げられるジグの重さ
私が使っているエギングロットは、2.5~4号のエギを飛ばせる仕様なので、ジグに換算すると・・・
10~25gを飛ばせる計算になります。
ここで覚えておきたいのは、最大の25gで、フルキャスト(投げ)するのは、竿に負担をかけている感じがして、私はあまりオススメできません。
最大25gなので18~20gまでにすれば、それなりにジギングの竿としても使えます。
例えばワインド釣法でマゴチを狙いたいときは、ジグヘッドとワームの合計の重さだということを忘れないでください。
ジグヘッドだけの重さで考えていると、仕様の最大の重さを超えているかも。
そうなると飛距離の低下や、竿の破損にも繋がるので、十分に注意しましょう。
ワームの重さが分からないときは、料理用の1g単位までの計りで確認しましょう。
ちなみに私がマゴチ釣りで愛用しているスパークは、ジグヘットとワーム、アシストフックを合わせて19gなので、良い感じに使えそう。
リーダーの問題点
エギングロッドで、ジギングが問題なく投げられることが分かりました。
ところがリーダーが、竿の先端のガイドにひっかかるという問題点が。
エギングロッドは、ジギングロットよりもガイドの糸が通る穴径が小さいロッドが多い。
つまり道糸とリーダーの結び目でひっかかりやすく、ラインが切れてジグだけが飛んでいってしまうことも。
またガイドの破損のリスクもあります。
対処法
そこで思い切って、リーダーを50~60cmと、短くするようにします。
つまり結び目を、ガイドの中に巻き込まない。
これなら、結び目がひっかかることはないので、飛距離も出ますしトラブルも減ります。
もちろん、これにも問題点はあります。岩場など根のあるところで根魚を狙ったり、青物に潜られると、スレてラインが切られる(ブレイク)可能性が高くなります。
しかし、ここは割り切りが肝心。
砂浜や堤防の比較的、砂地の場所で使うようにすれば、リーダーで切られる危険がぐっと減ります。
私は、そもそもがリーダーが短い派なので、割り切って釣るポイントを絞っています。まあ、岩場は危険で怖いので、避けているだけですが・・・
もしリーダーを長くしたいなら、先端のガイドを結び目がスムーズに通過できるのか、まずは投げる前に確認してからにしましょう。
その場合、できるだけ結び目が小さい方法で、リーダーを取り付けてください。
参考 リーダーとPEのつなぎ目がガイドに引っかかる!効果的で簡単な対策【初心者】
まとめ
最終的には、専用の(ライト)ジギングロッドを購入して、本格的に実釣するのが良いですが。
竿が無いのでジギングをやらないのは、もったいない。
いまある竿で、『できる方法を考えて』釣りの経験を増やした方が、結果的に釣果アップにつながると思います。
私なんて、最初は投げ釣り用の竿でジギングしてました。かなり竿が重く大変でした。たぶん、周りの人は「こいつ、何やってんだよ」と白い目で見られていたかも分かりません。
予算的に軽量で剛性のある3~5万円クラス竿は買えないので、重い1万円前後のエントリーモデルを使っています。
重いとはいえ、投げ釣り用の重い竿に比べたら、ぜんぜん軽いので全く気になりません。エギングロッドで、まずはジグをより多く投げて、経験値をアップさせてください。
余談
エギングロットで、ちょいなげ投げしたり、サビキ釣りもしてますが、ぜんぜん問題なし。意外と、いろんなところに使えます。
下記の記事を読めば、さらに釣りに詳しくなります。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。