「泳がせ釣りのエサは、何を使えば良い?」
泳がせ釣りは、初心者でも大物が釣れるので、人気が高い釣り方です。釣り方は簡単で、エサとなる魚に針をつけて、あとは投げて待つだけ。
たったこれだけで、30~60cm級のマゴチやヒラメ、シーバスなどの大型の魚を狙えます。
ところがエサが問題。
私がやっている方法を、下記にまとめました。
泳がせ釣りの餌
泳がせ釣りのエサは、第一番はアジ。私がヒラメを釣る時に使ったエサは、現地でサビキで釣ったアジ。
サイズは10cmくらいでしたが、ヒラメが食らいつきました。なぜアジがエサに良いかというと、現地調達しやすいから。
ただ問題は・・・アジは回遊魚。
参考 アジの泳がせ釣り仕掛け
港や堤防に群れが回ってこないと、釣れないことも多い。そんな時は、別の小魚を使えばOK。
例えば・・・
釣れた小魚が餌
現地の釣り場で、釣れた魚をエサにするのが一番!
やはり、その海の大型の魚は、何を食べているのかというと、その海を泳いでいる小魚。
だから現地で釣って、それをエサにするのが一番釣れる。いつも食べている魚なら、警戒心も低くて、釣れやすい。
仕方なくワームやらジグやらで探ってみたものの、当たり来ず。というか魚の気配がない。
帰ろうとしたら、妙な場所でたたずんでいる若者2人がいたので談笑。何か小魚が群れてるけどなんだろう?との事。
サビキやってみようか?小魚入れ食い。コノシロ?
これを餌に泳がせ釣りをやってみます。 pic.twitter.com/VMdgvmyeRy— ゆしろん (@yushiron32) 2018年1月20日
ヒイラギの泳がせ釣りしてたらガッツリ喉元えぐられた…。なんだコイツは…!(゜ロ゜ノ)ノ pic.twitter.com/ArH1GCYVf6
— にゃんち@どうぶつ1000種 (@niconiconyanchi) 2015年11月22日
そこで私が泳がせ釣りをするとき、サビキ釣り。それで釣れないときは、投げ釣りでエサを確保します。
まずは針6~7号くらいの市販の仕掛けに、イソメ(ゴカイ)などをつけて、投げ釣りをします。
ハゼ・キスもエサ
私が好んでエサに使いたいのは、ハゼやキス。余ったら、持ち帰って天ぷらにすると美味しいですからね!
泳がせ釣りの餌確保 pic.twitter.com/4p02TxqOXM
— うーたむ (@RE_U_tamu) 2018年8月29日
エサがたくさん釣れたら、バケツやクーラーボックスにブクブクを入れて、5匹程度を活かしておきます。
何十匹もいたら、ブクブクでも酸欠になるので、それ以上の魚は持ち帰り用として、クーラーボックスに入れて冷やしましょう。
参考記事 釣り用【電池式のエアーポンプ】おすすめ
エサの掛け方
元気なキスやアジなど小魚を、背中や目の上(頭・鼻の付近)に針を掛けて泳がせればOK。
食いが悪い場合は、頭と背中に針を2つ掛けます。
こちらはキスを泳がせた場合。背中部分にがかじられることがあるので、そこにも針をつけると、掛かる確率が上がります。
キスの場合、背中に針をつける場合、口にしっかり針を掛ければ、ちょっとだけひっかかっているだけでOK。あまり深く食い込ませると、ダメージが大きく早く息絶えてしまう。
これでマゴチが、食らいついてきます!
天然の泳がせ釣りの実釣
8月にキスとマゴチ釣りに行ったとき、投げ釣りでキスを釣っていたら、キス独特のあの強い引きがあって巻き上げていたら、ググーッと仕掛けが持っていかれ、びっくり。
急に軽くなって、リールを巻いていくと、頭だけを残したキスがいました。
キスが掛かった仕掛けを巻き上げているとき、マゴチの前を通過したのでエサだと思って食いついてきたのでした。
実はこの後、キスが釣れて、また巻き上げていたら、さっきと同じような強烈な引きを感じました。
これって、天然、自然にできたキスを泳がせた釣りですね。今度は、しっかりと頭まで食いついたようで、40cm弱のマゴチが釣れました。
感覚的には、この投げ釣り仕掛けで釣れるのは、このサイズが限界かもしれません。ハリス(現状は1号)を太くしないとバレそう。
注意点 それ危険!泳がせ釣りの注意点を知らないと後悔するよ!
ハゼもキスも釣れない時
エサとなるハゼやキスもいないとき、現地で釣れる魚を使います。
ゼンメ(すぐに息絶えるけど)、サッパ、コノシロ、ベラ、ボラなど。
何にも釣れない
逆にエサとして使えそうな、適当な小魚も釣れないような海なら、それを食べる大きな魚の魚影も薄いので、あまり釣れないでしょう。
食物連鎖の底辺の魚がいないのであれば場所移動します。
私がマゴチを爆釣したポイントは、キスも爆釣していたので、小魚(ベイト)が豊富だから、大型の魚も期待できます。
まとめ:泳がせ釣りの餌
おすすめは、イワシ、アジ、ハゼ、小鯖、キス、ベラ、ヒイラギなど。とくにハゼは丈夫なので長く活かしやすい。
泳がせ釣りは、竿をしっかり固定しておくのがおすすめ。
大物が本当にかかると、竿が海に引き込まれます。ドラグを緩めて釣れたら糸が自由にでるくらいにするのが安心。
ただし人が多いところでは、糸がでてしまい隣の仕掛けにからまる(おまつり)ので、注意が必要です。
エサの魚を釣るところから楽しいので、泳がせ釣り、挑戦してみてください。
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釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。