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イチジクの鉢植え栽培はオススメ?【6つのメリットと4つの気になるデメリット】

イチジク鉢植え
市場に出回っているイチジクの過半数を占める人気の品種ドーフィン。食べても美味しく、鉢植えで育てやすいので初めての方にもおすすめ。それらのメリットと、ちょっと気になるデメリットについてまとめています。

ホームセンターなどで購入してきたイチジクの鉢植えも、ほぼドーフィンは売られています。この記事ではこの品種を想定してすすめていきます。

鉢に根がしっかり回っていて、根が土をしっかりつかんていたら鉢のサイズを2号、合大きいサイズに植え替えます。もし崩れそうなら元に戻して、その年は育て来年の春に植え替えします。

実がなっていても私は摘果します。

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イチジクの鉢植え栽培【メリットとデメリット】

鉢で実ったドーフィン

イチジクは鉢植え栽培で、実を十分に収穫できる果樹ですが、メリットとデメリットを参考にすると、より安心して楽しく育てられます。

イチジクの鉢植え栽培のメリット

  1. 結実しやすい(根域制限・・・根の伸びる空間を狭くする)。
  2. 木を小さくコンパクトな樹形に抑えられる。
  3. (ある程度の場所があれば)複数の品種を楽しめる。
  4. (10号以下の小さな鉢なら余裕で)移動できる。
  5. 土壌内の病原菌が原因の病気には感染しない(感染しづらい)。
  6. 水の管理がやりやすく、甘い実を収穫できる(かも)。

鉢植えで栽培した方が、イチジクは実がなりやすい。

例えばビオレソリエスと言われるイチジクは、地植え栽培だと木はどんどん成長しますが、実がなりにくく幻の黒イチジクと言われます。しかし鉢植えでは意外と簡単に実がなります。

ビオレソリエスの鉢植え

ビオレソリエスの鉢植えで結実

鉢植え、日当たりが悪ければ移動できるのが大きなメリット。季節によって太陽の位置が変わり家の陰になる場合でも、長く日光が当たる場所に移動できます。

鉢植えのデメリット

いちじくの鉢植えが、あと少しで枯れるところでした。

しおれたイチジク

鉢植えではデメリットがほかにもあります。

  1. 実が小さく、収穫量も少ない。← 意外と気になるかも。
  2. 毎年植え替えが必要。← 地味に面倒。
  3. 木を大きくしづらい。 ← 鉢を大きくするほど地植えに近くなる。
  4. 水切れで枯れるリスクが高い。← 真夏日、酷暑日は特に危険!

鉢植えは、土の量が少なく根の量も少ないので木が大きくなりにくい。イチジクの場合は、鉢植えで木が小さいと実もが小いく実の数も少ない。地植えできる場所があれば植え替えも検討してみては?

イチジクの場合は成長がかなり早いので、鉢内に根がぎゅうぎゅうにつまります。そのため、毎年植え替えしないと成長がとまり収量が減る可能性も。

鉢植えは場所があればたくさん置けますが、問題は植え替えの手間。

鉢の数が多いと、これが意外とめんどくさい。用土の準備などが大変。庭なら多少の土が下に落ちても気になりませんが、ベランダだと汚れるので下にブルーシートなどを敷くなど対策は必要ですね。

ベランダなどで2~3鉢植える程度なら問題ありません。10鉢20鉢は大変かも。

水切れに要注意

問題は水切れ。根腐れを恐れ排水性のよい用土で植えると、夏場は朝に水をやっても昼には葉がしおれます。もし夕方に水やりを忘れると、翌日には葉が枯れ始める・・・なんてことも。結実した実が落ちたり・・・。

イチジクの葉は大きいので葉からの蒸散が多く、真夏日など連日の猛暑や風があると土の水分はどんどんなくなります。それでなくても高温なのに水切れを起こすと、木が弱りかなりのダメージ。イチジクの場合は、適切な用土を使っていれば根腐れより水切れが怖い。

土の配合は赤玉土7:腐葉土3が一般的。下記のYouTube『園芸農家イシヅキちゃんねる』チャンネルさんの【イチジク】鉢増し植え替えの実演解説を園芸農家がやっていきますが、とても参考になります。

【イチジク】鉢増し植え替えの実演解説を園芸農家がやっていきます

私のようにさらに排水性を高めようとして、ココチップなどを入れると、排水性が高すぎて保水力が低下し真夏は、1日2回は水やりしないと危険です。

あまりアレンジしないで、基本の用土で様子を見ることをおすすめ。私の場合は、もう枯れそうだったので真夏の7月後半に根鉢をくずさず、そっと大きい鉢に植え替えました。

さすがに40℃近い日なので日中に葉が多少しおれるのは仕方ないのですが、ちょっと心配で主力の品種はたくさん食べたいので地植えも検討中。

イチジクはブルーベリーやレモンなどと違い、成長がともても早く鉢植えの場合、すぐ水切れを起こすので鉢増しは3サイズアップでも全く問題ありません。大きいほど成長が早い。

※品種によっては3サイズ以上アップにすると、地植えと同じような環境になり実がならず、木ばかり大きくなる場合があります。

ドーフィンやホワイトイスキヤなど結実しやすい豊産種は良いですが、ビオレソリエスなどは2サイズアップが良いかもしれません。私の場合は3サイズアップでも実はなりましたが。

ちなみに自動潅水システムを使うと、水やりを自動でできます。水道の蛇口を自由に使える前提となりますが、自作すると1万円程度でこのシステムを作れます(導入済み)。

イチジクの鉢植え栽培のメリットとデメリットまとめ

イチジク鉢植え

  1. 結実しづらい品種でも実がなりやすい。←メリット大!
  2. 木を小さくコンパクトに維持できる。場所に限りがある方向き。
  3. デメリットは、地域や鉢を置く場所によっては水切れしやすい。

イチジクの魅力に見せられると、いろんな品種を植えたくなります。

鉢植えだと大きくなりやすいイチジクを小さく維持できるので、ある程度の場所があれば複数の品種を植えることができるので、いろんな味が楽しめるメリットが大きいと思います。

(桝井)ドーフィン、ホワイトイスキヤ、ロングドゥート(バナーネ)、ヨルダン、ゼブラスイート、リサ・・・たくさんの品種があるので、場所がある方は様々な鉢植えを楽しんでみませんか?

そして庭に植える場所があれば、食べて美味しかったイチジクを地植えして、もっとたくさん収穫するのも素敵だと思います。

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釣りやほったらかしのレモン栽培などをきっかけにブログで発信。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。
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