潮目が釣りに良いポイント、理由を簡単に説明するとこちら。
- 酸素が増える。:潮目では海流がぶつかって、海水に酸素がたっぷり取り込まれる。これが魚にとっては居心地が良く、元気に活動しやすい環境に。
- プランクトンが集まる:異なる海流が交わることで、栄養が豊富なプランクトンが集まる。プランクトンが多いと、小魚もそれを食べに来るし、その小魚を狙って大きな魚も集まるから、釣れるチャンスが増える。
- いろんな種類の魚が集まる: 暖かい海流と冷たい海流が交わる場所には、いろんな種類の魚が集まることが多い。釣りの楽しみも倍増!
- 水温や塩分の違い: 潮目では水温や塩分の濃さが違う水が混ざって、海水がかき混ぜられる。これで海の栄養が表層に上がってきて、魚にとってはご飯が豊富な場所になる。
だから、潮目は釣りをするのに最高のポイント!特に、朝マヅメや夕マヅメみたいに潮が動く時間帯には、魚たちが活発になってさらに集まりやすくなるよ。
潮目は釣果アップのチャンス!
海釣りをしていると、海の表面の模様(さざ波)に気づくと思います。
それが潮目。
波が比較的、穏やかなときに潮目の模様が出現しやすくなります。実は、その潮目に魚が集まっている可能性があります!
海のちょっとした変化を見つけたら、そこにお宝の魚がいるかもしれません。
潮目に魚が集まる習性
潮目とは、海の流れの変化が起きているところです。
(筆者撮影)
- 流れがぶつかるところ。
- 水温差がのある流れが衝突している。
- 塩分濃度が異なる。
これらの変化があると、植物プランクトンも集まるので、それを食べる魚が次々、食物連鎖によって集まってきます。
もし潮目までキャスト(遠投)できれば、釣果がアップするかも。
潮目は臨時のポイント|釣果アップの期待が膨らむ
風が吹くと、潮目のような模様ができます。しかし潮の流れはそれとは別。
例えば近くに河川があって、海に流れ込むようなところだと、塩分濃度の異なる流れが発生します。
しかも川の水と海の水とはで、温度差もあります。このようなところでは、冷たい水温と温かいところを好む生物が多くいるので、そこに様々な魚が集まります。
つまり海の変化があるところに、魚が多く集まるのでそこがポイントになります。
「今日は潮回りが良い」と地元の人がいうと、普段は海の遠くを潮目ができていますが、海流の流れが変化していて岸の近くに潮目ができていることがあります。
つまり魚が海岸の近くを泳いでいるので、狙う絶好のチャンス!
アジなどの回遊魚を釣っているなら、コマセで近くまで寄せます。それによって小魚が集まり始めます。
大型の魚、例えばシーバスや季節によってはイカなども集まるので、ルアーやエギで探ってみると釣果につながる確率がアップ。投げサビキも良いかも。
ただし、岸から離れていると遠投できないと、チャンスが下がるので遠投できる竿とリールの準備は欠かせません。
海の変化のあるところでは、あくまでの確率アップの期待値が上がるという意味です。
引き潮でもチャンス
引き潮(下げ潮)など、状況が悪いときに、少しでもチャンスをアップさせたいときに、潮目など海流の変化を見つける目印としています。
この写真の右手前は港になっています。
左の奥の潮と港からの潮がぶっつかって潮目ができています。
ぜんぜん釣れていなかったのですが、潮目とその周辺をジグヘッドで投げてみたら、アタリました♪
あまり大きくはありませんが、複数のシーバスが追いかけてきました。
潮目との関係は分かりませんが、このときは、小魚が集まってきていてシーバスが追いかけているのが、あちこちで確認することができました。
一つの目安として、覚えておいても損はしないと思います。
初めてのポイントはGoogleマップを活かす
スマホを使われているなら、迷わずGoogleマップを活用してください。
例えばサーフに流れ込む河川があれば、濃度の違いから潮目が出来る可能性があります。また新鮮な水が流れ込むので、プランクトンなども多く集まりそこに小魚や捕食する大型のシーバスやチヌなども集まるので、何もない砂浜よりも期待できます。
ただ良いポイントは、釣り人も集まります(汗)平日やシーズンではないときなど、人が少ないと移動しながら広い場所で探り釣りができるので、様子を見ながら試し釣りをすると、思わぬ魚にめぐり会えるチャンスも!
下記にて釣果アップのヒントが見つかるかも。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。