フライや毛針(毛鉤)、針にハリスを巻く時に使う釣り用のバイスを購入しました。
今回、買ったのは『キャップス(Caps) タイイングツール クラウンロータリーバイス ぺディスタル』というもの。
キャップスさんが販売している、比較的、お安いタイプのバイスになります。
では早速、私のぶっちゃた感想を紹介します。
キャップスのロータリーバイスのレビュー
今回、購入したキャップスのロータリーバイスは、机の上にポンとおいて使えるタイプ。
バイスには、どこでも置いてすぐに使えるタイプと、クランプというもので机に固定して使う2種類のタイプがあります。
今回、こちらにした理由は、ロータリーバイスという点と価格の安さ。
ロータリーバイスは使い勝手が良い
バイスは針を固定する道具なのですが、安いタイプは針の向きを変えることができません。
ところがキャップスのクラウンロータリーバイスなら、針を回転させることができるので、どの方向からでも確認ができ巻く場合も使い勝手が良くなります。
文章で書いても分かりづらいと思うので、写真を見てください。
このように針を回転できるので、バランスの確認も簡単にできます。ただし必須の機能ではありません。
ちょっとした欠点
パッケージを取り出すと、部品の1つにサビがありました。ここでクレームでもいうと返品になったりしてめんどくさい。
この部分は機能上、問題のないものなのでサビで使えなくなることはありませんが、気になるので洗剤で洗って、しっかり乾燥させたらさび止め(CRC5-56など)をします。
部品の内部にはダメージはありませんでした。結構、綺麗になり一安心。
小さな傷があるとか、メッキの光沢感が足り無いとか、この価格帯で細かいことをいうとキリがないのでこの辺りにて。
説明書はないけど、使い方はすぐ分かる
組み立ては、直感的にできると思います。
下げる
バイスの針をつかむ部分を下げるには、下記の写真のネジを付属の六角レンチで回すと、バイスを上下できます。
位置決めしたら、反対に回してロック。
下向きになります。
針を挟むには
針を挟む部分をジョーというのですが、矢印の方向に力を入れると、ジョーが開き手を離すと締まります。
力がいるので、ハンドルと金色の部分を両手で支えながら操作すると安定します。
注意
下記のように回転させることはできますが、右のように使うと台が安定しなくなるので、オモリを置かないと倒れてしまいます。
取り扱いの注意点
バイスを移動させるときは、必ず下の台を持ってください。上の部分を持つと変形したり、台が足に落ちて怪我をする恐れがあります。
サビを防ぐために、シリコンスプレーなどを塗って置くと良いでしょう。あまりかけ過ぎるとベトベトするので、かけ過ぎたらテッシュペーパーでふき取りましょう。
ネジ部もさび止めしてくださいね。
まとめ
バイスは千円台から10万円を超える高級機までありますが、キャップスのクラウンロータリーバイスも、低価格帯に位置しています。
お値段以上かどうかは分かりませんが、針を固定する機能に私は不満はありません。欲を言えば針を軽く挟めたり、質感が上がれば良いとは思いますが、上を見ればキリがありません。
これでルアー(ジグ)のアシストフックも楽に自作できます。
まずは今、手を出せるバイスを使い倒して、余裕がでてフライをこの先も作りたいと思ったとき、ワンランク上のバイスを買うと良いと思います。
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下記の記事を読めば、さらに釣りに詳しくなります。
釣りやレモン栽培などをきっかけにブログで発信。子供の頃から母親に教えてもらい野菜の栽培や挿し木などの方法も学ぶ。40坪ほどの畑を借りて100種類ほどの野菜を栽培していた経験も。現在は庭で趣味の園芸を楽しむ。