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挿し木したイチジクを年内に鉢植えで早く大きくする方法【桜香流】

5月中旬に挿し木したホワイトイスキアの9月中旬の様子。

5月中旬に挿し木したホワイトイスキアの9月中旬の様子。

挿し木したイチジクを、年内に鉢植えで早く、できるだけ大きくする方法。

結論からいうと、超短期間に何度も植え替えます!

年内に大きくしたいとか、実を1個でも2個でも食べたいなら遅くても4月中がおすすめ。8月過ぎても挿し木自体はできますが、気温が低下していくので成長が極端に遅くなります。

4~9月まで挿し木したことがありますが、8月以降は成長がかなり遅くなります。4月が適期だと思います。遅くても5月中旬くらいまでに終わらせたい。

※補足 ドーフィンやホワイトイスキア、ヨルダンなど、筆者は挿し木から年内に実まで食べることができました。この年は猛暑で秋も真夏日が連日あったため、実が熟したと思われます。寒冷地などでは熟すまでの期間が不足すると思います。なお本格的な収穫は、来年になると思います。

品種によっては、成長が遅いかもしれません。
※注 ここに記載している内容は、あくまでも個人の見解であり内容を保証するものではありません。実際に参考にされる場合にはご注意ください。万が一、不利益や不具合等を生じた、いかなる事象もすべて自己責任となります。
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イチジクを年内に鉢植えで早く大きくする方法

下記の時期は一例です。

3号(9cm)ポットや鉢等で挿し木。3月~桜が咲く前くらい。休眠挿しの場合は、2月頃。乾燥しやすい時期は、最初の10日くらいは、朝に底に少し水を入れておくと昼くらいまでは水があります。

発根したら、根鉢を崩さず6~8号ポットや鉢等に植え替え。5月頃(挿し木した時期によって異なる、以下、季節は目安)。下記は素焼き鉢。

イチジク鉢植え

2か月後、根鉢を崩さず10号鉢に植え替えます。7月頃。梅雨が明ける前には植え替えを終えたい。

2か月後、根鉢を崩さずさらに大きな鉢か地植えにします。9月頃。このころには、木の高さは1mは軽く超えているか、枝分かれして大きくなっています。

日中にしおれるようなら、鉢に根が回っているので植え替えのタイミング。

笑顔で指さし これ

ポイント

イチジクは、根の勢いが早く葉も大きいのですぐに鉢内に根が回り詰まってしまいます。できるだけストレスがない間に大きい鉢に植え替えることで、木がどんどん大きくなります。

植え替え時に根鉢を崩さないのは、短期間で植え替えを行うので根が詰まっていないから。無理にほぐすと、根が切れたりしてそこから病原菌が侵入する恐れもあるため。

うちの庭はネコブセンチュウが発生した場所があり、仮に鉢植えでも侵入する可能性があるので。イチジクの一般的な植え替えは1年に1回ですから、かなりパンパンに根が詰まります。

この期間、絶対にしおれさせないようにします!

イチジクは葉が大きいので、葉っぱからの蒸散もかなり多いと言われています。一度でもしおれさせると、苗が弱り年内に大きくならない可能性があります。もちろん枯れるリスクも。

しおれたイチジク

これだけを注意すれば、イチジクは年内に大きくなります。木が大きくならない場合は、鉢に根が詰まって植え替え時期を過ぎている可能性。

上記のイチジクは、復活後、地植えしました。鉢の中に根がぎっしり。イチジクは環境さえ良ければ成長が早すぎ。ちなみに私の栽培地域は、気温は中間地だと考えてください。この年は、晴天率が高く(雨が降らない)気温も高いので、潅水さえしっかりすればイチジクの環境は良かったと思います。

イチジクを大きな鉢で植える【アイデア】

イチジクは挿し木が非常に成功しやすい。ブルーベリーなどと比べると、気温にもよりますが1か月程度で発根。2か月もすると小さなポットなら、そこから根がでるほど。しかも根も太め。ちなみにレモンも早い(品種によるかも)。

ここからは私が考えたアイデアで、実際にはまだやったことがありません。

10号以上の大きな鉢に、用土(赤玉土と腐葉土等)を入れます。私の場合、鉢の底付近にマガンプKを適量入れます。

次に空き缶程度の穴を鉢の真ん中につくります。

その中に鹿沼土を入れ・・・挿し木します。

これで発根しても植え替えることなく、そのまま大きくなるまで、植え替えの手間がなく大きく育つはず。あくまでもアイデアです。

この方法、畑で挿し木するのと同じだと思います。畑で挿し木すると、早く大きくなります。

水やりなどは、ポットで挿し木する場合に準じます。肥料成分があまりない用土なら、鹿沼土なしでも成功するとは思いますが、私の場合は念のためです。

イチジクの挿し木、トマトなどの挿し芽と同じで成功しやすい。挿し木で注意したいのは、用土の乾きすぎ、水やりしすぎ。この辺りは栽培環境によります。

まとめ:挿し木したイチジクを年内に鉢植えで早く大きくする方法

イチジク(ドーフィン)を5月初旬に購入したのですが、最初の1か月はあまり成長せず不安になり新たに苗を購入。念のため挿し木でも増やした(5月中旬)のですが、6月くらいからぐんぐん成長。

ドーフィン・・・増えすぎ。

イチジクは根が張ってから、木が成長を始めるので目に見える成長は時間差がありますね。

結果的に購入した苗も、その年にも収穫できました。挿し木した方は、1mを超えたので先端を剪定してまた挿し木、苗だらけになりました。

イチジクは穂木(さし木する枝)が10cm以上あれば、成功の確率は極めて高い。ただ2~3cmくらいの大きさの先端の部分は枯れやすい。

下記は小さな穂木で水管理は難しく、初期成長が遅い。何とか根付きましたが10cm、できれば15cmくらいあると成長が良い感じです。

なお根付くまでは、風対策は必至。挿し木した枝が風で揺れないように対策してください。

鉢で挿し木される場合には、支えの棒に縛っておくのが良いかも。私は風が当たらない場所に鉢を置いていました。

下記でイチジクの挿し木の様子をまとめました。

詳しい挿し木の様子 イチジクの挿し木から鉢植えで育てる方法【実際の栽培の写真】

YouTube『園芸農家イシヅキちゃんねる』さんは、プロのイチジク栽培農家さん。その方の挿し木の様子【イチジクを挿し木で増やす】園芸農家が穂木づくりの実演&解説は興味深いです。

【イチジクを挿し木で増やす】園芸農家が穂木づくりの実演&解説
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釣りやほったらかしのレモン栽培などをきっかけにブログで発信。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。
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