タモ枠(ランディングフレーム)が小さくて苦労されているのを見ました。
どう見てもヘチ釣り用の45cmくらいの玉枠。あれはシーバスには不向き。タモ入れをするときに、横に走られたり抵抗されると初心者の方は苦労されていました。
おそらくチヌ釣りをしていて、シーバスが釣れるのは想定外だったようですが、海は予想外の魚も釣れることも。
もし動き回らずに釣られるなら、タモ枠は大きいものをおすすめします。
目次
65cmクラスのタモ枠がおすすめ
大は小を兼ねると言いますが、45cmのタモで大型のシーバスを取り込もうと思うと、慣れていないと失敗して目の前でバラス危険が。
タモに関しては、チヌのヘチ釣りでも無い限り、大きい方が安心できます。
ただし無制限に大きいと、価格が一気に跳ね上がるので、私のおすすめは価格とのバランスを考えて65cm。
80cmクラスになると、この記事で紹介するタモの倍近くになります。
玉枠よりタモ枠
玉枠というのは、丸い形のタモ。チヌならこのタイプが使いやすい。
シーバスは縦長のタモ枠を使います。
ダイトウブク ファインフレーム L
ダイトウブク ファインフレーム L
- 枠径:縦65cm 横50cm
重さも175gと、このクラスでは標準的。高級なものは、チタンフレームなどで軽量化されていますが、私はこれで十分。
シーバスメインで、動き回らなければ大きめのタモの方が安心して取り込めます。
ちなみにSSやMサイズもあるので、Lサイズを選びましょう。
ベルモント アルミオーバルフレーム L-600 MR-193 タモ
ベルモント アルミオーバルフレーム L-600 MR-193 タモ
- 枠径:縦65cm 横50cm
こちらも重量は約180g程度。
陸からシーバスを狙うのに、サイズも重さもちょうどいい感じ。
移動しながら釣るなら
あちこち移動されるなら、タモはコンパクトにたためる必要があります。
ヘチ釣り、ルアーなどで足で稼いでポイントを探るとき、タモがかさばると移動が制限されます。
そんなとき、フレックスアーム Ver.Ⅱ 755を使うと、タモ網をコンパクトに折りたためて便利。
これでいざというとき、大物にも焦らず対応できます。
ちなみに私も車にタモを入れていた時に限って、大きなヒラメがヒットして苦労したことがあるので、すぐ取り出せる位置にタモを用意しておきましょう。
初心者にありがちな恥ずかしいという発想
私も経験があるのですが、初心者が大きなタモを持って釣るのは恥ずかしくて気が引けます。
私は恥ずかしくて、タモを車の中に入れていたのですが、あるとき大物が釣れて苦労してからというもの、必ず手元にタモは置くようにしています。
歩き回るときは、ベスト(救命具と兼用)の背中側か、腰に引っかけるようにしているので、いつでもタモを取り出せます。
釣りはベテランが釣れる保証はどこにもありません。初めてきた釣りのポイントで、いきなり大物が釣れることもあります。
私も初めての場所、初めてのワインド釣法でいきなりマゴチがヒット。
初めてのアジの泳がせ釣りで、ヒラメがヒット。
ちょうど地合いで、水温、時間、海流の流れ、潮の満ち引き、小魚がたくさんいる状況、大型の魚が群れでいるときに釣りをしていれば、初心者でも十分に大物が釣れます。
それはいつか分からないので、準備はしておくのが安心。
ちなみに、サビキ釣りで60cmのボラが釣れたときは、タモがなくて相当に苦労しました。
また投げ釣りでキスを釣っていて、マゴチが釣れたこともあるので、油断していると大変悔しい想いをすることも。
ぜひタモは、常備するようにしてください。
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。