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いちじくは鉢植えと地植えどっちがおすすめ?それぞれのメリット!

イチジク鉢植え

いちじくの鉢植えと地植えはどっちがおすすめなのか論争。果樹は良く議論されます。

結論からまとめると、大きな実をたくさん食べたい収穫したいのであれば、鉢植えより地植えが断然おすすめ!その理由を書きにまとめました。

またそれらのメリットやデメリットについてまとめました。いちじく栽培の参考になれば幸いです。最後に驚くべき密植で、たくさんの品種を栽培できるヒントとなる動画も紹介しています。お見逃しなく。

※注 マンションなどベランダのスペースしかないなど、そもそも地植えできる場所がないケースは除外します。
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いちじくの鉢植えと地植えのメリット・デメリット

笑顔で指さし これ

いちじくは、短期間に大きく成長する果樹です。そのため鉢植えと地植えのメリット、デメリットがはっきりしていると言えます。また葉がほかの果樹より大きく、蒸散が多いのも特徴です。

いちじくの鉢植えメリット

イチジクの鉢植え(結実)

鉢植えのメリットはたくさんあります。

  • 木の大きさをコンパクトにできる。
  • 鉢を移動できるので、木の間隔を自由にできる。
  • 結実しやすい。
  • 複数の品種を栽培しやすい。
  • 甘い実を収穫できるかも(枯れるリスクはある)。
  • ベランダや庭の片隅でも日が当たれば栽培可能。
  • 土壌による病害虫への影響がほとんどない。

限られたスペースでいちじく栽培されるなら、鉢植えがおすすめ。

甘くしようと水を制限して、日中に若干しおれぎみにすれば、甘い果実になりやすい。ただし、一歩まちがえば枯れるかも。朝昼晩、こまめにチェックできる方は良いかも。自動潅水を使えば、水管理は簡単になります。

鉢植えのデメリット

困った女性

いちじくの鉢植え栽培はメリットがたくさんありますが、気になるデメリットもあります。

しおれたイチジク

筆者栽培:1日水やり忘れるだけで危険

  • 夏場は水切れしやすい。
    葉が生い茂る真夏は、朝晩の水やりを忘れると枯れやすい。もし助かってもダメージが大きく、葉が黄色くなり落葉、その後の成長がかなり遅れます。近年の異常気象はキツイ。もし何日か留守にされるなら、自動潅水システムの導入をおすすめします。1万円以下で可能です。
  • 木を大きくするためには、それなりの大きな鉢が必要ですが、大きくなるほど土の重量が重くなり植え替え方が大変に。移動もしづらくなります。
  • 収穫量はそれなりですし、実も地植えと比べると小さめ(下記に2分程度の動画を紹介)。そのうち、大きい実が食べたくなると思います。
  • 植え替えるときに毎回、培養土や赤玉土、腐葉土や鉢などが必要です。
  • 鉢を固定していないと強風で倒れる。

YouTube『ちゃぼさんのイチジク』のこちらの3分38秒~鉢植えの植え替えシーンがありますが、大きくなるほど大変になってきます。動画内の鉢は15号(推定38L前後)。

【いちじく】イチジク マニアが、一押しする品種とは?(育て方)

地植えのメリット

笑顔

  • 水やりは不要。異常気象で雨が降らないというケース以外で、基本的には水やり不要です。ただし地下水が低く、乾燥しやすい場合には水やりする必要はあります。異常気象は予想不可能。さすがに夕方になってもしおれていたら、水やりしてください。
  • 木を大きくできるので、収穫量を増やせる。
  • 毎年、植え替えしなくても良い。
  • 培養土や腐葉土等、植えるとき以外は基本的に必要なし。コスパは良い。

地植えのデメリット

  • 連作障害や土壌を介しての病害虫のリスクは増えますが、初めて植える場所であれば、リスクは少ないと考えられます。
  • 植え付けると移動はできません。移植することや鉢植えに戻すことはできますが、木が大きくなると鉢も巨大になるので現実的ではありませんが、強剪定して木を小さくするなどすれば、やれなくはない。

    ただし5メートル、8メートルにもなった一文字仕立ての枝などは、バッサリ剪定しないと鉢植えできないので、枯れるリスクが高くります。鉢も巨大になるのでかなり困難だと思います。

    もし鉢に戻すくらいなら、登録品種、パテント品種でなければ、挿し木した方が早いし失敗のリスクもほとんどありません。鉢植えに戻すのであれば、まだ木が小さい位置にした方が無難。

このようにみていくと、地植えのデメリットって、実はあまりないんですよね。

収穫量を増やせる地植えの魅力

いちじくは成長が早い。品種によっては、春に挿し木をした木にその年、結実するくらい。鉢植えでも挿し木して、秋には1mをかるく超えてきます(鉢が大きければ)。

いちじくをたくさん食べたい方は、地植えがおすすめ。

YouTube『果樹栽培ch』さんの【イチジク】地植えと鉢植え・プランター栽培 果実品質の違いという、わずか2分の動画ですが、地植えの魅力が素敵にまとめられています。

【イチジク】地植えと鉢植え・プランター栽培 果実品質の違い

鉢の大きさと成長の違いについても参考に。

鉢植え果樹 鉢の大きさと成長の違いについて

50Lくらいになってくると植え替えも大変で、それなら地植え・・・したくなってきますが、水やりをこまめに管理できる方、植え替えや根っこのメンテナンスを毎年できる方は、そのままの鉢サイズでも栽培できます。

鉢植えから地植え

大きな実をたくさん収穫したい!

私が地植えするきっかけは、たくさん食べたくなったから。地植えはたくさん収穫できて、植え替えいらず。意外と良いかも。

場所があれば鉢植えで様々な品種を栽培できます。ただし、実際に育ててみると、この品種は甘いけど酸味がもう少し欲しい。この品種は酸味が強すぎる。この品種は好きな味なので、もっと食べたい。

このように実際に栽培していく中で、もっとたくさん食べたい品種が見つかったら、場所があれば地植えで木を大きくして楽しめます。

鉢の数が多いと毎年の植え方が大変で、木を大きくするには10号、25号、50号とどんどん大きくなってしまいます。一人で植え替えするのも大変に。地植えだったら、その手間がなくなります。

剪定すれば、木の大きさも制限できるので、その場所に合わせて育てられます。

デメリットは、たくさんの品種を植えられないことですが、近年、複数の品種を接ぎ木する方法で、そのデメリットをなくそうという栽培方法もあります。

趣味であれば、そういうやり方もありかもしれません。ただ品種によって樹勢が違ったり、接ぎ木は失敗する場合もあるので、何度かやり直す必要が手間と感じるかも。

しかし、吉瀬園芸さんの『【イチジクの接ぎ木】1本で複数品種を楽しめる多品種接ぎのススメ』の動画を見ると、簡単にできそうな気がしてきます。

【イチジクの接ぎ木】1本で複数品種を楽しめる多品種接ぎのススメ

地植えのやり方

私の場合、鉢植えで植えていた高さより10cmくらい深く掘ります。

あとは鉢植えと同じで腐葉土と赤玉土を入れます。

赤玉土は中粒の安いのを使っています。硬質があれば、そちらの方が良いとは思いますが。良く混ぜてくださいね。

ちなみに2×1mくらいの面積、深さ30cmくらいの範囲に1週間ほど前に腐葉土や堆肥、苦土石灰を入れて寝かせていました。これが大変でした。また水はけを考えて3箇所ほど、深さ50cm直径15cmくらいの穴を掘って堆肥などを入れています。

下記は今年の6月に挿し木して1m以上になった苗を選定して芽を3つ残しています。ちょっと土地が変形なので、一文字というよりT字になるように仕立てる予定。

一文字のやり方は『果樹栽培ch』さんのこちらの3分15秒という短めの動画が、非常にシンプルで分かりやすい。

イチジクにおススメ! 一文字仕立ての仕立て方

この動画のやり方を一文字ではなくT字になるようにします。

まとめ:いちじくの鉢植えと地植え

鉢植えか地植えか、どっちが良いのか?

いちじくは、地植えがおすすめ。収穫時期は、毎日のように食べたいので私は地植えもします。

ただし、いろんな品種をすべて地植えする場所はないので、食べて美味しかった品種については地植え、それ以外のものは鉢植えにしています。例えば、桝井ドーフィンは地植えにして、実が小さいホワイトイスキアは鉢植えなどに。

鉢で実ったドーフィン

また病害虫によって枯れるリスクも考えて、植え替え用に鉢植えにもしています。一番いいのは、鉢植えも地植えもすれば最高。

  • スペースが確保できるなら、たくさん収穫できる地植え。
  • 多くの品種を栽培したいなら鉢植え。

YouTube『「Noriさん」いちじくVlog/「Nori」Figs Vlog』さんの【イチジク栽培】5倍密植という動画で、地植えで密植栽培という方法が紹介されています。この方法を使えば、地植えでもたくさんの品種を栽培できそうです。

【イチジク栽培】5倍密植

また鉢植えで、さらに多くの品種を植えるアイデアを、下記の『藤井農園』チャンネルの動画で見つけました。

【いちじく革命】ハウスいちじくの栽培について!

鉢植えでまっすぐ1本仕立てにすれば、スペースをそれほど取らないので、たくさんの品種が植えられそう。風で倒れないように支柱で固定する必要はありますが、剪定や芽かきも簡単そうです。

密植栽培のメリット

笑顔で指さし これ

カミキリムシの被害にあっても、被害が少なく抑えられます。

私は田舎に住んでいるので場所は多少ありますので、地植えと鉢植え、両方楽しみます♪
住むには不便なところもありますが。

こちらを読むとさらに詳しくなります。

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釣りやほったらかしのレモン栽培などをきっかけにブログで発信。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。
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